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初心者はまずここから!基本的な水槽を使ったマリモの育て方

      2015/11/17

はじめに

マリモはシオグサ科に分類される藻の一種です。

丸く、毬状になることからマリモと名付けられました。

その姿はとても愛らしく、また涼しげで心癒されるものがあります。

マリモの育て方は簡単で、水槽などの容器が準備できれば、誰でも育てられます。

一度その不思議な魅力に憑りつかれると、欲しくて仕方がなくなりますよ。

マリモを手に入れるには

マリモの自生地としては、北海道の阿寒湖が有名ですよね。

ですが、阿寒湖のマリモは国の特別天然記念物なので、採取が禁じられています。

なので、一般的にお土産として売られているマリモは、阿寒湖のマリモではありません。

お土産品は、阿寒湖の近隣にある湖などから源藻を採取し、人工的に丸めたものです。

他に「セイヨウマリモ」と称する外国産のマリモも流通しています。

外国産ですが、藻の種類としては同種と言われています。

昔はお土産として買うか貰う以外には、手に入れる手段がなかったマリモ。

(画像:通販でも購入できるマリモ

今ではペットショップでも売れらていますし、通販などでも購入できます。

マリモの育て方

水槽

マリモを育てるための入れ物は、水槽、金魚鉢、ビンなど、基本的には何でも構いません。

小さいものや数が少なければ、小さなガラスビンやコップなどでも十分です。

大きいマリモや数が多ければ、水槽など大きな容器がいいでしょう。

マリモの活動は緩慢かつ活発ではないので、それほどたくさんの水量は必要としません。

ただ、大き目の容器のほうが水温や水質の変化が穏やかなので、育てやすいと言えます。

砂利

砂利はマリモの生育には直接関係ないので、あってもなくても構いません。

ただ、あったほうが見た目としてはキレイなので、お好みによって入れるのも良いでしょう。

ろ過装置

マリモは、魚のようにフンをして水を汚すわけではないので、基本的には必要ありません。

ただ、水の流れの無い、いわゆる止水状態だと水も痛むのが早いです。

そのため、水を循環させることと、ゴミをとる意味ではあってもいいかもしれません。

また、多少水替えの間隔を伸ばすこともできます。

エアレーション

魚のようにたくさんの酸素を必要とするわけではないので、基本的には必要ありません。

ただ止水状態だと水の痛みも早いので、水を循環させる意味ではあってもいいと思います。

マリモの飼育は普通の水道水で十分で、カルキ抜きも必要ありません。

というか、川の水や井戸水を使うより水道水のほうが良いです。

水道水は中性でミネラルなども含まれているので、マリモの生育には最適です。

さらにカルキ成分は、他の藻やコケ、虫などの増殖を防いでくれます。

なので、水道水をそのまま使うことをオススメします。

水替えは1週間から10日に1回程度替えてあげればいいです。

汚れたら取り替える程度でもかまいません。

水温

マリモは本来、阿寒湖に代表されるような寒冷地の湖などに生息する藻類です。

なので低温には強い反面、高温は苦手です。

基本的には15~20℃がマリモの生育に適した水温と言われています。

25℃までは大丈夫ですが、それ以上の水温が長く続くと弱って枯れてしまいます。

夏場対策

夏の暑い時期には、冷蔵庫に入れて保存する方法があります。

マリモは低温に強いので、冷蔵庫の温度(4℃程度)は全然平気です。

1~2週間程度は冷蔵庫に入れっぱなしでも大丈夫と言われています。

ただ、冷蔵庫の中は暗闇なので、あまり長く入れておくと枯れてしまいます。

なので時々、朝の涼しい時などに出して、光を当ててあげるのがオススメです。

日光

マリモに直射日光は厳禁です。
元々湖底の薄暗いところにいるので、明る過ぎるのは苦手のようです。

それに小さな容器では、水温も上がり過ぎてしまいます。

日光に当てる場合は、朝の柔らかな日差しをカーテン越しに当てるのがベストです。

蛍光灯程度の光で十分育つので、無理して日光に当てる必要もありません。

魚と一緒にしない

マリモは金魚やメダカ、熱帯魚などと一緒の水槽に入れてはいけません。

生育に適した水温が違う上、魚に食べられてしまいます。

最後に

小さなビンに入れられたマリモは、とても愛らしく魅力的です。

ただ、フタを閉められた密閉状態ではちょっと可哀想です。

できることならもう少し良い環境で育ててあげたいですよね。

マリモは魚を飼うことに比べれば、その育て方ははるかに簡単です。

夏の暑さ対策と、水を常にキレイな状態に保てれば、誰にでも簡単に育てられます。

あなたもマリモの小さなアクアライフ、始めてみませんか?

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