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混泳の問題?グッピーとゼブラダニオを一緒に飼育したくない理由とは

      2016/04/27

混泳、その相性はいつも悩ましいものです。

 

今回はどちらも混泳向きと言われる魚、グッピーとゼブラダニオから

 

その難しさについて少し掘り下げて学んでみましょう。

◆ゼブラダニオとグッピーの違い

ゼブラダニオとグッピー。そのどちらも飼育が容易だとされています。

(画像:グッピー

その理由はいろいろとありますが

 

・比較的なんでもよく食べる
・水質に御対する適応力が高い

 

というのがどちらにも言われている話です。

 

そして混泳出来ると言われている理由は

 

小型で温和だから。

 

これだけ見るとこの二種の混泳はとても簡単なように思えます。

 

事実、完全にダメだというわけでもないので成功している例もたくさんあります。

 

しかし、ゼブラダニオとグッピーという組み合わせは、ダメになってしまう例も多いのです。

 

それはこの二種類の魚には大きな違いがあるからです。

 

その差が飼育環境によっては大きな差となり、そこから混泳バランスが崩れる。

 

そういうパターンもあるのです。

 

ではその例を一つ見てみましょう。

◆グッピーとゼブラダニオの身体の違い

初心者の方でもわかりやすい違いに、身体があります。

 

これは水質などと違い、ひと目でわかります。

 

オスのグッピー、そしてゼブラダニオ。

 

この二種はどう見ても違う魚です。

 

大きなヒレを持つグッピーとゼブラダニオ、どちらが素早く泳ぐことができると思いますか?

 

それは見たままの答えです。

 

ここまではすぐ分かる話なのですが、さらにもう少し身体に注目してみてください。

(画像:ゼブラダニオ

グッピーに比べ、ゼブラダニオの身体は早く泳ぐことに適していると感じませんか?

 

大きなヒレがなくとも、グッピーはゼブラダニオに比べると、泳ぐ能力がどうしても低いと言わざるおえないのです。

 

そこにあのヒレがあるわけですから、その差がひらくのは仕方ありません。

 

ゼブラダニオとグッピーが混泳向きではないと言われるのが、この泳ぎの差。

 

そしてどちらも同じような遊泳層、上層を好むということにあります。

 

ここで、さらにもう一つ注目したいことがあります。

◆メスを追いかけるオス

グッピーのオスは、発情すると頻繁にメスを追いかけます。

 

その活動力は、大きなヒレの重さなど感じさせないほどです。

 

追われたメスは、常にオスを受け入れれる状態であるわけではないので、逃げ惑うこともあります。

 

その水槽内に、そのオスよりも素早い魚であるゼブラダニオが同居しているのです。

 

それをグッピーのメスの視点から考えてみましょう。

(画像:グッピーのメス

特にメスは、抱卵しなければならないので、多めの栄養を必要とする時期があると考えられています。

 

そこで餌にありつけない。

 

ありつけたとしてもストレスのかかる環境にいる。

 

そうやって混泳には嬉しくないマイナス点が、はじめはよくてもだんだんと増えてしまうことがあるのです。

◆グッピーとゼブラダニオの混泳

この二種の混泳は、ショップの展示水槽でも見る機会があります。

 

それ以外でもショップでは難しい、向いていないという混泳がなされていることは実はめずらしくありません。

 

ですが、ショップはあくまでもプロです。

 

上手く環境を作ったりすることにはとても長けています。

 

それに相性が悪い場合に、適していないと思われる個体を外して飼育する水槽はたくさんあるのです。

 

では自宅ではどうでしょうか。

 

混泳がダメだったと感じた時に、その魚を飼育する別の水槽があればよいですが、そう簡単に準備できないこともあります。

 

だから混泳に対し神経質になる必要もあるのです。

 

自宅で「相性が悪い」とまでは言い切られていなくとも「相性が悪いかもしれない」と言われている魚を混泳させるときは、その双方の情報を調べる必要があります。

 

そして今度はその双方の違いを、わかりやすい身体からでもいいのでじっくり見比べると良いでしょう。

 

共通点を見ることも大事です。

 

グッピーとゼブラダニオの場合は

 

「泳ぎの能力が違う」という差と

「同じ遊泳層を好む」という共通点により、混泳が難しくなるのです。

 

似た者同士だからという発想も、状況によっては良くないこともあるという例です。

 

もちろん今回の例よりも、難しいと言われている混泳の組み合わせはたくさんあります。

 

それを越えることで作られる、素晴らしい混泳水槽でもあるでしょう。

 

その時に一番大切なのは

 

「その混泳は自分の手に負えるのか」

 

ということかもしれません。

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