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アナカリスに学ぶ、屋外ミナミヌマエビ繁殖水槽に適した水草選び

   

睡蓮鉢や発泡スチロール製の飼育容器を水槽として、屋外で繁殖させているミナミヌマエビに適した水草はなんだろう…

今回は、そんな方に見てほしいお話です。

今回の主役であるアナカリスから水草選びの方法を学んでみましょう。

一つの水草の特性をしっかりと知ること…ミナミヌマエビと共存させるからこそ、それはとても大切なことなのです。

◆初心者には浮草より扱いやすいアナカリス

(画像:アナカリス

屋外といえば浮草、そんなイメージが有ると思います。

ホテイアオイにアマゾンフロッグピットなど、浮草は確かに屋外で大活躍する水草です。

しかしこの浮草、光量不足や寒さには弱いというのをご存知でしょうか?

浮草は環境によっては越冬できず、冬が近づくと枯れてしまう事も多いのです。

また夏には増えすぎることもあり、毎週のように間引きをしなければならないこともあります。

根に稚エビがついていないか確認しながらのその作業は、慣れていないと大変かもしれません。

※浮草がダメというわけではありません、上手く使えば日除けや、水の余計な養分を吸い取ったりなどの素晴らしい効果の期待ができます。

それに対しアナカリスは耐寒性が強く、水中で越冬することも珍しくありません。

ミナミヌマエビの飼育は足場が多いほうが良いので、冬場でも生存してくれるのはとてもありがたいのです。

また、アナカリスも成長速度は確かに早いですが、間引くときも葉がややおおぶりなため稚エビの確認も簡単です。

基本的には水中で軽くゆすり引き上げれば稚エビは離れていきます。

ホテイアオイのように根の密集したものだと、引き上げた時に水が流れることで、密着してしまう根と根の間に閉じ込められてしまう時があるのです。

また、アナカリスは光量が少なくとも育つため、夏場に水温の上昇を抑える時に簾や板などで日除けなどをしやすいのも特徴です。

◆植え無くても育つ

5センチほどの切れ端を浮かべといたら50センチ位になった。

これはアナカリスによく言われる話です。

事実浮かべておけばよく伸びるアナカリス、この特性は屋外での管理を楽にしてくれます。

底に砂を入れていない水槽でも育つ…そんな水草なのです。

◆価格が安く通年入手がしやすい

一年を通して流通し、価格も安いので入手がしやすいアナカリス。

これはとてもありがたいことです。

(画像:ミナミヌマエビ

また、エビは農薬に弱いので、無農薬のものを購入するようにすると安心です。

◆手入れがしやすい

あまりにもひどい場合は厳しいですが、ある程度の苔の付着であれば指で優しく洗い落とすことができます。

アナカリスは糸状の藻が絡まった時も分離させやすい葉の太さです。

◆ストックしやすい

水中にうねるように伸びるアナカリスは、ストックもしやすいです。

バケツ程度でもある程度の量キープできるのです。

その時はカルキを抜いた水を使用してください。

水が合わないと、ごくまれに葉がバラけてしまうことがあるのです。

バラけてしまったものは軸が残っていればそこからまた成長することがほとんどですので、しばらく様子を見ておきましょう。

◆本当に適した水草とは

ミナミヌマエビの餌場や足場として使用したい水草。

今回はアナカリスを紹介しましたが、他にもミナミヌマエビの飼育に適した水草はたくさんあります。

本文中に対比するためにマイナス点を書いてしまいましたが、浮草はとても優秀です。

成長が異常に早い浮草は水中の余分な養分を吸いとり水質を維持したり、水面が覆われることで水中の生物への安心感を与えたりします。

(画像:ホテイアオイ

自ら引き上げる時に根に稚エビを閉じ込めてしまう可能性があるホテイアオイ、逆を言えばその根が稚エビの隠れ家として適しているということです。

水草の特性を理解し、育てる。

それぞれのよさを活かす。

アナカリスはその中の一つでしか無く、正解ではありません。

自分の飼育スタイルにどの水草が適しているか、それを探していくのも楽しいことかもしれませんね。

◆補足 アナカリスの花

アナカリスは育てていると可愛らしい白い花を咲かせることがあります。

室内ではなく屋外であれば咲かせるチャンスも増えます。

アナカリスの花に出会うため…アナカリスのおかげで、毎日の観察が楽しくなるかもしれませんね。

もう一つ花を咲かせるのでオススメなのはホテイアオイ。

あの紫の花はとても美しいです。

いつ咲くか…水草を仲間入りさせ、ミナミヌマエビの飼育にもう一つ喜びを加えてみてはどうでしょうか?

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