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小さな混泳向きドジョウ、クーリーローチの飼育と餌

      2016/04/27

混泳水槽にも向いた小さなドジョウ、クーリーローチ。

今回はそのクーリーローチの飼育や餌についてお話していこうと思います。

◆クーリーローチとは

(画像:クーリーローチ

クーリーローチ(学名:Pangio kuhlii)とはインドネシアなどの東南アジアに生息するドジョウの仲間です。

成長しても全長10センチほど、黄色と黒の縞にみえる模様が美しく古くから人気があります。

性質も温和で混泳水槽での飼育にも向いています。

◆クーリーローチの餌とは

クーリーローチの餌は、沈下性という水に沈むタイプのものが良いでしょう。

同じように低層で暮らすコリドラス用の餌などが上手く流用できます。

(画像:コリドラスの餌

ドジョウ用として販売されている餌などでも良いかもしれません。

臆病で普段は隠れていますが、餌の時には割と前に出てくる個体もいますので健康状態の観察などはその時にすると良いでしょう。

冷凍アカムシなんかも好んで食べますが、餌は偏りなくいろいろと与えるようにしてください。

◆クーリーローチは複数で

彼らは物陰に隠れる性質があります。

複数のクーリーローチを一緒に飼育すると、同じ場所に隠れ並んで顔を出している姿なども観察できるでしょう。

前途した餌への反応も複数の場合のほうが良くなる場合もあり、クーリーローチは1匹より2匹以上で飼育したい魚だといえます。

クーリーローチの飛び出し

底のほうで暮らすクーリーローチが水槽から飛び出すというのは考えにくいかもしれませんが、実はとてもよくあることなのです。

彼らは空気中からも酸素を取り入れるため、水面へと上がる時があるのです。

この水面での呼吸の時や、ろ過器の水流を遡った時などに意外と簡単に飛び出してしまうものです。

クーリーローチを飼育するときは飛び出し防止に蓋などを用意して対策しましょう。

◆クーリーローチの隠れ家

彼らは隠れることを好む魚ですので、水槽内に幾つか落ち着ける場所を用意してあげましょう。

流木などを用意しておくと良いかもしれません。

あまり複雑にしなくとも、自分でうまく落ち着ける場所を見つけますので大丈夫です。

◆クーリーローチの底砂

クーリーローチは底面を移動しますし、砂の中に身体をよせたりしますので角のない砂を使用してあげましょう。

角のある砂は、体の表面を傷つけ、雑菌などの侵入から病気を起こしてしまうかもしれないのです。

(画像:クーリーローチにも適した田砂

田砂や、津軽・プレミアムなどの砂は彼らの生活にも適していますのでおすすめです。

◆クーリーローチの水質

少し難しく思うかもしれませんが彼らの好む水質の話をしましょう。

彼らは弱酸性から中性という多くの熱帯魚が好む水質が適しています。

(画像:混泳魚としてすすめられるクーリーローチとラスボラ・ヘテロモルファ

おおまかに見ると、ネオンテトラ、一部の種類を覗いたコリドラス、オトシンクルス、小型のラスボラであるラスボラ・ヘテロモルファなど混泳水槽でよく見られる魚たちも同じような水質です。

そのようなことからもクーリーローチが混泳水槽のメンバーとして好まれるのです。

水温も25℃~28℃ほどという熱帯魚としては一般的なものなので飼育しやすいといえます。

◆クーリーローチの環境維持

底のほうで暮らす彼らの環境維持は、普通の魚と少し違います。

飼育する上での日常の汚れは、ろ過器だけでなく底にひいた砂の中にも溜まるのです。

これを綺麗にしないと、クーリーローチのような底で暮らす魚は体調を崩してしまうのです。

手入れとしては、水換え時にサンドクリーナーと呼ばれるものを利用して底砂の汚れを同時に綺麗にするのが良いでしょう。

サンドクリーナーの有名な製品として水作株式会社から発売しているプロホースというものがあります。

プロホースは水槽に合わせた色々なサイズが有りますので、自宅の水槽にちょうどよいものを購入できます。

(画像:底物飼育の定番プロホース

また、水草は植えにくくなりますが、砂の中に悪いものをためにくくするため、水槽内に敷く砂の量を少なめにし浅くしておくというのも良いです。

この方法はクーリーローチだけでなく、底砂の汚れを原因とした病気になりやすいコリドラス、アピストグラマなどの飼育でも使われる方法です。

◆クーリーローチの魅力

クーリーローチの魅力は、少し彼らに合わせたセッティングをしてあげるとしっかりと感じることができます。

複数匹、隠れ家を用意する。

これだけのことでも彼らの見せてくれる姿は他の魚にないものとなります。

販売水槽の中では中々見られないその生態を、是非手元で味わってみてください。

そうすればクーリーローチがどれだけ愛らしい魚なのかよくわかるはずです。

それともう一つ、クーリーローチを飼うときはその模様をよく見てみましょう。

2色の単純な模様に思っていても実は結構個々で違うものです。

中には一目見ただけでわかるくらい特徴的なものもいます。

そんなお気に入りを見つけるのもとてもうれしいことかもしれませんね。

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