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メダカのお腹に白い斑点よくある病気、白点病の治療方法

      2015/11/17

メダカを観察していて、行動が少しおかしいと思ったことありませんか?

少し様子を見ていると、体が痒いのかお腹を岩やガラスに体をこすりつけるような泳ぎ方をしていたり、体に白い斑点が出来ている子を見つけたことがありました。

これは、「白点病」という病気の症状です。

熱帯魚や金魚などではよく見られますが、メダカはあまりかかることのない病気です。

熱帯魚や金魚等の飼育をされている方にはよく知られた病気ですが、魚飼育初心者の方は対処法など悩まれると思います。

治療方法は他の病気とほとんど一緒なので、慌てずにメダカの様子を見ながら治療を行ってください。

白点病ってどんな病気?

メダカの体についている白い斑点が、水カビ病等と同じ細菌で起こっている病気だと思っていたのですが、調べてみると「イクチオフチリウス」という名の原生動物のせん毛虫という寄生虫がメダカの体に寄生して起こる病気だそうです。

この「イクチオフチリウス」と言うせん毛虫は体の外側ではなく、表皮に潜り込んでメダカの体から必要な養分を吸い取ってすぐに大人になります。

白点病になったメダカの取る行動

「イクチオフチリウス」に寄生された直後は外見上では、他のメダカと見た目に違いはありません。

ただ、寄生している部分が痒くなるのか、しきりに岩や水槽に体をこすりつけて泳ぐようになります。

寄生虫が成長すると体に1ミリ程度の白く丸い点が現れます。

放置していくと白い斑点がどんどん増えていき、(寄生虫1つに斑点が1つできます)、放置しておくと弱っていき他の病気を併発したりして死んでしまいます。

また、同じ水槽内の子も寄生される可能が高いですが、寄生虫に対する抵抗力が個体によって違うようで、寄生されやすい子とされにくい子がいるようです。

白点病が発生する原因は?

自分の魚飼育経験上、白点病は2、3度しか発生したことはありませんが、どの場合も水質の悪化が原因のようでした。

白点病が発生する条件として水質の悪化の他に水質の急な変化によってメダカの体力が落ちた場合、水温の上下が激しく水温が不安定な状態の時に発生しやすいようです。

白点病が見つかったらすべきこと

まずは、同じ水槽内にいる他の子たちで同じように岩に体をこすりつけていたり、体に白い斑点が発生している子がいないかをよく観察しましょう。

体を岩にこすりつけている場合白点がなくても寄生されている可能性が高いです。

体に白点が発生している子と体をこすりつけている子を別の治療用の水槽等に移動させて薬浴させます。

病気が発生した水槽はまず水槽内の環境を変えなければなりません。

なぜなら、成長した寄生虫は大人になるとメダカの体から水中に出て数百匹の仔虫に分裂するので、人間の目に見えなくても水中に寄生虫が沢山いる状態になっています。

水槽をリセットする場合は、底砂や砂利はできれば熱湯で消毒するか新しいものに替えた方が良いでしょう。

水草にせん毛虫が付着していることも考えられるので、できれば水草も新しいものに取り換えてください。

白点病の治療方法

治療用の水槽はヒーターを使って水温を30度前後と少し高めにして薬を入れます。

水温を高めにすると魚の代謝が活発になりますし、せん毛虫の成熟スピードが速まり、メダカの体から早く出ていきます。

(画像:塩浴は古くから行われている方法)

また薬と併用できる方法として水槽内の水に0.5%程度の濃度になるように食塩を加えるという方法があります。
※薬の種類によっては併用しないほうが良い場合もあります。

つい最近まで知らなかったのですが、「唐辛子」を水に入れるという方法もあります。

この方法は唐辛子に含まれる「カプサイシン」の殺菌効果を使った民間療法のようです。

水10リットルに対し、鷹の爪を1本小さく刻んでお茶の袋等にいれ水流のあるところに置いておくだけですが、効果については賛否両論なようです。

治療用の水槽を別で用意できない場合は、飼育している水槽に薬を入れることもあると思います。

しかし、その場合は水質への影響、水草への影響などをちゃんと把握してから行うようにしなければなりません。

原因となっている水質悪化の改善のために、水替えをしてから薬を入れた方が良いと思います。

ろ過マット等に生息している微生物まで、薬でダメージを受けてしまいますので、薬の濃度には注意してください。

薬浴を続けていると斑点はだいたい1週間ほどで消えていきますが、再発を防ぐためにも斑点が消えてからも5日~1週間くらいは薬浴をさせたほうが再発を防げます。

過去に塩水だけでの治療を試したことがありますが、薬浴よりも時間がかかるので、薬と塩浴を併用したほうが良いと思います。

メダカの場合、学校の授業の一環で飼育していても病気がなかなか発生しにくいので、この病気が出た時は相当環境が悪いというサインだと思います。

(画像:健康なメダカは美しい)

今まで大丈夫だったから、と手抜きせずに、こまめに世話をしてメダカにとって良い環境づくりを考えてみてください。

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