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複数管理で水温差?続々・ベタの冬パネルヒーターを安定させるコツ

   

過去二回にわたりお話してきた、ベタのパネルヒーター使用のお話は、今回で終りとなります。

▼過去のお話はコチラ
>>第一回
>>第二回

今回は複数管理についてもお話していきます。

◆パネルヒーターで複数管理

パネルヒーターの上に2つ以上のベタの飼育容器をのせて管理。

(画像:ベタ

そういう方も少なく無いと思います。

一つのヒーターで複数管理。

これはとてもうれしいものです。

実はこの管理方法少し気をつけておきたいこともあるのです。

◆置く場所による水温差?

例えば、パネルヒーター上に3つのベタの飼育容器を並べていたとします。

この場合、中央の飼育容器の水温が周りより高いと言う事がおきることがあるのです。

その差が少しであればよいのですが、前回お話した飼育容器の形状などが原因で大きく開いてしまうこともあるのです。

それは何故かと聞かれるとその理由はいくつかあるのですが、その中の主なものを紹介しましょう。

①保温性の違い

同じケースでも、両側を飼育容器に挟まれているものかそうでないかでは保温性が違います。

真ん中の飼育容器は両側にある飼育容器のおかげで放熱が抑えられているのです。

この差をなくすためには、パネルヒーターの面積が許すならばそれぞれの飼育容器の間隔を少しあける、そうでない場合は3つ並んだ飼育容器の両端を保温シートなどを利用して放熱を抑えるなどすればよいでしょう。

逆にこの特性を利用して飼育容器を上手く並べて保温性を高めるのも一つの手です。

②置く位置による違い

最近のパネルヒーターは比較的均等に熱を持ちます。

しかしそれでも中央部と端のほうでは温まる効率が違うこともあるのです。

中央部は容器が接している面以外の周囲も温かい熱を発している部分に囲まれているわけですから当然といえば当然です。

このように同じパネルヒーター上でも温度差が出てしまうことがあるのです。

複数管理の場合は必ずそれぞれの容器の水温を測るようにしなければなりません。

◆温度調整機能について

パネルヒーターには温度調整の機能のついたものがあります。

ここで気をつけたいポイントはここまで読んできてくれた方ならわかると思います。

それは必ず水温計を目安にすることです。

 

(画像:温度調整機能付きのマルチパネルヒーター

パネルの温度のメモリは、水温を表すものではないからなのです。

元々水を温めるものではないパネルヒーター。

その設定温度と水温は必ずイコールになるわけではありません。

一時期良くても、外気温の差により結果が変わることもあるのです。

これは温度調整の無いものの調整時にもいえることなのでしっかりと覚えておいてください。

パネルヒーターはこまめな水温計測を。

これは一番重要なポイントかもしれません。

◆外から暖めるのと中から温める違い

外部から温めるパネルヒーター。

中から温める水中ヒーター。

この差はとても大きいものなのです。

それを理解して使用しないことが多くの失敗に繋がっているのです。

ある程度の水量で、室内であればパネルヒーターで充分まかなえます。

小さな容器では水換えも頻繁になりますから、パネルヒーターのほうが楽な面もあるでしょう。※水中ヒーターは電源を繋いだ状態や熱が残っている状態で空気中に出してはいけないのです。

ベタの飼育でパネルヒーターが使用される理由、これをしっかりと意識すればおのずと使用法は見えてきます。

パネルヒーターがどのようなものかを正しく理解する。

これは冬越しのためにはとても重要なのです。

 - ヒーター, ベタ