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飼育開始は冬がオススメ?初心者が熱帯魚を冬に始めたい3つの理由

      2015/12/16

熱帯魚の飼育開始時期。

どの季節にするかでその難易度は実は大きく変わるのです。

寒い冬。

温かい水に住む熱帯魚と結びつかないこの季節。

実はとても飼育を開始しやすい季節なのです。

今回はその理由を3つお話します。

◆その1 温めるほうが簡単

熱帯魚の飼育はある程度の水温をキープする必要があります。

飼育する魚によって違いはありますが、平均的に見れば26℃という冬の日本ではとうてい無加温では維持できない温度です。

ですから皆ヒータなどを利用しその水温を維持するのです。

▼ヒーターについて学ぼう
>>熱帯魚が煮魚に?ヒーターの使用事故を起こさないための3つの約束

(画像:ヒーターは必需品)

夏場であればヒーターはいらない。

だから飼育が楽。

そう考えている人も多いかもしれません。

しかし、熱帯魚は低温にも弱いですが高温すぎるのも問題なのです。

地域にもよりますが日本の夏は水温が30℃を越えることも珍しくありません。

一部の魚を除けばこの30℃以上という数字はとても負担になるのです。

ではこれを冷やすためにはどうしたらいいのでしょうか?

観賞魚用のファン(小さな扇風機)では下がりきらない環境も珍しくありません。

蓋をあけることで魚が飛び出すリスクも有ります。

確実に温度を下げれる観賞魚クーラーは稼働に外部式フィルターが必要で、とても高額です。

多くのアクアリストがあの手この手で水温の上昇と戦う季節。

それが夏なのです。

私が高水温に特に弱い種類の飼育をしていた時は、日中は欠かさずクーラーをかけ部屋ごと冷やしていました。

しかも夏場は水質も悪化しやすく、いろいろとやらなければならない水槽の立ち上げ(ゼロから水槽を準備すること)時期には忙しすぎるのです。

だからこそ、ただヒーターで温めれば良い冬が、初めての立ち上げにおすすめされるのです。

◆その2 これから暖かくなるだけの季節

熱帯魚の飼育環境は時間をかけて出来ていきます。

初心者さんには難しいかもしれませんが、水のろ過サイクルができるには何ヶ月もかかるのです。

春より冬がオススメなのは、そのろ過サイクルが出来上がるまで期間を鑑みても怖い夏がくるまでにかなりの猶予があるということです。

もっと細かく言うならば、突然の昼間の気温上昇のなくなるころ、要するに秋後半が良いということです。

ヒーターによる保温は一定ですから、その環境下でまずは飼育する魚をしっかりと落ち着けるのです。

そうする間に飼育者も慣れていくことができます。

またヒーターは暖かければ稼働しないので、その様子を見ていけばいつヒーターを取り外せばよいかを判断できます。

その経験がヒーターの使用を再開しなければならない状況の判断にとても役立つのです。

▼ヒーターの使用開始時期は?
>>気をつけたい水温とヒーター、熱帯魚飼育の秋から冬への注意点

◆その3 費用が一番かかる季節ということ

冬場はヒーターの稼働時間が長いので一番維持費のかかる季節です。
※夏場に水槽用クーラーや室温管理をした場合は別です。

そうすることで、その水槽のランニングコストについて詳しく知れるのです。

(画像:熱帯魚飼育セット

一番かかる時期を知っていれば、費用的な面での自分の限界を把握できます。

相手は生き物なのである程度ゆとりをもっておきたいという飼育者の本音を簡単に計算させてくれるのです。

その後に新しい水槽を増やすときにもそれは大きな目安になるでしょう。

◆補足 冬の弱点

冬にはよくない点もあります。

寒すぎる中では輸送や水合わせへの注意が必要なのです。

▼冬場の危険について学ぼう
>>熱帯魚が凍死?冬に熱帯魚を購入する時、輸送、水合わせの注意点!

そして、多くの方に難しいと言われる夏に水槽の立ち上げをしても成功する人はします。

輸入の関係で、夏場しか流通しない魚もいます。

どんな季節もその特性をしり、うまく利用すること…それが大切なのです。

 - 魚飼育の知識