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強くて綺麗で飼いやすい?正しく知りたいゼブラダニオの飼育と魅力

   

ゼブラダニオという魚をご存知でしょうか。

ストライプ模様の美しい小型の魚なのですが、実はこのゼブラダニオ、とても丈夫な小型魚なのです。

しかし飼育する上で気をつけたいポイントがいくつかある魚でもあります。

今回はそんなゼブラダニオの魅力と飼い方についてお話します。

◆間近で見たい美しい体色

(画像:ゼブラダニオ

(学名:Danio rerio)

ゼブラダニオの美しさはその体色にあると思います。

スピード感すらかんじるシンプルな模様を描くその色は、見れば見るほど深みを感じるものです。

小さな身体で動きの速めな魚ですので、ちょっと近くによって観察してみると良いでしょう。

光の当たる角度により、見える具合の変わる濃い青がまっすぐに流れるその身体。

モダンな雰囲気すらもつその姿は、他の魚にはなかなかないものです。

ゼブラダニオを飼育したこと無い方は、ショップなどでよく見る魚だと通りすぎずに一度じっくりと見てみてください。

彼らは本当に綺麗な魚なんです。

◆ゼブラダニオの飼育しやすい理由

ゼブラダニオは飼育しやすい魚だと言われることが多いです。

彼らが何故そう言われているかを一言で言うならば、強いからでしょう。

他の飼いやすいといわれている小型魚の中でも、ゼブラダニオの環境への適応能力は高いほうだと言ってもよいかもしれない、と思うほどです。

彼らは運動能力も高く、餌もなんでもよく食べます。

通常の小型魚用の餌ならそう気を使わず与えることが出来るでしょう。

水質も特別な環境を用意せずとも、きちんと水換えを行うなどして中性付近で保っていればそう体調を崩すこともありません。

水温は26℃前後の一般的な熱帯魚の感覚で良いでしょう。

もちろん無理な飼育法をとれば丈夫だと言われている彼らも調子を崩し死んでしまうこともあります。

耐えれるからといって無理な環境での飼育はしないようにしてあげましょう。

◆ゼブラダニオの混泳

ゼブラダニオは混泳に向いているとよく言われますが実は少し注意が必要なのです。

まず、ゼブラダニオは水槽の上層をよく泳ぐ魚です。

ですから、ゼブラダニオはグッピーなどの泳ぎの下手な上層を好む魚とは少し相性が悪いかもしれません。

ゼブラダニオのほうが動きが機敏なので餌を独り占めしてしまったりストレスを与えてしまうかもしれないのです。

次にその機敏な動き、これこそがゼブラダニオの大きな魅力なのですが、混泳魚には少し迷惑になることもあります。

ここまで聞いて、ゼブラダニオは混泳に不向きな魚だとかんじたかもしれません。

混泳水槽を作るときは、その感覚はとても大切です。

ですが、混泳に少し気を使うからといってゼブラダニオが悪い魚だとは言えません。

(画像:ヒレの長いタイプのロングフィンゼブラダニオ

逆に言えば、小型水槽などで単種で泳がせても充分に動き、目を楽しませてくれる魚だとも言えるのです。

あまり広くない水槽には多数の種類を泳がしてしまうとまとまりが無くなってしまい、どうもおかしな風に見えてしまうことがあります。

それに小さな水槽にたくさんの数の魚を入れると水質を悪くしてトラブルすら起きかねません。

そんな時は種類をしぼって飼育するのですが、ゼブラダニオのその活動量、シンプルで美しい見た目は、少数飼育でも見応えのある水槽にしてくれるのです。

魚の魅力を引き出すのは飼育者次第なのです。

◆ゼブラダニオに学ぶ魚というもの

ゼブラダニオは実は鯉の仲間です。

顎の下によく見ると細いヒゲも生えています。

近くで見ると意外と鯉らしい愛嬌のある顔をしているのです。

多くの書籍や記事で紹介される彼らは、温和で強い飼いやすい魚とだけ。

しかし忘れてはいけない、活発で活動量の多い魚であること。

そして間近で観察したい、とても美しい魚であること。

そんないろいろな特性を持つゼブラダニオが教えてくれるのは、魚の魅力というものそのものかもしれません。

彼らが泳いでいるのを見ていると魚というものは一言で表せないものだと気付かされます。

それこそがゼブラダニオを飼育する醍醐味かもしれません。

一癖ある魚のほうが案外面白いこともあるのです。

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