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カクレクマノミと飼育する際に、混泳できる相性の良い海水魚

   

カクレクマノミはその愛らしさから海水魚飼育の中でも定番で人気のある魚です。

比較的水質の変化に強く丈夫なため、最初に水槽に投入するパイロットフィッシュとしても選ばれることも多い魚です。

水槽の環境が安定してくると混泳させる新しい別の種類の魚を投入することを考えると思います。

(画像:カクレクマノミ

しかし、どんな魚でも混泳がうまくいくとは限りません。相性が合わなかった場合は魚同士での喧嘩やいじめが起こります。

個体に傷がついたり、またそのストレスで病気に罹ってしまうこともあります。

そうならないために、あらかじめ相性の合う魚、混泳がうまくいくために知っておきたいことを紹介します。

◆相性の合う魚

・ デバスズメダイ

(画像:デバスズメダイ

白と水色のグラデーションが綺麗な魚です。

安価で丈夫なので飼いやすく、こちらもパイロットフィッシュとしてよく選ばれる魚です。

スズメダイ系は縄張り意識が強いのですが、デバスズメダイは比較的おとなしいので混泳に向いています。

仲間同士での喧嘩もなく、群れるので複数での飼育も可能です。

・ キイロハギ

(画像:キイロハギ

名前の通り、全身真っ黄色で鮮やかな魚です。

丈夫で飼いやすいです。

コケをよく食べるので、掃除の役目もしてくれます。

運動量が多く大きめの水槽に向いています。気が強い魚なので、小さめの生体を選ぶといいです。

・ ナンヨウハギ

(画像:ナンヨウハギ

映画「ファインディングニモ」に登場するドリーと同種です。

キイロハギと同じく、運動量が多く大きめの水槽に向いています。

よく餌を食べるので成長が早いです。臆病な性格をしているので、小さい生体であれば他種を攻撃する可能性も少ないです。

水質の変化に弱く、白点病に罹りやすいので注意が必要です。

・ カンムリニセスズメ、クレナイニセスズメ

(画像:カンムリニセスズメ

濃いピンクがアクセントになる魚です。

メギスの仲間は気性が荒いですが、この2種類はおとなしく、混泳に向いています。

・ ハナゴイ(アカネハナゴイ、オオテンハナゴイなど)

(画像:アカネハナゴイ

ハナゴイと名前がつく魚にはいくつか種類がありますが、どれもピンク、オレンジ、黄色などの暖色系で美しい色をしています。

性格が穏やかで、群れでも飼育できます。似ている種類に’’ハナダイ’’とつく魚がありますが、こちらは気が強く群れると喧嘩をしやすいので注意が必要です。

◆カクレクマノミの多頭飼い

カクレクマノミを複数で飼いたいときは、オスとメスのペアとして売られている二匹を飼うのがベストです。

ペアであれば仲が良く、喧嘩もしません。
カクレクマノミはオスとメスであれば必ずペアになるというわけではなく、あらかじめ複数のカクレクマノミを泳がせペアリングされています。

ペアリングの過程で性転換することで、ペアが成り立っています。

ペア以外のカクレクマノミ同士では喧嘩をしてしまう可能性があります。

◆その他、混泳で知っておきたいこと

(画像:クマノミの飼育書

・ 大きさの違いすぎる生体は注意

大きい生体が小さい生体をいじめる傾向があります。

また、あまりに大きさが違いすぎると、補食関係になってしまいます。

・ 近縁種は避ける

海水魚は基本的に近縁種同士が同じ水槽に入ると喧嘩しやすいと言われています。

しかし、カクレマノミと(1)で相性の良い魚と紹介したデバスズメダイは同じスズメダイ科です。このように例外もあります。

・ イソギンチャクは気を強くする

自然界のカクレクマノミはイソギンチャクと共生しています。水槽内でもイソギンチャクを飼うこともできますが、共生するとカクレクマノミは気が強くなる傾向があり、他の魚に対して攻撃的になるかもしれません。

・ 急に増やさない

水槽内に魚が急に増えると、濾過が追いつかず水質悪化につながります。水槽の大きさに適した頭数を考え、少しずつ様子を見ながら増やします。

・ 実際は、入れてみないとわからない

相性が良いと言われているにも関わらず喧嘩やいじめが発生したり、相性が悪いと言われていてもうまく混泳できることもあります。

喧嘩やいじめがあったときは、一時的に魚を隔離したり、水槽のレイアウトを変えることで改善することがあります。

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