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ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育、寿命や病気に混泳等

      2016/04/28

小さな黄色の魚、ゴールデンハニードワーフグラミー。

今回は彼らの餌のあげ方のコツや落ち着かせるための環境づくりなどを中心とした飼い方のお話をしたいと思います。

▼お知らせ
2016/4/28 寿命と病気に関しての追記を行いました

◆ゴールデンハニードワーフグラミーとは

(画像:ゴールデンハニードワーフグラミー

(学名:Colisa sota var、Trichogaster chuna var)

ゴールデンハニードワーフグラミーは略してGHDと表記されたりすることもあります。

成長しても全長4センチ程度、グラミーの仲間としては小型の部類に入ります。

かといって小さすぎるわけでもなく、ある程度の大きさになるため世話もしやすく初心者さんにも人気が高い魚です。

黄色の体表が鮮やかで、気の荒いものも多いグラミーと名がつく魚の中では、性格も比較的穏やかなので混泳にも向いていると言われています。

しかし、彼らは少し特徴的な魚なので、飼育にいくつか気をつけてあげたいポイントが有ります。

彼らだけで飼育するなら環境も作りやすいですが、混泳水槽では少しそれが難しくなります。

ここからお話するポイントを参考に、単種飼育の場合も混泳の場合もより良い環境づくりを考えてみましょう。

 

◆水流に弱い

泳ぎ方を見ていると気がつくかもしれませんが、彼らはあまり水流が得意ではありません。

元々流れのあまりない所に生息していることを感じさせるその体つきを、まずはしっかりと見てみましょう。

実際にゴールデンハニードワーフグラミーを飼育するときは流れの少ない環境を作ってあげたいものです。

(画像:一方コック

ろ過器の水流を弱めるようにしたり、エアーポンプを使用している時は一方コックなどを使い流量を調整してあげると良いかもしれません。

◆餌をとるのが得意ではない

小さな口、遅い行動。

混泳水槽では彼らのような餌をとるのが遅い魚はとても不利です。

餌を与えるときはちゃんと取れているか、気を使いながら与えるようにしましょう。

水面付近を好むので、同じ水槽内にゼブラダニオなどの同じような場所を活発に動く魚は入れないようにしておくほうが良いでしょう。

ゼブラダニオもとても美しい魅力的な魚なのですが、その双方を無理やり同じ水槽で楽しむことは魅力的だとは言えない結果になるかもしれないのです。

またゴールデンハニードワーフグラミーはとても口が小さいので、細かな餌が必要になります。

(画像:食べやすい小型魚の餌を探したい)

まだ小さな個体が食べにくそうな時は、餌を軽くすりつぶして与えてみましょう。

(画像:食べない個体には嗜好性の高い餌を用意したい)

中には食いつきの悪い個体もいるようですので、そういう場合は痩せすぎて取り返しがつかなくなる前に冷凍アカムシなどの嗜好性の高い餌を刻んで与えるなどの工夫をしましょう。

◆落ち着く水草

ゴールデンハニードワーフグラミーは少し臆病なところがあります。

そんな彼らを落ち着かせるときは、水草が大いに役立ちます。

(画像:落ち着かせるに効果的な浮草

特にアマゾンフロッグピットなどの浮草などは、生活圏を影にしてくれるので効果が高いです。

その他にも成長が早いグリーンロタラなどをある程度トリミング(切って整えること)せず、水面付近まで伸ばしておくのも良いかもしれません。

◆混泳の問題、同種間での小競り合い

グラミーは縄張り意識を持つ魚です。

もちろん大人しいと言われるゴールデンハニードワーフグラミーも例外ではありません。

そこまで激しい闘いをすることは少ないようですが、それでも気をつけたいものです。

少ないといっても絶対ではないのです。

複数匹のゴールデンハニードワーフグラミーが同じ水槽内にいる場合は、争いが起きた時の逃げ場として、水草を多めに植えて逃げ場を作るなどの対策をしてあげるようにしましょう。

極端ですが一番安全な方法は、水槽内にゴールデンハニードワーフグラミーを一匹だけにしておくこと。

当然ながらそうすれば同種間の争いはおきません。

他魚にはあまり興味を示さないことが多いのでリスクはかなり下がります。(必ず大丈夫だとは言い切れません)

しかし他魚と言っても、雰囲気の近い魚、同じようなグラミーの仲間は危険ですので覚えておきましょう。

大人しいからという点ばかりに注目するのではなく、ちゃんと縄張り意識を持つ魚だからということにも目を向けることが大切なのです。

◆ゴールデンハニードワーフグラミーの混泳魚

元々、前の項目でお話したとおり、おっとりした部分もある魚です。

ゴールデンハニードワーフグラミーの混泳魚は少なめにしておくと良いでしょう。

また、彼らの長いヒレをつつく可能性のあるスマトラなどとは混泳するのは適していません。

同居魚を考えるときは、その魚にヒレをかじったりする性質がないか注意して調べましょう。

◆環境作り

彼らは中性~弱酸性という多くの魚が好む水質が適しています。

そのなかでもやや弱酸性によった環境のほうが彼らは良いようです。

その反対であるアルカリ性に傾く可能性のあるサンゴ砂などは使用しないようにしてください。

初心者のかたにはこの弱酸性、アルカリ性などの話は難しいかもしれません。

熱帯魚の話で出てくるPH(ペーハー)というのが、その弱酸性やアルカリ性を表す数値です。

最初は難しくとも、そのような視点をもつことで知識は広がりますので覚えておくと良いでしょう。

簡単に言うならば、混泳水槽の同居魚を選ぶときは同じぐらいのPHを好む魚を選ぶほうが良いのです。

もちろん他にもいろいろな要素がありますが、弱酸性を好む魚と、弱アルカリ性を好む魚は一緒にはしないほうが良いということくらいは覚えておきましょう。

それは魚だけでなく、前途した砂なども同じです。

もしゴールデンハニードワーフグラミーの砂選びが不安であれば、水質に影響の少ないものを選択するようにしてみるのも一つの方法です。

◆ゴールデンハニードワーフグラミーの人気

ゴールデンハニードワーフグラミーは、動き見た目ともに愛らしく多くのファンを持つ魚です。

しかし彼らが水流が苦手で、縄張り意識を持つことを知らずに飼育する方も多いのです。

(画像:とても美しいパールグラミー

ゴールデンハニードワーフグラミーが何故大人しいと言われているかを知るために、パールグラミーなどの他のグラミーについても少し調べてみると良いかもしれません。

どんな魚でもできるだけ知ったうえで飼育したいものです。

それでも、飼育してみなければわからないことというのは、たくさんあるものなのです。

補足:寿命や病気について

ゴールデンハニードワーフグラミーは比較的丈夫な魚ですが、病気にかかると調子を戻すのが難しい魚でもあります。

普段から適切な飼育を心がけ病気の予防に努めるようにしましょう。

彼らの病気の予防は、ベタの飼育に関する情報が役立つことがあります。

ゴールデンハニードワーフグラミーの情報が集まらない時は、ベタの情報も参考にしてみましょう。

 

彼らの寿命は3年程度と言われるとおり、そこまで長いものではありません。

 

その期間内にいかに魅力を引き出し彼らと付き合っていくか。

 

そのためにできることを、どんどん吸収していきましょう。

 

基本的には環境の急変を好む魚では無いということは、しっかりと頭にれておくと良いかもしれません。

 

▼ベタの飼い方を参考にする
>>老衰と寿命。年老いたベタのエサ、水換えなど…世話の注意点【前編】

>>ベタの白点病、コショウ病。死なせないための病気の特徴と予防と治療

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