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小型エビは魚が苦手?混泳させる前に調べたいポイントいろいろや相性の良い水草

      2016/05/02

混泳水槽に小型のエビ。

魚以外もいる水槽は、それぞれの生活を楽しめるのでなかなかに良いものです。

それ以外でも、水草の苔取り係として混泳水槽にエビを入れておきたい方なども多いでしょう。

今回はそんな小型エビの混泳を成功させる方法と、相性の良い水草を紹介していきます。

◆苔取り係としてのエビ

ヤマトヌマエビなどは水槽内に発生した苔を食べてくれる生物としては非常に優秀なので、よく混泳水槽へいれることがあります。

ヤマトヌマエビには劣りますが、ミナミヌマエビなども同じ理由で飼育されることがあります。

実際に彼らは苔をよく食べてくれるので、水草水槽などには欠かせない存在かもしれません。

(画像:アクアリウムでよく行われる生き物によるコケ対策

ここで一つ覚えておいてほしいことがあります。

ヤマトヌマエビが何故苔取り役として好まれるかということです。

その能力が非常に高いことももちろんですが、もう一つ体が大きいということがあるのです。

体が大きいため非常に多くの魚と混泳が可能だということがヤマトヌマエビが人気の理由なのです。

◆エビはエサ

極端な言い方をすると、小さなエビは魚のとても良いエサとなります。

実際、魚の中にはエビをエサとして好む種類はたくさんいるのです。

口に入るサイズのエビは、まず食べられるものだと考えてください。

もちろんヤマトヌマエビでも口に入れば捕食されます。

エビを混泳水槽で飼育するときは、彼らを口にできるようなサイズの魚を一緒に入れないようにしましょう。

混泳させる種類も気をつけたいところです。

シクリッドの仲間やベタの仲間などは特にエビを好む傾向があるのです。

(画像:貝を食べることで有名なトーマシーはエビも好む

体格のある大人のエビであれば混泳出来ることも多いようですが、繁殖した子どもなどは食べられてしまう可能性が高いです。

そういう点をある程度割り切り、わかったうえで混泳をさせることもあります。

その場合は、水草を多めに植えるなどして逃げ場を作るなどの対策をしておくとよいでしょう。

ここで一つ興味深い話があります。

元々エビだけで飼育していた水槽へ、そのエビを食べれないくらいのサイズの魚をいれたら、エビが以前ほど前に出てこなくなった…という話です。

これは本能的にエビが魚を恐れているのかもしれません。

抱卵している個体などは自分が食べられなくとも、子どもが食べられてしまう危険性があるため身を隠すことが多いというような話もあります。

◆エビ同士の混泳

これは一見安全そうですが、できればやめておいたほうが良いでしょう。

例えば飼育難易度が高いビーシュリンプの水槽にミナミヌマエビをいれたとします。

どちらも水槽内で繁殖が可能なおとなしい小型エビです。

その組み合わせでは、お互いに争うことはなくとも徐々にビーシュリンプは減り、ミナミヌマエビが増えていくという結果になることが多いのです。

これは生活圏がぶつかる生き物でよくある話です。

直接的な危害を加えなくとも、限られたスペースをより強い種類がとっていくというかんじです。

これ以外にも、違う名前で売られていても交雑が可能な種類がいます。

同じ種類のエビでも、その中から赤色や青色などの色彩を固定して、それぞれわけられて販売されていることもあります。

その場合は強い血をもつほうの特徴が現れやすく、場合によってはそれぞれの親の持つ美しい色彩などがだんだんと薄れていく可能性もあります。

ですので同じ品種の色違いであっても、基本的にはいろいろなエビを混ぜて飼育をすることはすすめられないのです。

(画像:それぞれに維持の仕方が違う小型エビの色彩

逆にこのことを利用して新しい色彩のエビや、美しい色を持つ個体を選別し固定したりしていく人もいますが、そう簡単にできるものではないので、理解したうえで挑戦しましょう。

◆エビと水草

エビと水草はとても相性の良いものとなります。

ここではそんなエビの飼育で相性がよく、使いやすい水草を紹介します。

しかし水草の使用は気をつけたいこともありますので[水草は無農薬?小型エビの飼育で気をつけたいポイントいろいろ]を必ず合わせて読んでおいてください。

それでは水草を紹介していきましょう。

・ウィローモス

(画像:無農薬ウィローモス

エビ飼育の定番とも言える水草です。

流木などに活着もさせられる丈夫な水草です。

綺麗に茂らせるには少しコツを掴む必要があります。

・マツモ

(画像:無農薬マツモ

成長も早く足場にもなりやすい水草です。

マツモは根を持たないため浮かべておいても育ちます。

・アナカリス

(画像:無農薬アナカリス

こちらも浮かべておいても育つ水草です。

マツモと違い根をもちます。

耐寒性も高く屋外でも生育しやすいです。

 

 

水草は微生物がまわりにわきやすく、うまれたばかりの稚エビの餌場にもなることがあります。

ミナミヌマエビの稚エビなどは、アマゾンフロッグピットのような浮草の根にもよく集まってエサをとっていることがあります。

◆弱い立場のエビ

エビにちょっかいをかけたりしない小型魚であれば混泳は比較的うまくいきます。

例えば

・ミクロラスボラハナビ

(画像:小さな美種が多いミクロラスボラの仲間

などはとても小さな魚ですのでエビを食べてしまう危険性も少ないのです。

他にもクラウンキリーという魚も小さいので混泳させやすいかもしれません。

また、大人のエビは魚に慣れてこれば、水槽の前のほうに出てきてエサをとることも珍しくありません。

しかし彼らが弱い立場の生き物だということは覚えておいてあげてください。

その小さな気遣いが混泳成功への近道なのです。

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