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メダカの飼育で産卵を確認した時、気を付ける事

      2015/11/17

はじめに

メダカは春から秋にかけて産卵を行ない、毎日数個~数十個の卵を、水草などに産み付けていきます。

メダカの産卵~繁殖というのは、飼育者にとってはひとつの大きな楽しみでもあり、しかも特別難しいことではありません。

しかしメダカの性質上、気を付ける点もいくつかあるので、今回はそのことについて紹介していきます。

メダカの産卵について

メダカは繁殖期になると毎日数個~数十個の卵を産みます。

産卵は早朝に行なわれ、半日か遅くともその日のうちには水草などに産みつけられます。

卵は粘着性のある糸で水草に擦り付けられるので、簡単に取れたり流されたりしません。

こうして産み付けられた卵は10日から2週間ほどで孵化し稚魚が生まれます。

ここで気を付けなければならないことがあります。

それは、産み付けた卵や孵化した稚魚を親メダカが食べてしまうことです。

メダカは目の前にあって口に入りそうなものは、何でも食べようとします。

それは自分たちで産んだ卵や、そこから孵化した子メダカとて例外ではありません。

メダカには子育ての習性はなく、卵を産めば産みっぱなしなのです。

卵を親から隔離する

(画像:隔離箱サテライト

メダカの産卵を確認した場合、まずしなければならないことは、卵を親メダカから隔離するということです。

卵そのものはその堅さや大きさなどから、必ず食べられてしまうわけでもありません。

しかし放って置くと食べられる可能性は残りますし、仮に食べられずに済んだとしても、そこから生まれた稚魚は、かなりの確率で食べられてしまいます。

なので、卵を見つけたらとにかく親から引き離して別にすることが、まずは必要です。

卵が産み付けられた水草ごと別の水槽などに移してもかまいませんし、卵だけ取り出してもかまいません。

とにかく親メダカに食べられないようにすることが大切です。

卵の水カビ対策

親メダカから隔離した卵は、放置しておくと水カビに覆われてダメになってしまいます。

まず採取した卵は、水カビが移り広がるのを防ぐため、ひとつずつばらして水に入れます。

その際、ボール紙などの上でコロコロ転がして、卵についている糸を取り除くのがコツです。

次に卵を入れる水は、水道水をそのまま使うのがよいとされています。

水道水に含まれる塩素が水カビの発生を防いでくれるからです。

しかし、卵の状態では問題ないのですが、孵化して生まれた稚魚にとって塩素は有害です。

このため孵化が近づいてきたら、塩素を抜いた水に切り替えることが必要になります。

他に水カビを防ぐ方法としては、メチレンブルーを使う方法があります。

もともと白点病などの治療に使われる薬ですが、水カビの発生も抑えることができます。

無精卵や死んだ卵が青く染まるので他の卵と区別がつけやすい、という利点もあります。

薬品の使用を嫌う人もいますが、卵の水カビ対策として広く行なわれている手法です。

いずれ、水道水もメチレンブルーも、日が経てば防カビ効果も薄れてくるので、こまめに交換する必要があります。

最後に

メダカは産んだ卵や産まれた稚魚を食べてしまいます。

ちょっと残酷な気もしますがこれも自然の摂理であり、こうすることでメダカの増え過ぎを自ら防いでいるのかもしれません。

繁殖が目的の飼育環境下では、食べられないように卵を親メダカから隔離し、また水カビが付着しないよう気を付ける必要があります。

産卵後、ちょっとしたことに気を付けるだけで、面白いように赤ちゃんメダカが産まれてくれますよ。

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