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初めてのドジョウ飼育!ドジョウが食べる餌って何?

      2015/11/16

愛らしい動作で、ペットとして飼育されることの多いドジョウ。

今回はそんなドジョウの「餌」について注目してみましょう。

雑食性ということ

『ドジョウは「雑食性」であり「なんでもよく食べるから」飼いやすい。』

ドジョウについて調べたことのある方は、こんな解説を見たことがあると思います。

これは基本的には正解だといえます。

しかしここで一つ注目したいのは、「雑食性」とは何か?ということなのです。

その名の通り「肉食」や「草食」の限定がなく、その双方を餌として食べるということなのですが、その「雑食」のなかにもいろいろ分類があるのです。

それは餌の質であったり、「形状」であったりします。

「雑食性」の魚は本当に「なんでも食べる」わけではありません。

そこの視点を「比較的いろいろなものをよく食べる」と変えてみることで、正しいドジョウの「食」が見えてきます。

その証拠に、まれに「与えても餌を食べない」個体がいます。

病気等で衰弱していたりする場合以外は、餌が合わない場合もあるのでそういう時は「別の餌に切り替えてみる」という方法もよいでしょう。

ただ、必ずしも「餌が合わない」のではなく、ドジョウ自体が「環境に慣れていない」ことがあるので、食べないからといって「大量の餌」を水槽内に入れてはいけません。

水質の悪化を招いてしまうのでよく観察しながら与えましょう。

また観賞魚店で購入する時は実際に「お店で何を与えていたか」という事を聞いておくとよいでしょう。

何を与えたら良いのか

いろいろと食べる生き物に関してはある意味悩ましい問題です。

なんでも食べるからといって、あまり偏った食事をさせるのも良くない場合があるからです。

(画像:ドジョウの餌

よく使われるのは、「沈下性」という「沈むタイプ」の人工飼料です

色々なものが配合されているため使用しやすく、「乾燥餌」であれば保存も楽です。底で暮らす魚用に作られているので、ほどよく水中でバラけて食べやすい状態になるものも多いです。

できればあまり大型の魚に向けて作られた製品よりも、「ドジョウと同じくらいの大きさ」の魚向けに作られたものがよいでしょう。

ドジョウは身体の大きさの割に口の小さい生き物なので、それよりも小型の魚を対象としたものでも充分かもしれません。

「大型の魚」の餌は「丸のみ」することを前提としているものもあり、そういうものはドジョウに適してはいないといえます。

よく使用されるのはまさに「ドジョウ用」と売られているものや、似たような餌の食べ方をする「コリドラス」等の「底のほうで暮らす」魚の餌です。

他にも「植物質」の強い餌や「冷凍アカムシ」等、いろいろとバリエーション豊かに与え、バランスよく育てる方もいます。

雑食生だからこそ食べるものは多いので、いろいろ考えて育てる必要があるのです。

一種の魚に「複数の餌」を使用して育てていく方法は、割とよくある「飼育法」です。

初心者の方は、まずは「与えやすく管理のしやすい人工飼料」からはじめてみて、その後いろいろと勉強していくのもひとつの方法ではないでしょうか?

ドジョウ底モノ

(画像:アルビノのドジョウ

彼らはよく、「底モノ」と呼ばれます。

それは彼らが「水底」を主として生活する生き物だからです。

そんな性質を利用し、混泳水槽の食べ残しを食べるお掃除屋さんとして、飼育する方も多いと思います。

しかし、その場合「上を泳ぐ魚が餌を食べてしまい、ドジョウに必要な量が行き渡らない」ことがあります。

その場合は前の項目でもお話した、沈下性の餌が販売していますので、それをちゃんと「ドジョウ用」として与えましょう。

また、少し大きな魚と混泳していると、沈下性の餌が「沈む前に」食べられてしまう時があります。

そういう場合は水深より長いアクリルパイプ等で、「餌が沈むまで他の魚に食べられない水底までの空間」を作り、「直接底に餌を落としてあげる」など、ドジョウが餌を取りやすい工夫をしてあげましょう。

混泳水槽では、その独特の口の形状からそこまで、「餌を食べる速度が速い生き物」ではないということも意識しておいてください。

ドジョウに餌を与える時は、「ちゃんと食べれているか」という事を気にしてあげる事が大切なのです。

よく食べる生き物

雑食性の魚に多いのは、よく食べるという特徴です。

ドジョウもそのとおりに、よく食べる生き物です。

環境に慣れてきたドジョウは、水面に浮かぶ餌も貪欲に食べようとすることもあるほどです。

しかし食べるからといって、与えすぎはよくありません。

食べ残しが出るようではまず、与えすぎです。

それ以外にも、一度に大量に与えると消化不良の原因になってしまう時もあります。

餌は「少なめをこまめに」与えるほうが良いのです。

餌を考えるということ

餌というものを考えると、今回のお話以外にも色々と見えてきます。

それは飼育する上でとても重要なことであり、またその種を楽しむことにもつながることです。

せっかく飼育しているドジョウですから、「なんでも食べる魚」から「いろいろな餌を食べる魚」と考え方を変えて、その好みや生態を知っていってみてはどうでしょうか?

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