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気をつけたい水温とヒーター、熱帯魚飼育の秋から冬への注意点

      2015/10/13

暑い夏が終わり涼しい秋へと変わる時期は多くの熱帯魚が病気になってしまう季節でもあります。

今回はそんな時期のヒーターでの正しい加温や開始時期、注意すべき点などのお話です。

◆温度差というもの

まだ残暑が残る時期、水温が下がらないから熱帯魚を無加温で飼育している方も多いと思います。

基本的にその方法は間違いではなく、まだ高すぎる水温は逆に熱帯魚用のファンなどで冷やしたいくらいです。

しかし、一つ盲点があるのです。

それは温度差なのです。

昼間は暑いけどここ二日か三日夜は涼しいな…とかんじたことはありませんか?

そのような時期は早朝などに急激に冷え込んでいる時があるのです。

その水温低下が原因で一日の間に大きな温度差がうまれてしまいます。

それがこの時期に起きる病気の原因の一つなのです。

◆温度差の対策

夏から秋へ変わる時の温度差を起こさないようにしておきたい対策をいくつか紹介します。

・ヒーターをセット

これが一番確実な方法です。

電気代を気にして、もっと寒くなってから使用しようと考える方もいるとは思いますが、熱帯魚用のヒーターは通常サーモスタットという器具と組み合わせて使用し(内蔵型もあります)設定した温度より下がった時だけ作動するものです。

まだ残暑の厳しい季節にはほとんど作動せず電気代もかなり少ないものだといえます。

(画像:とても小さな水槽でも使えるGEX オートヒーターミニ SH10

急な冷え込みの時だけ作動して魚を守る、そのためにヒーターを使用するのは一番確実な保温方法だといえます。

・部屋の状況の見直し

これはとても大切なことです。

ヒーターを使用しない時期では外気温の影響をとても受けやすいので、夜間窓を開けっぱなしにしない等のちょっとした注意が大切なのです。

(画像:小さなケースは外気温の影響を受けやすい)

また、大きな水槽と違い、小型水槽や、ボトルアクアリウムで飼育しているベタ等は水温の変化が激しくなります。

そのような小さなものは温度変化の少ない場所へ移動するなども一つの対策になります。

・断熱材の利用

(画像:切って使える断熱材はとても役に立つ)

市販の断熱材を水槽の下に敷いたりするだけでも水温変化は緩やかになります。

大きな水槽で動かせない場合は背面や側面などに使用してもよいでしょう。

こちらはあくまで補助的な要素なので過信しないようにしてください。

◆季節特有の怖さ

昼間は暑すぎ、夜間は冷える。

こんな時期は水温の維持が少し難しくなります。

(画像:サーモスタット内臓で一定温度まで水温を低下させるファン

夜間の低下を気にしながら、昼間は夏と同じ水温上昇防止の対策をしなければならない環境の方もいることでしょう。

そんな季節に飼育魚を守るのはやはりこまめな観察ではないでしょうか。

水温の変化を見逃さない、寝ている間の気温を予測する。

天気予報や室温計なども組み合わせながら環境を維持していくと良いでしょう。

この時期に一番聞く病気としては白点病かも知れません。

この病気は水温の低下を起因とすることもあるので、早期発見できるようにその症状をしっかりとあたまにいれておきましょう。

◆耐えれるからといって

耐えれるから問題ないと考えるより、その生き物にはどのくらいの温度が適正かと考えましょう。

温度差の激しい期間は短いですが、それからしっかりと守ることで無駄に体力を使わせず、その後の季節へと安心して向かえるのです。

この季節をすぎれば、高温になりすぎる昼間もなくなりますので、水中ヒーターによる加温だけでよくなり、水温管理は楽なものへとなるでしょう。

そのような季節は、高温に弱く難易度が高いと言われている一部のコリドラスやビーシュリンプなどの飼育もとてもしやすくなります。

もし新しく水槽を立ち上げ、生き物を飼育しはじめたいと思っている方がいたら、この温度変化の激しい時期が過ぎてから開始するというのも一つの方法だと覚えておいてください。

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