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死因を知るのは難しい…続々々・熱帯魚が調子を崩す理由まとめ

   

前回のお話>>[購入した時は既に病気??続々・熱帯魚が調子を崩す理由まとめ]

さて第四弾になりました、熱帯魚の不調の原因のお話。>>第一弾はこちら

今回は魚そのものの不調の原因を見ていきましょう。

◆魚の不調

魚の不調は環境だけでなく魚に原因があるときがある。

飼育者ではどうにもできないことがあるという証明のような言葉ですが、あながち嘘ではありません。

どんな魚が調子を崩しやすいか…それを見ていくことで飼育の幅を広げていきましょう。

①老成個体

見てそのまま、歳をとった個体はだんだんと弱っていき体長も崩しやすくなります。

体力のなくなってきた個体は、薬浴をさせたことそれがとどめとなり死んでしまうこともあるほどです。

老成個体は目に見えて歳をとっていると感じられることも多いです。

長年飼育した個体が病気でもないのに活性が落ちてきた時は優しく見守ってあげるようにしましょう。

エサの量の調整などの管理もしっかりとしてあげるとよいでしょう。

②個体差

この言葉は熱帯魚だけでなく生き物を飼う上では欠かせないものです。

人間にも風邪をひきやすい人やそうでない人がいたり、身体の大きな人や小さな人がいたりします。

もちろん魚にもこれは言えることなのです。

魚の中には先天的に弱い個体や、疾患を抱えた個体などがいるのです。

同じ環境で飼育している同じ魚なのに病気になりやすいものとそうでないものがいる、調子を崩した時に死んだものと生き残ったものがいる。

これはもしかすると病気の感染の順番ではなく個体差であることもあるのです。

体力のない魚から死んでいく…それをできるだけおこさないために日頃から健康管理をしっかりとしておきたいものです。

③改良品種

改良品種、これは魚の世界では目にすることは珍しくありません。

中にはもともと奇形だったものを固定(その特徴を持つ子どもばかりが生まれるようにしていくこと)したものもあります。

全てではありませんが、そのような個体は泳ぎが下手だったりエサを取るのが苦手だったりすることがあるのです。(改良品種のほうが強く飼育しやすい種類もたくさんいます)

(画像:美しいヒレを持つグッピー

たとえばヒラヒラした尾をもつグッピー、あの大きな尾は改良によりできたものなのですが、他の魚に比べるとその尾が重いのか泳ぐのが上手くありません。

なので、あまり泳ぎの速い魚とは混泳させないほうが良いと言われるのです。

しかし人間の手元でも飼育に長い年月をかけて慣れているので、原種より改良品種であるグッピーのほうが、水質などという観点では飼育しやすいという話も同時にあります。

このように改良品種の強い所、弱い所をちゃんと把握すると、飼育に成功しやすくなります。

また同じ種類の魚でもまれに奇形が混ざることがあります。

先天的に背骨が曲がっている、上手く泳げない…そんな魚もいるのです。

滅多に出会うものではありませんが、多くいる生物の中には先天的に育たず死んでしまう遺伝をもったものもいたりします。

◆補足 魚のランキング

シクリッドという魚のグループがあります。

(画像:シクリッドの仲間であるディスカス

エンゼルフィッシュ、ディスカス、アピストグラマなどが含まれるグループです。

シクリッドの多くは縄張り意識が強く複数を同じ水槽で飼育していると、魚の間でランキングが生まれることがあります。

種類や環境によってはその中の一番弱い個体がいじめられたり、エサが取れずに死んでしまうこともあります。

そんなわかりやすいシクリッドだけでなくとも、同種間で争いランキングをつける魚はいくつもいるのです。

そのような魚は、事前にある程度学び、対策できる環境を用意しておく必要があります。

極端な話に聞こえるかもしれませんが、魚をいつでも隔離できるような環境を用意している飼育者さんは少なくありません。

熱帯魚は飼ってみないとわからない…意外と個体差のある生き物だということを忘れないようにしてください。

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