Guppy(グッピー)|熱帯魚アクアリウム入門WEBサイト

熱帯魚やメダカ等のアクアリウム入門サイトです。各魚の飼育に関するお悩みを解決していきます。グッピー、ベタ、アカヒレ、ミナミヌマエビ等様々な魚の飼育方法を公開しています。

飼育が簡単な丈夫な魚?初心者にありがちな金魚への誤解いろいろ

      2015/12/18

金魚、それは古くから親しまれるペットフィッシュです。

そんな金魚は実は多くの誤解をされている魚でもあるのです。

その誤解が、金魚の飼育が上手く行かないという理由に直結していることも珍しくありません。

今回はそんな金魚飼育の初心者さんにありがちな誤解につていお話していきます。

◆飼育が簡単?

「金魚は飼育が簡単」

そう思い込んでいる人はたくさんいると思います。

しかし金魚は観賞魚としてみると、飼育が難しい部類に入るのです。

それはなぜかといえば、金魚の改良の歴史にあります。

自然界に存在しない魚である金魚。

その姿は長い歴史をかけ人為的に作られてきたのです。

金魚の体型はいろいろあると思いませんか?

フナのように長細いもの。

丸々とした形のもの。

この双方が同じ飼育で大丈夫だと思うのはあまりにも危険なのです。

また、丸型金魚の中でも、それぞれの作出(交配を重ねその形状を生み出してきたこと)の背景が違うので、その中でも強さにも極端とも言える差があります。

そこにさらに個体差。

それが金魚の難しさなのです。

金魚はどれ一つ同じではない。

まず、そう思うことが金魚の飼育では必要なのです。

◆金魚の大きさ

金魚の中にいろいろと種類があることは理解できたと思います。

その中に、初心者向け、初心者向けではないという分け方がされていたりします。

概ねこれは飼育難易度でわけられたものですが、そこで注目しなければならないのが大きさなのです。

金魚とは、それなりに大きくなる魚です。

もちろん品種により差があるのですが

「この種類は小さいから初心者向け」という価値観はまず存在しないと思いましょう。

少し前にブームであった、そこまで巨大化しない金魚であるピンポンパール。

(画像:ピンポンパール

愛らしい見た目から初心者にも人気が高かったのですが、このピンポンパールは決して初心者向けだといえる金魚ではないのです。

人気、よく見かける。

これが必ずしも初心者向けとイコールにならないこと、これも金魚の難しさでしょう。

◆金魚は弱い?

では金魚とは弱い魚なのでしょうか?

元々金魚は比較的なんでもよく食べ、環境への適応力も高いものも多いので、一部の品種をのぞき丈夫であるとも言えるでしょう。

では何故金魚飼育が難しいと言われるのでしょうか。

それは前途した体型にも秘密があるのです。

金魚は金魚として扱わなければならない。

多くの方が金魚を金魚ならではの注意点を知らずに飼育するから失敗しているのです。

それは品種ごとで違うので、それぞれの特徴を学ばなければなりませんがとても重要なポイントです。

例えば水槽で、奥行きと幅に対し高さが無いタイプのことをなんと呼んでいるか知っていますか?

らんちゅう水槽です。

(画像:らんちゅう

らんちゅうという特に泳ぎが下手な金魚のため水深を減らしたもの。

それがこの水槽の名前の由来なのです。

そこからも金魚というものがいかに特殊な存在かということが隠されているのです。

◆金魚の誤解いろいろ

金魚には多くの誤解があります。

例えば、金魚鉢で容易に飼育できるという誤解。

金魚鉢とは一時的な、それもごく短時間の鑑賞のためにつくられたものです。

水を汚しやすい魚である金魚をあの水量で管理するとすぐに水質に限界が来るでしょう。

また、違う誤解の例に、金魚は狭いところで大量に飼育できる…というものもあります。

これはイベントやお祭りで、そのように収容された金魚を見ているからでしょう。

 

身近故に正しい認識がされていない。

そういう魚は実は多いのです。

先程もお話したとおり、正しい知識を持っていれば品種によっては初心者さんでも充分に飼育できる金魚もいます。

金魚だからこそ、金魚の飼育を。

そうやって金魚について学び、愛情を持ちしっかり育て上げた彼らの美しさは格別なものとなるでしょう。

 - 金魚