Guppy(グッピー)|熱帯魚アクアリウム入門WEBサイト

熱帯魚やメダカ等のアクアリウム入門サイトです。各魚の飼育に関するお悩みを解決していきます。グッピー、ベタ、アカヒレ、ミナミヌマエビ等様々な魚の飼育方法を公開しています。

ベタの飼育に適した水温は?特に冬の水温には注意を!

      2015/12/16

(画像:ベタ

ポピュラーなペットフィッシュベタ。

今回はそんなベタの「冬の飼育」で気をつけたい「水温」についてお話します。

これはベタを健康に飼うために、水温の高い夏を終え、秋に入る前に知っておいて欲しい話です。

何故なら、寒くなってから準備をしていては間に合わないかもしれないからです。

ベタは熱帯魚

販売店などでよく見かけ、飼育されているベタは改良品種ですが、元は熱帯魚です。

もちろんその「寒さに弱い」性質は変わっていません。

ベタを正しく飼育し、死なせないためには「それなりな水温」が必要です。

ベタを低水温にさらして体調を崩してしまわぬよう、「水温が下がりはじめる前」からそのことを気にかけてあげることが大切です。

水温計は必需品

(画像:水温計

ベタの飼育は少ない水量で行っている方が多いと思います。

水量の少ない容器は気温の影響をうけやすく、「思いの外早く」水温が低下してしまうこともあります。

水温計を取り付けて、こまめにチェックしましよう。

低水温ではベタは「病気」にもなりやすいので、水温は確実に把握しておきましょう。

また加温する際の目安としても必要です。

水温計がないと、「加温のためのヒーターの故障」等のトラブルにも気が付けない場合があります。

ベタの適性水温

ベタに適した水温は25℃~28℃くらいだと言われています。

それをあまり上回るのも下回るのもよくありません。

その水温を維持することがベタの飼育には大切なのです。

水温の維持の仕方

ここからは具体的な水温の維持の仕方を紹介します。

紹介する方法の全てが「ヒーターで暖める」方法なのですが、そのヒーターがいろいろとあるのです。

一つ一つに特徴がありますので使いやすいものを見つけてください。

水中ヒーター

(画像:エヴァリスの小型オートヒーター

熱帯魚の飼育では一般的なものです。

水中に設置して使用します。

「サーモスタット」と組み合わせ温度を調整できるものや、26℃くらいで固定のものがあります。水量に合わせた様々なものが発売されています。

★使用上の注意
水換えなどで「水中から取り出す時」は電源を抜いたり、水の蒸発で水面から「はみださない」ように気をつけてください。

火災や故障の原因となります。まれにヒーターと壁面の間に挟まり抜けなくなるベタがいるので、設置の仕方には注意するとよいでしょう。適正なものを選択すれば多めの水量に対応できるため水質の維持や、ゆとりを持った飼育をすることができます。

※水中ヒーターには、単体で使用するものと「サーモスタット」を併用しなければならないものがありますので間違えないようにしてください。

②パネルヒーター

(画像:パネルヒーターピタリ適温

こちらはベタの飼育でよく使われるタイプです。

ベタの水槽が小さいと、水中ヒーターが使用しづらいので、こちらを使用することが多いのです。

小さなものから広いものがあり、その上に飼育容器を複数並べて管理したりも可能です。

★使用上の注意
水温が上がりすぎる場合は間に何かを挟むなどして調整しましょう。また水量が多すぎると加温が追いつかない場合があります。水温計をつけ必ずまめにチェックしましょう。設置条件によっては気温の影響を受けやすい場合がありますので注意してください。

 

▼パネルヒーターについてより詳しく勉強しよう!

>>水温が低い?安定しない?ベタの冬パネルヒーターを安定させるコツ

③温めた水を使用する方法

こちらは複数管理でよく使用されます。

水槽に浅めに水を張りそれをヒータで温めます。

そしてその中に小型の容器を並べる方法です。

飼育水槽の周りを温かい水が囲んでいるので「水中ヒーターによるやけどや挟まり事故」や「加温不足」になりづらいというメリットがあります。

★使用上の注意
水中ヒーターを使用しますので水面からの露出に気をつけてください。水が浅めとはいえ蒸発するぶんも考慮して入れておくことが大切です。メンテナンスのために中に入れた、飼育容器を取り出すと、水深が一気に落ちますので注意します。飼育容器を「入れていない状態」でも、ちゃんとヒーターが水中にあるようにしましょう。また、飼育容器をヒーターに直接触れないようにするのも大切です。

このように、様々な加温方法があります。

全てに共通することは、ヒーターを正しく使用し、水温をちゃんと計測することです。

加温時の注意

(画像:ハーフムーンベタ

魚の飼育法を見ていると、冬場は水が汚れにくいという話を目にする事が多いと思います。

それは、低水温で魚の代謝が落ち、餌や排泄の量が減り、水の腐敗が暑い時に比べ進まない状態のことです。

しかし加温している場合はそうではありません。

ベタは一年を通し「25℃~28℃」で飼育しますから「いつもどおりの世話」をしましょう。

また冬場は水換え用に準備した水が、「すぐに冷たく」なってしまいます。

水換え用の水と、飼育している水温は同じにしておかなければベタに大きな負担をかけてしまいます。

水換え時は水温低下を防止するため、部屋を暖房で温めておくなどの気遣いが必要です。

ヒーターの故障や「電源が切れていないか」ということにも注意してください。

それともう一つ、加温の効率をあげようと思い、「密封」するのは危険です。

必ず蓋に空気穴を開けたり隙間を開け、空気が行き来するようにしてください。

特にベタはその身体にある、「ラビリンス器官」で空気呼吸を行う魚ですので影響を受けやすいのです。

正しい加温をすることで

ベタを適正な温度で飼育すれば、一年を通しその美しい姿や愛らしい行動を見ることができます。

その逆で、正しい温度でなければそれが原因で体調を崩し病気になってしまうこともあります。

ベタにかぎらず魚には「適切な水温」というものがあります。

それは、健康に飼うことにつながるだけでなく、「本来の発色」等の美しさをひきだす大きな要因となります。

熱帯魚飼育の基本とも言える加温、その種の適正水温を下回る前に準備し「冷たい思い」をさせないように飼育しましょう。

初心者体験談!勉強不足で飼いはじめたベタの話

第一話
第二話
第三話

ベタの病気や老後に関するお話 リンク集

ベタの白点病、コショウ病。死なせないための病気の特徴と予防と治療
ベタのエサや機材、水温管理と気を付けたい病気まとめ
ビー玉や白砂が原因で水質悪化?続・ベタ水槽のレイアウトの注意点
老衰と寿命。年老いたベタのエサ、水換えなど…世話の注意点【前編】

 - ベタ