Guppy(グッピー)|熱帯魚アクアリウム入門WEBサイト

熱帯魚やメダカ等のアクアリウム入門サイトです。各魚の飼育に関するお悩みを解決していきます。グッピー、ベタ、アカヒレ、ミナミヌマエビ等様々な魚の飼育方法を公開しています。

失敗したくない!金魚を初めて飼育する時、水槽の立ち上げ方まとめ

      2015/11/17

はじめに

(画像:美しい金魚の世界)

屋内で金魚を初めて飼う場合、まずやらなければならないのは、水槽の立ち上げです。

最初に水槽をセッティングし、棲みやすい環境を作るにはやはりコツがあります。

そして、この環境作りこそ金魚の飼育上、最初にして最大の難関といってもいいでしょう。

ここが金魚にとっては運命の分かれ道。

失敗しないようしっかりと立ち上げてあげましょう。

立ち上げの準備

水槽

まず水槽をきれいに洗います。ただし決して洗剤は使ってはいけません。

新しい水槽でもほこりや油分がついていたりするので、スポンジを使って水洗いします。

砂利

水槽に入れる砂利もキレイに水洗いします。砂利は大磯砂などを使うのが一般的です。

砂利があるとろ過バクテリアが繁殖しやすく、また金魚が落ち着きやすいと言われます。

ろ過装置

金魚はたくさんフンをして水を汚すため、ろ過装置は欠かせません。

その種類は様々で、それぞれ特徴はありますが、水量に見合うものなら何でも構いません。

エアレーション

ろ過槽が密閉状態の外部ろ過は、酸素の取込み能力に乏しく、エアレーションは必須です。

他に高温・水草使用時など、酸欠の心配がある場合は適宜必要となります。

水は基本的には水道水を使いましょう。

ただし消毒用のカルキが含まれているので、中和や汲み置きをするなどして使用します。

飼育水を作る

設置したばかりの水槽内には、当然ながら水を浄化するろ過バクテリアはいません。

ろ過バクテリアは空気中から水中に入り込み、自然に増えて繁殖していきます。

しかし繁殖には時間がかかり、ろ過の環境が完成するには最低でも数週間から1ヶ月程度かかると言われています。

したがって立ち上げ当初の水槽は、極端に水の浄化能力が低く、金魚にとってはとても危険な環境といえます。

一般的にはアンモニア濃度が上がり、金魚は弱るか最悪死んでしまうことが多いです。

このため、バクテリアが繁殖するまでの間は、こまめな水替えで水質悪化を防ぐことです。

この時期を乗り切るためには、とにかくこれに尽きます。

こうしてろ過槽や砂利などにバクテリアが増えてくるのを根気よく待つしかありません。

場合によっては市販のバクテリア剤を使ったりするのもありでしょう。

あるいは、知り合いなどから飼育水を分けてもらえるなら、それがベストかもしれません。

ろ過が完成したら

通常は1ヶ月も経てば、バクテリアも十分に繁殖してきます。

そうすると、フン→アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩、というろ過の流れが出来上がります。

バクテリアによって、有害な物質が順次無害化されて、金魚にとって棲みよい水となります。

こうなると、見た目にも透明度を増し、ピカピカの水であることを実感することでしょう。

しかし最終生成物の硝酸塩は、さほど害にはならないものの、増えていく一方です。

今後の管理としては、定期的な水替えを行なうことによって、この硝酸塩を排出していくということになります。

水替え・掃除で注意すること

水槽での金魚の飼育にはバクテリアが欠かせません。

「金魚を飼う=バクテリアを飼う」と言ってもいいくらいです。

なので、水替えや掃除をする場合には、ろ過バクテリアを極力減らさないように注意して行なう必要があります。

一例としては
・水替えし過ぎない(通常は1週間に1回程度)
・水替え、ろ過槽の掃除を一緒にしない(日を別けて行なう)
・ろ過槽の掃除などに水道水を使わない(バクテリアが死んでしまう)
といったことに注意して、水質を急激に変化させないことが大切です。

最後に

(画像:金魚について正しく学ぼう)

衝動的に金魚すくいをしたり、喜び勇んで金魚を買ったりした経験ありませんか?

お祭りなどで急に金魚が欲しくなってしまうことは、よくあることだと思います。

しかし、飼育方法を知らないと長く生かすことができません。

金魚を死なせてしまう原因はいろいろあります。

その中で初心者に一番多いのは、最初の水槽の立ち上げ失敗ではないでしょうか。

ここさえクリアできれば、金魚もきっと元気な姿を見せ続けてくれることでしょう。

 - 金魚