ボトルアクアリウムの作り方・その4◆試し植えの水草の追加と手入れ
2016/01/03
当サイトのライターがボトルアクアリウムに挑戦する企画の第四回です。
前回植えた試し植えの水草がメインのお話です。
◆ロタラ・ナンセアンとEch.テネルスその後
こんにちは、今回で第四回になるボトルアクアリウムのお話です。
>>ライタープロフィールはコチラ
前回、水草がちゃんと育つ環境を作れているか見るため、水槽のトリミングで余ったロタラ・ナンセアンとエキノドルス・テネルスを植えました。
私があまりボトルアクアリウムには慣れていない上に、作るのが久しぶりという不安もありましたので、とった策です。
ちょっと慎重すぎるかなと思いながら観察していましたが、なかなか見ていて面白いものでした。
進行が遅くて申し訳ありません。
では水草のその後を紹介していきます。
まずはエキノドルス・テネルス。
順調とはいえないものの、枯れず溶けずな状態はキープ出来ています。
加温している水槽に比べるとかなり成長が遅くなっています。
ふわふわした茶色のコケが少し発生してエキノドルス・テネルスにも絡んでいましたので、水換えを兼ねて吸い出しました。
このボトルの水換えは今回が初になります。
茶色のコケはそう根強くもなく、エアチューブでの排水でほとんど取り除くことが出来ました。
換水量は約半分。
新しい水は、テトラ社のアクアセイフプラスを使用したものを足しています。
ソイルの効果か、流木が元々アクが抜けているのか、水は色付きもなく透明度の高い状態でした。
お次はロタラ・ナンセアン。
こちらは植えた時から倍以上に伸び水面で横になってしまっています。
こちらの成長は加温している水槽よりはやや遅い程度ですね。
私の部屋はそう寒くなく温度差も少ないので、無加温でも水温は約20℃程ですが、さすがに水槽に比べてしまうと6℃程下回ります。
※前回の話では水槽の上に置いてありましたが、今は別の場所に移動しています。
一本抜いてみました。
根がしっかりと伸びていますね。
こちらは植わっている状態で上の伸びた部分を切れば、そこから新芽が分岐して出てきます。
ピンチカットと言われている方法ですね。
切った部分は挿し戻しすればそこから根が出てきます。
底床に埋まってしまう部分の葉を落とし、そのままさしておけばまた根が出てくるとという感じです。
ボトル内のロタラ・ナンセアンは調子が良いのでこのまま残すことにします。
全てピンチカットをして、切り取った部分を挿し戻し。
本数が多いので小さい方の流木は取り出しました。
植栽の間隔はこんなかんじです。
あまり密度が高いと手入れも大変になるので、ピンチカット後の様子見を兼ねてこの程度で、トリミングは終了です。
◆ナヤスsp
今回はエキノドルス・テネルスは調子はまずまず、ロタラ・ナンセアンは絶好調というかんじでしたので、もう少し水草の種類を増やして様子を見ることにしました。
本音を言うと、水槽との成長の具合の違いを観察したかったというのも少しあります。
私はレイアウトがそんなに得意ではないので、そういうほうに走ってしまう癖はあるようです。
私の話はこのくらいにして、追加した水草の紹介をしていきます。
追加したのがこちらです。
ナヤスsp
とても綺麗な透き通った葉の水草で、他の水草ではなかなか見かけない趣があるので個人的にはオススメです。
そこまでよく見かける水草ではないのですが、極端に珍しい訳でも、価格が高いわけでもありませんので、興味のある方は探してみてはどうでしょうか?
こちらも水槽で育ていているものから少しだけトリミングして移しました。
そちらでは浮かべておくだけで育つほどです。
ちぎれやすい水草なので、扱いには注意をしてください。
余談ですが水槽内でナヤスを使用する時は、フィルターの吸込口近くには植えないほうが良いかもしれません。
植え始めはとても繊細なこともある水草なので、吸い込まれてしまいやすく、色々とよくありません。
しっかり育つと、ちぎれやすいものの割りとしっかりとしてきます。
今年の夏場に屋外に出していたものは、室内の物よりも葉が詰まっており、厚みもあるものになっていました。
◆オーストラリアンノチドメ
最初の購入記事で、別の場所でしばらく育成しますとお伝えした、アクア関連商品の通販で有名なチャームさんの独自商品「巻きたてオーストラリアンノチドメ」
(画像:巻きたてオーストラリアンノチドメ)
あちらは今、新芽がどんどん出てきております。
このオーストラリアンノチドメという水草を育てるのは二度目ですが、成長が始まるととても早いですね。
一日たつだけで新しい葉が何枚か出ている。
そんなかんじです。
オーストラリアンヒドロコティレ、オークロとよばれているのもこれですね。
チャームさんでは「オーストラリアン ノチドメ」という名前で販売されています。
我が家のオーストラリアンノチドメについてはまた後日、別の記事でまとめて紹介させていただきますので、よかったら御覧ください。
では本日も閲覧ありがとうございました。