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水草、流木でベタのヒレが破れる?ベタの水槽レイアウトの注意点

   

ベタ、大きなヒレの美しい熱帯魚。

小型水槽でも飼育のしやすい彼らの人気はとどまるところを知りません。

そんなベタの水槽を美しく飾りたい…

多くの飼育者さんが考えるそれには実は色々と落とし穴があるのです。

◆硬いものは気をつけて

ミクロソリウム、アヌビアス・ナナ…育てやすい水草ですがこれらの植物の葉はとても硬いです。

(画像:硬い葉の水草

これ以外にも、流木などの素材や石なども硬いレイアウト素材です。

これらの素材が原因でベタの大きなヒレが傷ついてしまう可能性があるのです。

ベタは狭い所に潜り込むのが好きな魚です。

そのような時にひっかけて破けてしまう…そんなこともよくあるのです。

あの大きなヒレは改良によって作られたもので、自然界のものではありません。

魚だから水草や流木などの自然の素材が良いだろう…という考え方は当てはまらないのです。

もちろん上手くレイアウトすれば、これらの素材を利用しても傷つけないで飼育できることもあります。

ベタのレイアウト素材を選択する時は、ヒレが引っかからないように考えてみましょう。

考え方のコツとしては、ミクロソリウムやアヌビアス・ナナは葉の密度を高くし過ぎるとその間に無理やり潜ろうとするベタがいる…ということを意識することでしょうか。

成長の遅い水草なのでそう頻繁ではないですが、密度の高すぎる株はベタが引っ掛けるようであれば、通り抜けやすいようにトリミングをすると良いでしょう。

流木も、ぎりぎりベタが通ろうとしてしまう穴などがあるものは避けるようにしていくと良いでしょう。

ベタは隙間や穴に挟まり死亡してしまう事故のよくある魚であるということも、レイアウトをするときは意識しておきましょう。

◆水槽の大きさを考えて

柔らかい水草なら大丈夫…そう思いながらマツモやアナカリスを水槽内へと入れすぎていませんか?

狭い容器の中に水草をいれすぎると、無理やりその間を抜けようとしてヒレを破く…そんなベタもいるのです。

小さすぎる容器の場合は何も入れない。

多くのベテラン飼育者さんがそうやって飼育している理由にはヒレを守るためだという意味合いもあるのです。

水槽内にゆとりが持てない場合は何も入れない。

これはベタを綺麗に飼育する上での知恵なのです。

◆ヒレが破れやすいベタとそうでないベタ

同じような環境でベタを飼育していても、ヒレが破れやすいものとそうでないものがいます。

それは性格のようなものや、ヒレの質のようなものなのかもしれません。

しかしベタは個体差があり、必ず全て同じ状態で飼育できるとは限らないという事を覚えておきましょう。

個体それぞれに合わせた飼育を心がけるというのはとても大事なことなのです。

また数多くあるベタの種類のなかでも、ヒレが傷つきやすいものがいます。

ヒラヒラの大きなヒレを持つハーフムーン、ベールテール(トラディショナルベタ)などは特にヒレがやられやすいので気をつけましょう。

(画像:ヒレの短いベタ

逆に、短いヒレのプラカット、鋭利な雰囲気のヒレをもつクラウンテールは比較的ヒレにダメージを負うことは少ないと言えます。

もう一つ覚えておきたいのはベタの体調です。

ヒレに不調が現れた時、そのようなときは普段は問題ない素材でもひっかけると破れてしまうことがあります。

何らかの不調でヒレや皮膚が弱る、そういうこともあるということは知っておいてください。

老成個体などにもそのような傾向が見られる時があります。

◆魚のためのレイアウト

魚を落ち着かせるために隠れ家を増やす。

この考えはすべての魚にあてはまるわけではありません。

ベタは特に人に慣れやすい魚ですから、隠れ家よりそちらを優先したほうがもしかするとストレスの少ない飼育を出来るかもしれないのです。

驚かさないように落ち着いた場所に水槽を置き、優しく人がエサをくれる相手で敵ではないということを覚えさせる。

これはレイアウトのように目には見えませんが、長く飼育する上では重要なことです。

ベタの性格も色々…飼育者はそれを忘れずにしっかりと観察をしてそれぞれにあわせた環境づくりをしていきましょう。

それではこのお話は第二弾である
>>ビー玉や白砂が原因で水質悪化?続・ベタ水槽のレイアウトの注意点
へと続きます。

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