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流木のあく抜きには重曹が効果的?効果的なあく抜き方法はどれ?

      2015/11/17

アクアリウムのレイアウト素材である「流木」のあく抜き。

重曹を利用した方法などが紹介されたりしていますが、実際はどうなのでしょうか?

今回はそんなお話をしようと思います。

あくとは

「あく抜き済」ではない流木を水槽に入れると、水が茶色くなることがあります。

アクアリウムの世界では、この茶色くなるものを流木の「あく」と呼ぶことが多いのです。

こちら実は「魚には害が無い」と言われています。

(画像:流木に水草をつけて使用する方法も人気が高い)

しかしその「茶色い水」が「鑑賞面ではマイナスになる」と考えられることが多く「あく抜き」というものが行われています。

アクアリウムの世界ではその「茶色い水」の効果を狙いそのまま使用することもありますが、今回はその話ではなく「あく抜き」に焦点を当ててみたいと思います。

重曹を使うと効果的?

流木のあく抜きに重曹が使われることがあります。

簡単にいえば、重曹を溶かした水に流木をつけて、「短期間」でアクを抜いてしまうという方法です。

しかしこちらはあまり初心者にはおすすめできないと思われます。

何故なら流木は水質を「弱酸性」へ傾けるものでもあり、重曹は「アルカリ性」の物質だからです。

少し難しい話かもしれませんが、この「酸性、アルカリ性」という水質の要素は魚にとって需要なものなのです。

そういった理由から、「重曹を溶かした水につけた後の流木」をそのまま水槽に入れてはいけません。

必ず染み込んだ「重曹」を流木の中から、抜いてあげなければならないのです。

もちろん適切な手順をふめば水質に与える影響を少なくすることは可能です。

ただ重曹はアクアリウム用品でもなく、「あく抜きの使用法」が明記されている商品でもありません。

ですからちゃんと把握し理解できる人でなければ、扱いは難しいのです。

「使用量」や「重曹抜き」の期間を間違えれば水質に大きなダメージを与えてしまいます。

(画像:あく抜きパウダー

似たものに「あく抜き剤」として販売されている商品があります。

こちらも同様に水質への影響等を正しく把握し、水質検査薬等で計測を行うほうが安心です。

水につける

これはよく行われる方法ですし、とても安全性が高いです。

ただ、時間がかかるため「保温性の高い容器を利用しお湯につける」ことや「煮沸」する等の方法を取る時もあります。

そのどれも水が茶色くなったら捨て新しいものに変えて、再度行い、アクが出なくなるまで続けるという単純なやり方です。

水を利用するときは数日おかないとあまりあくが出ないなどもありますので、その交換頻度は下がります。

作業時間がある時に「煮沸」や「お湯に漬ける」ことを行い、それ以外は水につけて置いておくというように組み合わせてもよいでしょう。

水だけではしっかりとあくが抜けるのに、一月以上はかかることがあるので覚えておきましょう。

活性炭を利用する方法

(画像:ブラックホール

フィルターに活性炭をいれて吸着させる方法です。

こちらは「あくなどを吸着」する能力があるものです。

ただこれらには「使用期限」があり、その効果がいずれはなくなってしまうので交換が必要だということです。(吸着限度の過ぎた活性炭を入れておくのは水質に良くない場合もあります)

水槽内にあく抜きをしていない流木を沈めて、フィルター内に活性炭を入れる方が多いようです。

製品や使用条件による効果の差ももちろんありますので、説明書等をよく読んだりして利用しましょう。※吸着効果などによる水質への影響は存在します。

あく抜き済みの流木

抜き済み流木を使用する「方法」とは少し異なる話ですが、ショップでは「あく抜き済み」の流木を販売しているところも多いのです。

こちらは少し値段が高くなることもありますが、そのまま使用してもあくはほとんど出ることはありません。(中には完全に抜けていないものなどもあります。不安な場合は店員さんに聞いてみましょう)

色々な流木

色々な流木が世の中には存在しますが、まずは「アクアリウム用」として販売されているものを使用することをおすすめします。

何故かと言うと、採集品やその他のものは「水槽にいれること」を前提としたものではないので、余計なものを含んでいたりすることがあるからです。

また、利用する前にはしっかりと洗うことが大切です。

この場合は、必ず洗剤などを使用しない「水洗い」にしてください。

表面の汚れを落としてからあく抜きし、あく抜き後も一度綺麗に洗い流してから水槽に入れるとよいでしょう。

まとめ

理解できる方法を使用することで、今回は大まかに分けて三種類の方法を紹介させていただきました。

流木のあく抜きは、大きさや材質等の条件でも大きく期間が変わったりと、簡単に目安の出せないものです。

一番簡単なのは、「期間はかかるけれども目で見てわかる」水に漬け込むことであると思います。

それ以外の方法も良い面、悪い面が存在し、どれが正しいとは言い切れません。

ただ「理解できる」方法を行うことでその後の不安を減らし、「長く使うレイアウト素材」とできるのではないでしょうか?

魅力的な流木はどれひとつとして同じ形のものが存在しません。

あなただけの流木を見つけ、より良いレイアウトを作ってみてください。

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