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メダカを繁殖させる時、適した時期ってあるの?

      2015/11/16

(画像:いろいろなメダカが繁殖されている)

メダカを飼う楽しみのひとつに、産卵から稚魚を育てて繁殖させることが挙げられます。

メダカは放って置いても飼育ができるほど丈夫で飼いやすい魚です。

多少コツは要るものの産卵~繁殖も容易なので、増えすぎて困ることもあります。

とはいえ、子メダカを育てるのは、親メダカを飼うのとはまた違った楽しみがあります。

メダカの繁殖に適した条件

メダカはいつでも卵を産むというわけではなく、やはり産卵に適した条件があります。

通常、水温が約20℃、日照時間が12時間を超えたあたりから産卵するようになります。

このため、自然界(屋外)では、春~秋が産卵・繁殖に適した時期といっていいでしょう。

屋内飼育の場合は、ヒーターを用いて加温することで冬の間も産卵可能となります。

しかしメダカにとって産卵はとても体力を消耗することでもあるので、休息期間はあった方が良い気がします。

その意味では、やはり自然に合わせた時期に繁殖させるのが理想的ではないでしょうか。

メダカの産卵

1匹のメスが産む卵の数は、1シーズンで1000個に及ぶとも言われています。

産卵はほぼ毎日早朝に行なわれ、一度に数個~数十個の卵を産みます。

産卵後しばらくは卵をお腹につけて泳いでいますが、産んだ卵はその日のうちに水草などに擦り付けられます。

メダカの卵の大きさはおよそ1mm程度で、ネバネバした糸で水草につけられています。

色は透明~薄い黄色で、人が指でつまんだ程度では割れないほど堅いです。

卵から稚魚が孵化するまでの期間は、およそ「250℃日」が目安と言われています。

水温が20℃なら、20℃×12.5日=250℃日、すなわち12.5日で生まれる計算になります。

ですので、おおむね10日~2週間くらいで生まれると思っておけばいいでしょう。

産み付けられた卵は、2~3日もすると中に小さな目が見えてきます。

虫眼鏡などで見ると黄色い中に2つの黒い点が見え、まるでニコちゃんマークのようです。

生まれる直前になると、卵の中でグルグル回る様子も見られるようになります。

孵化~最難関の時期

生まれてきた稚魚は、体長2mm程度で針の先のような小ささです。

お腹にはヨークサックという栄養袋があり、2~3日間はエサを食べなくても大丈夫です。

そしてこれからの約2週間が、稚魚にとっては最も大事な期間と言われています。

元々弱い個体、エサを食べられなかった個体などは、この時期に淘汰されてしまいます。

この期間の生存率は、飼育環境下では5割あれば上出来、と言われるほどメダカにとっては厳しい時期です。

そして、ここで死んでいく原因の大半は餓死と考えられています。

エサとしては市販のエサなども使われますが、大き過ぎて稚魚の口に入らないこともありますし、たくさん与えると水も汚れてしまいます。

このためメダカの稚魚の飼育には、自然のエサであるプランクトンが豊富に含まれる青水がよく用いられます。

つまり、プランクトンが繁殖しやすい春から秋にかけての季節は、稚魚にとってもエサが豊富で育ちやすい時期、ということになります。

メダカの繁殖に適した時期は春から秋

やはりメダカにとっては春から秋の暖かい季節が、産卵~繁殖に適した時期です。

毎日のように卵を産み続け、メス1匹で合計1000個以上も産卵するとも言われています。

そしてたくさんの稚魚が生まれてきますが、残念ながらすべての稚魚が生き延びて育つわけではありません。

しかしきちんとした飼育をすれば、相当数のメダカを残すことができますし、それがメダカを飼う醍醐味でもあります。

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