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飼育しているザリガニの冬越し方法

      2015/11/17

水槽飼育でのザリガニの冬越し

(画像:ザリガニ

ザリガニは変温動物です。

種類にもよりますが水温が5℃近くで活動停止、15℃以上になると活動が可能で、夏場は30℃以上になるとダウンしてしまいます。

ですから、20℃前後の水温が適温ということです。

自然環境下で生活するザリガニは、寒くて動けなくなる冬の間を、安全な泥の巣穴で過ごし、冬越しします。

では、飼育しているザリガニはどのように冬越しさせればよいのでしょうか?

冬越しの方法、飼育環境による違い

飼育環境をしっかり整えることができるのでしたら、ザリガニ1匹に対し、蓋付きの30cm水槽とエアレーション、濾過装置を用意します。

水底には目の細かい砂を敷き、たっぷりと水を満たします。

アナカリスという水草を入れておくと餌にもなるのでおすすめです。

そしてザリガニの隠れ家となるブロックや植木鉢、流木なども入れましょう。

しかし脱皮の時に殻を脱ぐ「殻脱ぎ場」も必要です。

特に秋口の脱皮は冬越しには欠かせないものです。

朝晩の冷え込みが気になりだしたころ、ザリガニは脱皮をします。

冬の低温に耐える為の脱皮です。

脱皮がスムーズに行われるように餌を豊富に与え静かな環境(単独飼育が理想)を作り、脱皮に必要な何も無い砂だけのスペースを作ってあげましょう。

水面に氷が張るような屋外ではなく、このような環境での室内飼育でしたら、ヒーターが無くても冬越しできます。

ですが室内温度の低下とともに水温が下がると、あまり餌を食べなくなるので餌のあげすぎには注意しましょう。

また、寒冷地では室内に人がいない時間は室内温度がかなり下がり、水温の低下も著しいので、ヒーターの設置をお勧めします。

オートヒーターでしたら2000円前後で購入できます。

ここまでの設備は整えられない、プラケース(蓋付き透明)で、ザリガニの背中が隠れるくらいの水量で飼育してきた、このままの環境で冬越しさせたい。

そんな方も冬季はプラケース内を水で満たし、水槽飼育と近い状態にして冬越しをさせましょう。

水量が少ないと外気の影響を受けやすく、水温が下がりやすいです。

また水質悪化も著しいのですぐに水が腐り臭います。

水が多ければ水質も安定しますから、水量は多いほうがよいのです。

しかし水量が増えると水槽内の酸素不足が問題になります。

そこでやはりエアレーションが必要になります。

水の量が多いのならフィルターをつけて水質管理をしたほうが、水換えの回数も減らせて好都合です。

(画像:水作エイト

そこで手軽に安価で設置できる水作エイトがお勧めです。

2000円以下で購入できます。

このように環境を整えてあげれば簡易なプラケースでも冬越しは可能です。

ザリガニの背中が隠れる程度の水位で屋外飼育は凍りつく可能性もあります。

絶対に避けましょう。

屋外での冬越し

屋外で自然環境に近い状態で冬越しをさせたい場合は、睡蓮蜂など屋外容器が必要になります。

水質や外気温の影響を受けにくいように、大き目のものを用意します。

容器の底に拳大の石を敷き詰め、土をたっぷりと入れます。

冬でも枯れないアナカリスなどの水草を植えたり投げ入れておきます。

メダカ飼育にも最適な睡蓮ポットや流木を入れるのも良いでしょう。

そして水深10cmを保ちます。

するとザリガニは自然環境下のように寒くなると土にもぐって冬越しします。

春になり土の中がぬるむと這い出してきて活動を始めます。

少し手間ですが、ザリガニにとって良い環境を作り上げ、無事に冬越しをさせてあげましょう。

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