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失敗すると全滅・・。失敗しないミナミヌマエビの水合わせ方法

      2015/11/12

(画像:ミナミヌマエビとマツモ

ミナミヌマエビの飼育環境は大きく分けて二つあります。

室内での水槽飼育か、睡蓮鉢や広くてあまり深さの無いプラ容器による屋外飼育です。

どちらの飼育環境でも、水作りと適切な水質作りが必要となります。

水は水道水をバケツに溜めて一日間日光に当てカルキ抜きをします。

水量が多かったり容器によっては一日ではカルキが抜けないので注意しましょう。

心配な方は市販のカルキ抜きを使っても良いでしょう。

水槽および容器にカルキ抜きをした水を張り、水底には砂利を敷き、水草を入れます。

隠れ家となる流木や小石、ブロックなども入れると良いでしょう。

しかしこれだけではまだ、ミナミヌマエビが住める環境ではありません。

ミナミヌマエビの生育に必要なバクテリアを育てなければなりません。

バクテリアが育つまでには実は長い時間がかかるのです。

水槽のセットが終わっても、ミナミヌマエビを入れる前に最低でも一週間ほど、できれば二週間ほどおいてください。

環境が整えば、いよいよミナミヌマエビを迎い入れることができます。

そこでミナミヌマエビを迎い入れるにあたって、とても大切なことがあります。

それが「水合わせ」です。

水合わせは時間をかけてゆっくりと

(画像:水合わせにあると便利なプラケース

水合わせは購入したミナミヌマエビ、野外採取したミナミヌマエビどちらにも行います。

それまでの水質と、作り上げた水の水質との差を緩和させる為に行います。

緩和させることにより、ミナミヌマエビへの負担が軽減されます。

急激な水温・水質の変化はミナミヌマエビにとって致命的です。

 

購入したミナミヌマエビはビニール袋ごと水槽に浮かべ、1時間ほどかけて水温合わせを行います。

野外採取のミナミヌマエビは小さめのプラ容器に採取先の水ごと入れて、水槽に浮かべ水温合わせを行います。

自宅で袋に入れて口を閉じると酸欠になることがあるので、プラ容器を推奨します。

できればその容器内にも優しくエアレーションをかけてあげましょう。

水に浮かべて1時間ほど経過したら、袋(容器)の水を半分ほど捨てます。

次に捨てた水と同量の水を水槽から投入して水合わせを行います。(1回目)

水槽の水を投入するときは緩やかに入れます。

流れの緩い環境を好むミナミヌマエビですので水が激しく対流しないようにします。

再び水槽に浮かべ1時間ほど経過したら同様の作業をもう一度行います。(2回目)

この時点で袋(容器)の水25%・水槽の水75%になっています。

さらにもう一度同様の作業を繰り返し(3回目)その後…というのが一般的によく見られる水合わせです。

ミナミヌマエビのような水質に敏感な生き物はこれをもっと細かく分けて行うのです。

そうすることで少しづつ水へと慣らし負担を軽減します。

しっかりと水を入れ替えた後、ミナミヌマエビを優しく水槽内へと放します。

このとき袋(容器)の水は、なるべく入れないようにします。

勢いよくザバーッと水ごと水槽へ入れたりしないようにしましょう。

他にも点滴法と呼ばれる方法などもエビの導入ではよく使われます。

▼点滴法の解説はコチラ
>>安心な水合わせ点滴法!ビーシュリンプなどのデリケートな生体に!

屋外飼育の場合も同様の手順で行います。

しかし野外採取ではなく購入したミナミヌマエビを

冬や夏の自然水温に適応させるのは大変です。

屋外飼育の場合は外気および水温が安定している春か秋がおすすめです。

丈夫な生体とはいえ、水合わせをいいかげんに行えば全滅ということもありえます。

時間をかけてゆっくりと丁寧に行えば安全・確実です。

水合わせがうまくいけば、その後の水質管理は難しくありません。

水量が減ると水質悪化の原因にもなりますので、適度に水差しをして水量を一定に保ちましょう。

水合わせを成功させて、ユーモラスに泳ぎ回るミナミヌマエビの様子を楽しみましょう。

◆最後に

今回お話したのはとても基本的な方法です。

もっと言うならばミナミヌマエビの飼育のごく一部です。

水合わせをしっかりと成功させるためには、ミナミヌマエビがどのような生き物か正しく知る必要があります。

例えば高温に弱いというお話。

屋外での水合わせ中…何か気になることはありませんか?

そう、太陽です。

この太陽の光により、水合わせのために浮かべている袋の中が…

そんなことにならないように、そのような状況であれば日除けなどの対策もしなければなりません。

上手な水合わせのためにミナミヌマエビの観察と勉強を欠かさないようにしましょう。

 

 

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