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熱帯魚が凍死?冬に熱帯魚を購入する時、輸送、水合わせの注意点!

   

冬の熱帯魚の購入。

実店舗、通販といろいろなショップが有りますがどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。

今回はそんなお話です。

◆夏より冬のほうが飼いやすい?

タイトルに反するようですが、これは多くの種類の熱帯魚に当てはまる話です。

夏場に上がりすぎてしまう水温を下げるより、冬場に水中ヒーターを使い水を温めるほうが簡単で、一日の中で温度差も出しにくいからなのです。

熱帯魚は温めるより冷やすほうが難しい。

多くの飼育者さんはそう言います。

しかし、輸送中となるとそうもいきません。

輸送中には水中ヒーターが使用できないからです。

それでは冬場に熱帯魚を購入してから水槽へ入れるまでの注意点を順番に見ていきましょう。

◆購入~輸送編

①実店舗での購入からの輸送

実店舗での魚の購入で気をつけたいのは、交通手段とその距離です。

熱帯魚は小さな袋に水といれてもらうことがほとんどだと思いますが、その水温は寒い中運んでいると水温はどんどん低下してしまうのです。

だからこそ、そこまで行く乗り物と、距離を意識しなければならないのです。

長距離の徒歩、これは一番水温を下げてしまいます。

短距離で車、これならば温度低下は少ないでしょう。

人それぞれの輸送方法、しかしどの輸送法に共通するのも、冬だから外は寒いということです。

この間に寒さ対策をすることがとても重要となります。

まずその前に覚えておきたいのは、すみやかに家に帰る事。

これはどんな季節にもいえますがとても大事なことです。

保温対策は、袋を発泡スチロールの箱にいれたり、車であれば車内を暖めたりといろいろな方法が取れます。

熱帯魚の入った袋を新聞紙でくるみ、外袋を二重にしておくだけでもだいぶ違います。

他にもカイロを利用したりしてもよいでしょう。

カイロは濡れると危険だったりしますので、外袋を二重にした外側にいれるなど上手く利用するようにしてください。

それともう一つ、カイロを利用する時は逆にあつくなり過ぎないようには気をつけてください。

滅多にあることではないと思いますが、過剰にカイロを使用して必要以上に温めないようにしましょう。

②通販の購入と受け取り

通販ではとても長い距離、魚が輸送されてきます。

その梱包は相手側に任せるしか無いので、まずは信頼できるお店である事が重要です。

(画像:通販は魚だけでなくどのようなお店かを把握しよう)

初めてのお店の時は、どのような状態で運ばれてくるかを事前に問い合わせてみても良いでしょう。

それは不安を解消するだけでなく、届くものが何かということを性格に把握するためでもあります。

そして大切なのは受け取りです。

これは確実に着時間に受け取るようにしてください。

不在で受け取れなければ、それだけで魚の輸送時間は伸びていくのです。

そしてもう一つ、受け入れたらすぐに開封して魚の状態を確認しましょう。

それが通販での購入の大切なことです。

◆水合わせ編

魚を購入したら、水合わせを行って水槽へと導入すると思います。

水温と水質、購入先の水を自宅の水に徐々に合わせていくことで魚へのショックを減らすのですが、冬場は特にこの水温に気をつけるようにしましょう。

水槽内と、袋の水。

この間に大きな温度差がある可能性があるのです。

水温は、袋のまま水槽へ浮かべておくことで揃えていく方法が一般的ですが、ただ時間を放置しておくだけでなく、水質を合わせる(袋の中に水槽の水を混ぜていく)前に必ず袋の中の水温を確認してください。

水槽内と袋の中の水温が同じでなければ、もう少し待つようにしましょう。

また複数の魚を購入して袋の数が多く、一度に水槽へと浮かべれないと、いくつかの魚の温度合わせを待たせることになります。

そうすると水槽に浮かべれずに放置された袋の中の温度が低下してしまいますので、何かしらの対応が必要になります。

ちゃんと水温合わせをできるイメージができている数以上の購入は控えましょう。

そしてもう一つ、水温で気をつけたいことがあります。

水温が低下しているからといって、お湯を足すなどして急激に水温を上げないでください。

急な温度変化は魚へのダメージになりますので、焦らずゆっくり水温をあげていきましょう。

袋を浮かべる方法ではなく、別の容器に魚と購入してきた水を入れ、そこで水合わせを行う場合は、その容器内で一時的に使用できるサイズの水中ヒーターを一本用意しておくと良いかもしれません。

(画像:温度を自由設定できるヒーターであれば扱いやすい)

その場合もあまり大きなヒーターを使用し過ぎると急激に水温が上昇しますので注意してください。

◆冬場の購入まとめ

今回のお話を読んで、冬場の購入で大切なことはとても単純だとわかってもらえたと思います。

購入した時の水温をできるだけ低下させないようにすみやかに運ぶ。

実はこれだけなのです。

発泡スチロールの容器にいれ、まっすぐに家に帰る。

この方法などで、あまり水温を低下させずに運べば、いつものように水温を合わせ、水合わせを行えばよいのです。

水温を低下させてしまうから生まれる、自宅の水槽内と、購入した魚の袋の水の水温差。

これをできるだけ生まない。

これが一番大切なことなのです。

熱帯魚の凍死。

これは、どんな冬場にしろ飼育者の大きな不注意でしか起こりません。

寒い季節の購入は、凍死という極端な事例だけでなく、水温低下しやすいという部分までちゃんと目を向けてあげましょう。

 - 魚飼育の知識