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ボトルアクアリウムでメダカを飼う基本的な準備と考え方

      2015/10/07

小さな容器でろ過器を使わず飼育するボトルアクアリウム。

今回はそのボトルアクアリウムで「メダカを飼育する」というお話をします。

「小さな容器に泳ぐメダカ」それは、とても可愛らしいセットですがその扱いには注意が必要です。

ボトルアクアリウムでメダカを飼う前に

(画像:プラスチック製のボトルも選択肢の一つ)

まず「メダカを飼育するためのボトルアクアリウム」を用意しましょう。

いきなりですが、上手く飼うためには「メダカを飼うのはしばらく待つこと」が肝心です。

ボトルアクアリウムは容量が小さいため環境が不安定になりやすいので、事前のしっかりとした準備が大切なのです。

何を入れるか決めよう

ボトルアクアリウム内に、なにを入れたいかを先ず決めましょう。

浮草のみのシンプルなもの、よりこだわって砂を入れ水草を植えてもよいでしょう。

これは管理の難易度にも関わる事ですので、これをよく考える必要があります。

まずは「ある程度メンテナンスのしやすいセット」にするのが成功への秘訣といえるかもしれません。

以下にその「ポイント」を書いておきますので参考にしてください。

①できるだけ水量を多くしよう

(画像:このようなプラケースも利用できる)

容器はできるだけ水量の多いものにしてください。

小さいボトルは水温の変化が大きくそれを少しでも緩やかにするためです。

それと「水面」が広めのものを選ぶことも大切です。

メダカは「水面付近」を好む魚ですのであまり狭いものは飼育に適していません。

②置き場所を考えよう

(画像:水量の少ない容器は外気温の影響を受けやすい)

夏場の窓際で日光が当たりすぎると水温が高くなりすぎてしまい危険です。

そのようなトラブルを避けるため、事前に予定している場所に「ボトルに水のみを入れて」置き、水温計で測定するなどしてみましょう。

③底の掃除がしやすいようにしよう

(画像:掃除のしやすい道具で長期的な維持を

ボトルアクアリウムは容器の口がそう広いものではないので、「スポイト」等で底に沈んだ食べ残しや糞を取り除くという作業があります。

あまり複雑なレイアウトにしてしまうと「うまくとれない」場所がでてきてしまうので注意してください。

④同じくらいの容量の容器を用意しておこう

飼育容器とは別に同じくらいの容量の容器を用意しておきます。

それを「水換え用」の水をしばらくおき「飼育容器の水温」と揃えること等につかいます。

透明のプラケースなどがあればそれで良いと思います。

それ以外にもいざというときに魚を隔離したり、スポイトでとったゴミを一時的に入れたりと色々と役に立ちます。

⑤強い水草を使用しよう

ボトルアクアリウムの水草

出典 http://midorikimidori.blog106.fc2.com/

あまり繊細な水草では枯れてしまい水質を悪化しかねません。

また照明を使用しない場合などはより注意が必要です。

水草を購入するときは専門店等で「自分の設置する環境」を話しそれでも育てれる水草を選択するようにしましょう。

このようなことを気にしながらボトルアクアリウムをつくり、しばらくはそのままメダカをいれずに管理しましょう。

特に「植物が枯れてしまわないか」と「水温」を気にするとよいでしょう。

「環境を落ち着ける」為にまつという意味もありますが、これは何よりも「これからメダカを飼育する環境を知る」ためでもあるのです。

入れるメダカの注意点

ボトルアクアリウムで「飼育するメダカ」の注意点です。

メダカを選ぶ際は以下の様なことを気をつけることが大切です。

①健康な個体であるか

これは通常に飼育する上でも大切です。痩せすぎていたり病気にかかったりしているメダカは避けてください。

②成熟しすぎた個体ではないか

こちらはコツですが、少しこぶりな若い個体のほうが環境への適応能力が高い傾向にありますので覚えておくと良いです。逆にあまり老成した個体は「環境変化」に弱いとも言えます。

