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死んだと思ってもあらめないで!冬眠しているハムスターの起こし方

   

寒い冬ハムスターが動かなくなってしまうことがあります。その状態をみて「冬眠」なのか「死んでしまった」のかと悩む方も多いでしょう。

今回は「何故そんなことが起きてしまうか」ということと、そうなった際のハムスターの「起こし方」のお話をします。

このお話はハムスターを飼育する上で「命を守る」為に必要なことですのでよく覚えておいてください。

◆動かないハムスター

ハムスターは冬場あまり気温が下がってしまうと「動かなく」なります。

それは冬眠に近い「疑似冬眠」と呼ばれる状態であることが多いです。

条件にもよりますが気温が10℃を下回ってしまうような時に起きます。

そのようにハムスターが固まったように動かない時には「低体温症」を起こしている場合や「本当に死んでしまっている」場合などもあり「非常に危険」です。

ではその場合はどうしたら良いのでしょうか?

◆死んだと思ってもあきらめないで

冬場に「ハムスターが動かないから」といって「死んだ」と決めつけるのはやめてください。

その場合のハムスターは「動けない」だけの可能性もあり「放置していたらそのまま死んでしまう」ことがあるのです。

確かに本当に「死後硬直」の可能性もあるのですが、簡単にそう断定してはいけません。

特に皮膚が柔らかく、丸まったように寝ているときは注意が必要です。

死んでいる場合は皮膚まで硬くなり(状況によっては筋肉が緩み柔らかい時もあります)しばらくたつと「死臭」がすることがほとんどです。

確実に「死んでいる」とわからない時はまずは「疑似冬眠」を疑いましょう。

◆放置してはいけない状態

ハムスターにとって「疑似冬眠」の状態は良いとはいえません。

前項目で書いたとおり「放置していると死んでしまう」からなのです。
疑似冬眠をしているハムスターは「目を閉じとてもゆっくりと呼吸」をしています。

心臓の鼓動もとても遅く手足を動かそうとしても動かせません。まるで「死んでいるように」見えると思います。

呼吸も鼓動も元々小さい生き物ですから、そんな状態では「生きていることに気がつかない」可能性も非常に高いです。

そんな状態で放置するとほとんどの「ハムスター」は目覚めること無く死んでしまいます。

◆まずは暖めて

動かない状態のハムスターを発見したら「優しく」暖めてあげましょう。

間違ってもドライヤー等を使用して急激に暖めてはいけません。

小さな心臓に大きな負荷がかかりますので絶対に焦らないようにしてください。

(画像:一つは用意しておきたいハムスター用ヒーター

また「底面ヒーター」や「カイロ」等に直接置くのも問題です。

何故なら「ハムスターは動けない」状態ですので「部分的に熱く」なりすぎてしまうからです。

それでは以上のことを踏まえた「暖め方」について解説していきます。

・掌で優しく包む

人間の体温を利用した方法です。

しかしこれは「手が冷えて」いては意味がありません。

外から帰ってきたばかり等で手が冷えている場合は「手をお湯であたため」て「しっかりと水気をとって」からその身体をつつみましょう。

水気が残っていると「身体を冷やしてしまう」ことになりますので逆効果です。
ただし掌だけでは「暖めが足りない」場合もあります。この手のひらで暖める方法は「暖めるための準備している待ち時間などに行いたいこと」として覚えておくとよいでしょう。

・室温をあげよう

「室温」を「20℃以上」にあげてください。

(画像:ケージ内の温度と室温はとても密接)

これは補助的な要素が強いので「他の暖め方」と同時に行うとよいでしょう。

暖かい部屋で「身体を暖める」ことで効率をあげます。

ただし「暖房の目の前」や「密閉された容器」でハムスターを直接暖めることは絶対にやめてください。

この方法はあくまで「部屋全体」の空気をあたためるものです。これは回復したハムスターにこれ以上「寒さの負担をかけない」為の準備でもあります。

・タオルに包んで

カイロ、ホットカーペット、底面ヒーター…そういったものでハムスターの体を暖める方法です。

これは一番良く行われる方法でとても効果的だと言われています。ただ「必ずハムスターをタオルで包んで」行ってください。

直接触れさせるのは危険です。そして必ず「乾いたタオル」を使用しましょう。

冷たいタオルはコタツや前途した「カイロ」等で暖めてから使用します。

その僅かな待ち時間も「掌でハムスターを包み」暖めるのです。

また様子を見ることも兼ねて、タオルなどで「完全に顔を覆わないように」包むほうが安心です。

この時にカイロなどがない場合「お湯を入れたペットボトル」等で代用することもできますが冷めていってしまうと「体温を奪ってしまう」ので必ず使用中に「新しいもの」を準備し、温度が下がらないように交換していってください。

