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使い方をマスター!続・ベタの冬パネルヒーターを安定させるコツ

   

前回は何故パネルヒーターで加温しているベタの水温が安定しないかということについて話をしました。

▼前回のお話はコチラ
>>水温が低い?安定しない?ベタの冬パネルヒーターを安定させるコツ

今回はその続きのお話です。

(画像:サイズの選べるピタリ適温プラス

パネルヒーターを上手く使い、冬のベタの飼育を安全なものへとしていきましょう。

◆同じ水量でも容器により違う

パネルヒーターが水量により温める時間が違い、多すぎる場合は加温が追いつかないこともあるというお話が前回のお話であったと思います。

しかし水量が同じでも容器の形状によりパネルヒーターによる恩恵が変化してくることもあるのです。

これを理解すればパネルヒーターをより効果的に使うことができます。

それではそのポイントを見ていきましょう。

①蓋

水は蒸発するとその温度を下げる特性があります。

蓋をしていない水槽では蒸発が早く、それによる水温低下も早くなります。

逆を言えば蓋をしていれば蒸発が抑えられるため水温の低下が遅くなります。

ただし、保温のためとはいえベタの水槽に蓋をするときは密閉しないようにしましょう。

瓶などを利用している場合は付属の蓋に穴をあけて使用してもよいでしょう。

また素材が適していなかったり(錆びる等)、加工が難しい場合は穴を開けたラップでも代用できます。

この時は、ラップが落ちてしまうことを防ぐように、何枚か重ねて丈夫にしたりなどの注意が必要です。

この蓋による保温の調整はとてもやりやすいので覚えておきましょう。

単純に言えば、穴が大きければ大きいほど放熱は早く、小さければ小さいほど保温性は上がります。

②素材による違い

プラスチック、アクリル、ガラス…

飼育容器の素材も加温に関わってきます。

例えば、寒い日に腕時計をして外出したとします。

ゴムのバンド、金属のバンド、革のバンド。

それぞれに冷える速度の違い、体温が伝わり保温される違いがあると思います。

これが飼育容器の素材にもいえるのです。

パネルヒーター上に複数の飼育容器を並べる場合はこの素材を揃える必要があるのです。

③形状

(画像:小型で丸型のパネルヒーター

これはとても大きなポイントです。

放熱のことなどもありますが、一番重視したいのは底面の形状です。

底面が広く、パネルヒーターに密着するもの。

底面が狭くパネルヒーターから少し浮いてしまう足がついているもの。

これは同じ結果にはなりません。

もちろん前者のほうが確実に温まるようになります。

後者の場合はいつまでも温まりきらないこともあるのです。

保温を意識した飼育容器選び、これはとても大切なのです。

◆水温が高すぎる

ここまでは水温が低すぎる場合についてお話してきました。

それとは逆に水温が高すぎるという場合もパネルヒーターにはあるのです。

温度調整のダイヤルが付いているタイプであればそれを利用して調整してもよいのですが、ついていないものの場合は別の方法を取る必要があります。

方法は簡単、飼育容器とパネルヒーター間に新聞などを挟んで調整していけばよいのです。

これは調整もしやすいので一般的によく言われている方法です。

他の方法としては水量を増やすというやり方もあります。

そうすることで水質、環境も落ち着きやすいのでメリットの大きい方法です。
※飼育する水量は少ないよりも多いほうが水質が安定しやすい

どちらの方法も必ず水温をしっかりと観察しながら行ってください。

逆に水温が足りなくなってしまわないようにしなければなりません。

またパネルヒーターで水を温める場合は外気温の影響を受け易いので、一度安定したからと安心せず日々水温計を確認しましょう。

それではこのお話は完結編へと続きます。

パネルヒーターの使い方、あと少しだけお付き合いください。
>>複数管理で水温差?続々・ベタの冬パネルヒーターを安定させるコツ

 - ヒーター, ベタ