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寿命が長くて飼いやすい!ナマズの飼育方法と餌の種類

      2015/12/05

ペットとしても人気の高い「ナマズ」。

寿命も長い彼らの飼育方法はどのようなものなのでしょうか?

今回は餌の話をふくめた「ナマズ」の話をしていきます。

ナマズとは

(画像:ペットフィッシュとして販売もされているナマズ

今回お話するのは「ニホンナマズ」や「マナマズ」とよばれる日本の河川に暮らすナマズのことです。

その独特の見た目や生態からペットとして人気が高く、まだあまり大きくない「子供のナマズ」が観賞魚店で販売されていたりもします。

しかし、その「子供のナマズ」というのがすこしやっかいで、実は彼らは「とても大きくなる」魚だったりするのです。

その大きさは、全長50センチをこえることもあり、基本的に肉食なので混泳も非常に難しくなります。

大型のナマズであれば、当然ながら水槽も大きくなり、餌の量も増えます。

ナマズを飼う時は、「そういう魚」だと考えて飼育すべきなのです。

また一度飼育したものは様々な理由から、「自然界に放ってはいけない」ものなので、「小さなうちだけ楽しもう」というのは良くない考え方だと言えます。

子供のナマズが50センチになるにはそれなりな時間もかかりますが「小さい魚ではない」ということをわかったうえで飼育してください。

ナマズの餌

(画像:小赤とよばれるエサ用金魚)

ナマズは基本的に肉食です。

自然界では魚、エビ、カエルなど様々な生物を捕食していると言われています。

口も大きく、驚くほど大きな獲物を食べることもあります。

飼育下では人工飼料を与えたりもしますが、それを食べず、「生き餌」しか見向きもしない個体もいます。またナマズは「拒食」をする魚としても知られています。

観賞魚店では、「人工飼料に餌付け」をしてから販売しているところもあります。

購入する時は「この個体は何を食べていたか」を聞いてからにすると、その後の飼育もしやすくなります。

また、採集したものや、購入したばかりでは落ち着いておらず、餌をとらない個体がいます。

その場合は無理して食べさせようとせず、様子を見ながら少しづつ与えてみてください。

あまり刺激するとさらにストレスがたまり余計に食べなくなる場合もあるのです。

また彼らは夜行性です。

ですから、餌を与えるときに「暗くしておく」ことで成功する場合があります。

慣れていないナマズは特に、落ち着いて餌が食べれるようにしてあげましょう。

ナマズの飼育環境

最初の項目でもでも少し触れましたが、ナマズは「大型」だといえる魚です。

小さいナマズも、成長に合わせてどんどんと大きい飼育容器に変えていかなければなりません。

また彼らはとても力があるので、「暴れた時に弾き飛ばしてしまうようなもの」を水槽内に入れるのは、ガラスが割れたりする可能性もありとても危険です。

また尖ったものなどで、ナマズが怪我をする可能性もありますのでそれも注意して下さい。

ナマズは驚いた時などは、とても激しく暴れる魚ですので、極力刺激の少ない場所に水槽を設置してあげるのが大切です。

また、身を隠すことを好みますので、「塩ビ管の隠れ家」等をうまく置いてあげるとよいでしょう。

「ナマズの太さ」に対し「少しゆとりのある太さ」にしておくと安全です。

多くの飼育者が、ナマズは「よく食べ水を汚しやすい」ので、「ベアタンク」という底に砂利などを敷かない方式で飼育しています。

掃除をしやすくすることで、後述する「病気」を出さないようにするため等が主な狙いです。

しかし、砂利を敷くことは魚が落ち着く効果もありますので、必ずしもダメとは言い切れません。

ベアタンクの飼育でも、暗めの隠れ家を入れるなどで落ち着けるように工夫してあげましょう。

ナマズは夜行性ですから、明るい環境は好みません。

その辺りも考えて飼育することが大切です。

他にも「飛び出しやすいのでしっかりとした蓋をしておく」等の「力あるナマズ」だからこその対策が必要です。

魚病薬に弱い

ナマズの仲間は一般的に「魚病薬」に弱いとされています。

治療のために規定量の薬を入れると、それだけで負担になり、それが原因で死んでしまうこともあります。

ナマズの飼育では、「いかに病気を出さないか」ということが非常に重要となるのです。

大きめの容量のろ過器をつけたり、丁寧な水換えをしたりと。

健康に飼育するためには、多くのことに気をつけなければなりませんが、まずは

・水質が悪くなっていないか
・一日の中で温度差が大きくなりすぎていないか
・水換えの水は温度を揃えて「カルキ抜き」等のされた飼育に適した水なのか
・餌はちゃんと食べているか

という基本がとても大切です。

無加温飼育では、水温が下がりすぎて餌を食べなかったり、水温に合わせて餌の量を調整したりしなければなりません。

だからといっていきなり温度を上げてしまうのも負担になります。

慣れない飼育者さんは、観賞魚用ヒーターで気温が下がり始める頃から加温しておくのも良いでしょう。

そうすることで、温度差対策にもなります。また、設置する際に「ヒータカバー」等で火傷の防止をする方も多いです。

飼うのが大変だからといって

ここまで聞くと大型になる魚であるナマズは、飼うのが大変だと感じる方も多いでしょう。

しかし魚の魅力とは、「楽に飼える」ことだけではありません。

彼らはその飼育の大変さに見合う魅力を、沢山持っているのです。

小さな頃から飼育していたナマズはだんだんと大きくなり、その過程でいろいろとあなたを楽しませてくれるはずです。

(画像:海外の大型ナマズ図鑑

10年以上といわれるナマズの寿命、その寿命を飼育下で全うさせることは容易ではありませんが、とても素晴らしい経験ではないでしょうか

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