Guppy(グッピー)|熱帯魚アクアリウム入門WEBサイト

熱帯魚やメダカ等のアクアリウム入門サイトです。各魚の飼育に関するお悩みを解決していきます。グッピー、ベタ、アカヒレ、ミナミヌマエビ等様々な魚の飼育方法を公開しています。

水温が低い?安定しない?ベタの冬パネルヒーターを安定させるコツ

   

ベタは熱帯魚。

冬場はヒーターによる加温が必要です。

ですが小さなケースでは、観賞魚用の水中ヒーターが使いづらい…

そんな時に使用されるのがパネルヒーターです。

容器の下に敷くだけで使用できるパネルヒーター。

うまくつかわないと水温が上がりきらなかったりしてしまうこともあり、ちょっと初心者さんには使用が難しい面もあります。

せっかく使用するのに水温が上がらなければ意味が無い…

実はその失敗例の多くは、パネルヒーターに対する誤解から生まれているものなのです。

今回はそんなパネルヒーターの扱い方について詳しくお話します。

(画像:人気の高いピタリ適温プラス

◆何人により水温の違いが大きいのか

パネルヒーター(底面ヒーター)でベタ。

このことについて調べていくとそれぞれの飼育者さんが話す水温にとても差があるように感じるでしょう。

26℃で安定という人もいれば、一日の中に温度差が出るという人も。

中にはとても水温が低いという人も。

ベタの飼育を考えるならばできれば水温は26℃あたりで落ち着かせたいものです。

それではこの差が何故生まれてしまうか考えてみましょう。

実はこれは飼育者さんに原因があり、製品が問題であることは不良品でない限りありえないのです。

多くの方が、このパネルヒーターというものを誤解したまま使用しているのでこのような結果が出ているのです。

まずは、それについて少し勉強していきましょう。

◆熱帯魚用ではないこと

これが一番大切なことです。

パネルヒーターとはもともと爬虫類や小動物向けの保温器具で、熱帯魚用ではないのです。

防水性の記述などもありますので、事前に使用説明書をよく読んでおくとよいでしょう。

基本的な使用方法は爬虫類等の飼育容器下に敷きその上に生体がのるというものなので、パネルヒーターによる加温の恩恵をほぼ直接に近いかたちで利用できるのです。

しかし、水の中に入っているベタではそうはいきません。

水を温めなければならないのです。

水中し得物である直接ベタが、爬虫類のようにパネルヒーターの加温を直接受けることはできません。

パネルヒーターの表面温度が何度であろうと、水温が低ければ意味が無いのです。

だからこそ、人の言う水温に差が生まれやすいのです。

次の項目では、それをもう少し噛み砕いて説明します。

◆熱帯魚用ではないこと その2

パネルヒーターを簡単に例えるならば、人間で言うホットカーペットです。(最近主流であるパネルヒーターは温める原理はホットカーペットとは違いますが、わかりやすく解説するためにこの例を使わせていただきます)

人間が乗ると暖かいホットカーペット。

ではその上に人が入れるくらいの水槽を置いたら水はどこまで暖かくなるでしょうか?
ホットカーペットの上に直接寝転がるのと、その水槽内にはいること。

温度だけでなく、温度の感じ方も、何もかもが違うことが想像できると思います。

これが、パネルヒーターで水を温めることと、元々の使用法の違いの答えです。

それでは次の質問です。

パネルヒーターの上に1リットルの瓶。

パネルヒーターの上に3リットルの水槽。

パネルヒーターと設置条件が同じだとしたら、水温は同じでしょうか?

これが人ごとに水温に差が生まれる理由の一つです。

通常、パネルヒーター一枚でよくある水槽、例えば30キューブを真冬に26℃に保つなどは不可能です。

ベタがパネルヒーターで飼育する生き物に普通に含まれているのは、その飼育するための水量が少ないことが多いからなのです。

ある程度のサイズのある水槽を使用しているのであれば、観賞魚用の水中ヒーターを使用しておくほうが安全と言われるのは、水量が多いためパネルヒーターでは温めきれないからなのです。

(画像:ベタ プラカット

パネルヒーターの消費電力は、大型のケージで使用されるような幅50センチを越すようなものでも20ワット前後、20リットル程の小型水槽を加温するのに適していると言われている水中ヒーターは50ワット。

この差を見てもわかると思います。

水量が少ないからといっても1リットルの水、3リットルの水、5リットルの水では温まる時間に差がでるのは当然のことです。

これこそがパネルヒーターの水温が安定しないと言われている、誤解そのものなのです。

正しく利用すれば水が入っていても小さな容器であれば、しっかりと加温できるパネルヒーター。

これはボトルアクアリウムやベタの飼育者さんにはありがたいことでしょう。

それではこのお話の続きに進みましょう。

なんとなく利用するのではなくちゃんと把握して利用する。

そのためにはまだまだ知りたいことがあるのです。

▼パネルヒーターの使い方をマスターしよう!
>>使い方をマスター!続・ベタの冬パネルヒーターを安定させるコツ

 - ヒーター, ベタ