◆ハムスターが目覚めたら

暖かくしているとハムスターが目覚めてきます。

ですがここで安心してはいけません。

そのままケージに戻してしまってはまた再発してしまう危険があるのです。

そう何度も「冷えて固まった身体を温めて戻すこと」を繰り返しては体に対する負担が大きく、それが原因で死んでしまうことにもつながります。

まずは「部屋が暖かいこと」を確認し「ハムスターを暖めていたカイロやパネルヒーター」等を「ケージの下」にいれてやります。

この時に「ケージの床全体」にヒータをひいてしまったりするのはやめましょう。

基本的にはケージに対して「三分の二くらい」ひいておきます。

ケージの中に「カイロ」等を直接いれてしまうのはとても危険ですのでやめてください。

ケージも冷たくなっていると思いますので「ハムスターを手元で暖めながら」ケージを事前に温めておくとよいでしょう。

部屋の空気より「ケージ」は暖まるのに時間がかかるものです。

そして体力を消耗したハムスターにエネルギーを取らせるために「ぬるま湯で薄めた砂糖水」を数滴舐めさせます。おなじように薄めた蜂蜜でも構いません。

そのようにしてハムスターが「もう寒くしないように」してあげましょう。

◆応急処置だと思うこと

ハムスターを「冬場に寒くて動かなく」してしまった場合には上記のような処置をします。

ただそれは「応急処置」だと思うようにしてください。
環境そのものを改善をしなければ、またハムスターは同じような状況に陥ってしまいます。

また「低体温症」はとても危険な症状ですので可能な限り「獣医さん」に相談をしましょう。応急処置をする段階でも連絡をしておけばより安心です。

◆ハムスターの冬場の対策

ここまで読んでいただければ「ハムスターの冬場の扱い方」がなんとなくわかってもらえたと思います。

今では小動物用のヒーター等が発売されていますし「冬場の正しい扱い」に関する情報は非常に簡単に手にはいります。ハムスターを危険に晒さないためにも「正しい扱い」を覚えましょう。

気温以外の要因でも「ハムスターの身体を冷やしてしまう」こともあります。

(画像:木製のハムスター用巣箱

例えば、冬場は寝床を「冷えやすい陶器」を使用せず「木製」のものにしてあげることや、「床材」を多めにいれてあげる等の細かな配慮でもだいぶ変わるものです。

同じ気温でも「触ると冷たくかんじるもの」があるのはご存知だと思います。

冷えやすいものに身を寄せると「ハムスターの体温」が奪われてしまうのです。

ただその際に気をつけたいのは「暑くしすぎないこと」です。あまり極端に暖めてしまうのは、それはそれで危険です。

底面ヒーターを全面にひかないのはそういう理由もあります。

暖かくなる効率を上げるため容器を密封するなどは「酸欠で死亡」する可能性がありますので絶対にやめてください。

冬場はケージの横に「温度計」を置いておくことなども大切です。

またこのような症状は「日照時間」にも関係すると言われています。

あまり一日中真っ暗な場所で飼育するのはやめましょう。(かといって直射日光をあてるのはよくありませんので注意してください。あくまで「明るい」時間をもつということです)

対策の基本、それはハムスターが「寒すぎると動かなくなり死につながる」危険のある生き物だと覚えておくことにつきます。

そしてもうひとつ注意して欲しいのは、この症状は「真冬」だけでないということです。

秋時期の「夜間に気温が低下するとき」や「強すぎるエアコンが直接あたりケージが冷えすぎてしまう」時等にもおこりうります。

また栄養を充分にとらせてあげることも防止につながります。前年は大丈夫だったからと安心するのもよくありません「歳をとった」ハムスターは弱くなっていることもあるのです。

多くのトラブルを防ぐために大切なのはやはり「日頃の管理」と「事前の知識」です。獣医さんの連絡先を知っている事や「暖めるための道具」を用意しておくのはとても大切なことです。

小さな身体のハムスターにとって、限られたケージの中での体温の調整は難しい時もあるのです。

ハムスターを飼っている方は、一年の変化を知り、過ごしやすい環境を作り、彼らの安全を守ってあげてください。

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