Guppy(グッピー)|熱帯魚アクアリウム入門WEBサイト

熱帯魚やメダカ等のアクアリウム入門サイトです。各魚の飼育に関するお悩みを解決していきます。グッピー、ベタ、アカヒレ、ミナミヌマエビ等様々な魚の飼育方法を公開しています。

水草が枯れて魚が全滅…ボトルアクアリウムを失敗する5つの理由

   

インテリアとしても人気が高いボトルアクアリウム。

綺麗に維持しておきたいのになぜかうまくいかない…

今回はそんなボトルアクアリウムを失敗する5つの理由を紹介します。

◆その1 ボトルが小さすぎる

これは特に多い理由です。

ボトルが小さすぎると、外気温の影響を受けやすく一日の中でも温度差が激しくついてしまいます。

水質の悪化もはやくなります。

それが、中にいる生物や水草への大きなダメージになることがあるのです。

(画像:色々な容器が利用できるボトルアクアリウム

温度差が原因で魚が病気になり死んでしまう…

水草が暑い夏に上昇しすぎた水温のせいでだめになってしまう。

そんなリスクを避けたい方は少しでもボトルを大きめにしてください。

◆その2 不適切な砂ではないか

ボトルアクアリウムには水草を植えるために砂や土を入れている方は多いと思います。

ここで気をつけて欲しいのはその砂の種類です。

(画像:砂の解説はよく読もう)

失敗談でよくありがちなのはサンゴ砂。

その美しい白い見た目を気に入り使用している方は多いのですが、サンゴ砂は水質をアルカリ性というものへと傾けてしまうのです。

多くの水草がこのアルカリ性の水質を苦手としています。

使う砂の性質と水草の相性が悪い場合は枯れてしまうことも珍しくありません。

もちろん魚との相性もあります。

ソイルは弱酸性に傾けるものが多い、サンゴ砂は弱アルカリ性に傾けるものが多い…ただでさえたくさんある砂や土の特徴を見ていくのは初心者さんには少し難しいかもしれません。

その場合は、あまり水質へと影響を及ぼさないとされている砂と、水質への適応性の高い水草に絞って選べば探すのも簡単になりますし、維持もしていきやすくなります。

◆その3 置き場所

ボトルアクアリウムを維持するためには、置き場所はとても大切な要素です。

例えば、窓際などの直射日光が当たりすぎる場所は、水温が極端に上昇してしまうことがあります。

また逆に暗すぎる場所では水草に光が行き届かず弱ってしまうことがあります。

そういったボトルの外の環境からの影響を考えながら、ボトルの置き場所を決めていくのです。

不安な方は、最初は日光を避け、それなりに明るい温度差が出にくい場所を選ぶようにして、そこから少しずつより良い場所を考えていくのが良いかもしれません。

ボトルアクアリウムはその1で話したとおり小さいため、いろいろな影響は受けやすいですが、その反面移動させやすいものなので、季節などの状況に合わせて場所を変えていくというのも一つの方法です。

◆その4 難易度の高いものをいれている

知らずに難易度の高い水草や生き物を入れてしまっている。

これは意外とあることです。

例えばビーシュリンプとよばれる飼育難易度が少し高いエビがいます。

(画像:ブラックビーシュリンプ

数年前まではビーシュリンプは高額なものばかりで、専門店以外での取り扱いがなかったため初心者さんが飼育することはほとんどありませんでした。

最近では200円ほどのビーシュリンプが店頭に並び、扱っているお店も多くなったのです。

多くの初心者さんが、見た目の綺麗なエビという認識だけで手を出してしまい失敗しています。

そういう方のほとんどが、小さなエビがボトルで飼育しやすいという記事などを読んだからと言うと思います。

しかし、そのいろいろなところでボトル飼育が成功したと紹介されているミナミヌマエビと呼ばれるエビで、ビーシュリンプではないのです。

魚やエビにもいろいろなものがいます。

(画像:まずはどのようなエビか通販サイトなどで解説を見てみよう)

まず、どのような生き物か、どのような水草かということを調べてから手を出すようにしてください。

◆その5 蓋

これは意外に気が付かないひとが多いかもしれません。

ボトルアクアリウムをやるときに蓋をする場合は密封してはいけないのです。

熱帯魚の飼育経験のある人は蓋を密封する危険性は理解していますが、ボトルアクアリウムから始めた方は知らない方のほうが多いでしょう。

これは、魚でも水草でも必要なことなので覚えておいてほしいことです。

水と空気は密接です。

空気が水とふれあうことで、酸素が少しずつ水中へと溶けこんでいくのです。

植物が二酸化炭素を吸って酸素を出すから大丈夫だという人もいますが、植物も夜間には酸素を吸い二酸化炭素を出すのです。

これを繰り返していくと容器内の酸素がいずれ尽きてしまいます。

もちろん蓋をすることが自体が悪いとは言いません。

魚の飛び出し防止などには大いに役立ちます。

冬場の保温性の向上にもつながるでしょう。

ですが、必ずどちらの場合も通気用の穴はあけるようにしてください。

特に注意したい季節は夏です。

夏場は蓋があると熱がこもりやすくなります。

そして密封した容器内の酸素の消耗もはやくなりますので覚えておきましょう。

目に見えないトラブルの原因、それは案外蓋のせいだったりするのです。

◆ボトルアクアリウムの失敗

最近はボトルアクアリウムが流行しているというのもあり、多くの情報が出ています。

材料が少ないため、簡単に仕上げてしまうこともできます。

しかし大切なのはボトルアクアリウムを作ることではなく、維持していくことなのです。

小さな容器内で維持していくというのはそんなに簡単なことではない。

このことを知らずに始めてしまう方が多い…それがたくさんの方がボトルアクアリウムを失敗してしまう本当の理由かもしれません。

 - ボトルアクアリウム