③屋外慣れしすぎた個体ではないか

長期に屋外で飼育されていた個体は、室内という環境へ移り変わることを苦手とする場合があります。特に室内と室外の気温差が大きい季節は注意してください。

④必ず複数、でも少なめに

(画像:メダカの数と水量をよく考えよう)

メダカは群れを好む生き物です。

必ず二匹以上で飼育してあげましょう。

ただボトルアクアリウムは小さいので「できるだけ少なく」することも大切です。

過密飼育は最初はうまくいくように見えても、すぐに水が傷んだり酸欠などになりやすいのでやめてください。

このような点に気をつけて、ボトルアクアリウムのメダカを選びましょう。

メダカを買ったら

それではメダカの飼育を開始しましょう。

メダカをボトルに入れる際は「水合わせ」を少し長めに行ってください。

そのやり方は以下のように行うとよいでしょう。

①水を多めにボトルに入れておこう

メダカを購入する数日前にボトルに水を多く入れておけば「その余分」を使用して「水合わせ」を行えます。

②「飼育容器とは別の容器」にいれよう

前途した飼育容器と同じくらいの容量の容器に、購入時の「水とメダカ」をいれます。(別の容器で飼育していたメダカを移動する場合は「メダカの元々いた容器の水」をいれてください)しばらくそのままでボトルの横にでも置いて、まず「水温」を揃えます。

③少しずつボトルの水をいれよう

温度が揃ったら今度はボトルの水を少しずついれ「水質」を合わせます。

メダカのいる容器の水が多ければ少し減らしてからでも良いです。

容器の大きさにもよりますが10分毎に足す感じです。

一時間か30分ほどかけて「メダカの入っていた水」を3倍くらいうすめましょう。

この時にただ足していくと「ボトルの水」がなくなってしまうので「水合わせ用の容器」の水を少しずつ捨てながらやると良いです。

水合わせを行ったメダカをいよいよボトル内に放します。

できるだけ静かに優しく放してあげてください。

◆メダカを落ち着けるために

まずメダカをいれたら一日は餌を与えず、あまり刺激しないようにしてください。

近くで照明をつけたり消したりなどもよくありません。観察は驚かさないようにしましょう。

メダカのボトルアクアリウムを失敗しないために

メダカのボトルアクアリウムを開始したらいくつか気をつけたいことがあります。

そうすることで失敗を減らしましょう。

・餌は少なめに

少ない水量を悪化させないために「餌は少なめ」にします。

メダカは良く餌を欲しがる生き物ですが一度に与えすぎるのはよくありません。

それに沈んだ餌はメダカは取り残すことがあります。浮くタイプの餌を「食べきる様子を確認しながら」与えてください。

・密閉しないこと

蓋等で完全に密閉してしまうのは狭いボトルアクアリウムでは非常に危険なことです。

水面が空気に触れていることは「水中に溶けている酸素」ととても密接だからです。

蓋をする際は、必ず隙間を開けて通気するようにしてください。

・水深は少し浅く

容器ぎりぎりまで水をいれてしまうと「メダカの飛び出し事故」がおきやすくなります。

ある程度水深を下げることでそれを防ぎましょう。

また、ドアの近くなど騒がしい場所ではメダカが驚きやすいのでそういった場所に設置しないことも「飛び出し事故の防止」につながります。

・季節に合わせた置き場所を考えて

夏と冬では「室温」の変化も違います。

できるだけ「変化の少ない」場所を選んでください。

「暑すぎる」等の場所も避けるようにしましょう。

ただあまりしょっちゅう動かして環境を変動させすぎるのもよくありません。

なので季節が変わる前に、いくつか候補を考えておくとよいでしょう。

メダカをボトルアクアリウムで飼うということ

メダカの飼育の中でも「ボトルアクアリウム」は少し難しい場合があります。

ですが、コツをおさえうまく完成できれば、小さなボトルの中で「身近」にメダカの姿を観察できる素晴らしいものです。

何匹もメダカを飼育されている方が、「鑑賞」するために「一時的」にボトルアクアリウムを作ることもあります。

メダカのボトルアクアリウム。

始める前に「何故ボトルアクアリウムなのか」を考えてみると「成功」しやすいかもしれません。

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