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ブラインシュリンプって何?孵化のさせ方、与え方は?

      2016/01/30

繁殖でうまれた稚魚に沸かせた(孵化)ブラインシュリンプを与える。

こういう話を聞いたことある方は多いと思います。

今回はその、観賞魚のエサとしてのブラインシュリンプって何?というお話です。

◆ブラインシュリンプって何?

ブラインシュリンプ。

それは、小型の甲殻類の事です。

生き餌としてよく用いられるブラインシュリンプは、通常は乾燥した卵の状態で販売されています。

この卵は保存が効き、比較的簡単に孵化させれることから、多くの飼育者が愛用してきたのです。

(画像:テトラ ブラインシュリンプエッグ

ブラインシュリンプの卵は、まるで細かな砂のように見えます。

いろいろなメーカーから発売していますので、入手も簡単なのも特徴の一つです。

◆ブラインシュリンプの孵化のさせ方1

ブラインシュリンプの孵化のさせ方はいろいろとあります。

その中でもオーソドックスな方法を紹介しましょう。

まず、必要な物があります。

塩です。(私はブラインシュリンプの孵化には天然塩を用いています)

これでブラインシュリンプの説明書にある濃さの塩水を作るのです。

だいたいどのメーカーも、水500ccに対して、塩10gですね。

 

この塩水に、卵を入れるわけですが、そのための容器を用意しなければいけません。

(画像:ハッチャー24 2

例えば「ハッチャー24」と呼ばれる孵化専用の容器を使用してもいいですし、自作しても良いです。

ハッチャー24は非常に使いやすく、水槽内に設置可能なため、ブラインシュリンプの孵化に必要な温度(低温だと孵化しないことがあります)を確保しやすいので、初心者のかたにもおすすめです。
※ヒーターを使用している水槽の場合です。

ただ、水槽内に塩水を零さないようにしたりと、いくつか注意点がありますので、しっかりと説明書を読んでから使用してください。

また。コチラの商品はエアーポンプが別途必要ですので、必ず用意してください。

 

その他には、ビンやペットボトル、プラケースなどを使用して、そこにエアレーションをかける方法があります。

皿式とよばれるエアレーションを使用しない方法もありますが、基本的な方法はエアレーションで卵を巡回させることで孵化を促していくものです。

例えば、珈琲のビンなどの場合

(画像:一方コック

①プラスチック製の蓋に、穴を開けてエアーチューブを通す

②エアーチューブの先にエアーストーンをつける

③蓋に小さめの穴をもう一つあける(空気穴をあけないとエアーが流れない)

④エアーポンプとエアーチューブの間に一方コックをつけて流量を調整できるようにする

というふうにすれば、よいでしょう。

使用する容器は、できるだけ凹凸の少ないものにします。

凹凸があると、そこに卵が引っかかり孵化率が落ちるからです。

それと保温に関しては、28℃あたりが一番良いのですが、それが難しい時は25℃前後を保っておくようにしましょう。

ヒーターで保温した水の中に、孵化容器をつける方法もありますし、パネルヒーターなどを用いてもよいでしょう。(パネルヒーターの場合は水量が多かったり、置き場所により温度が上がりきらないことがあります)

また明るめの所に置くことも、孵化率に関係するという話がありますので、あまり暗すぎる設置場所は避けると良いでしょう。

◆ブラインシュリンプの孵化のさせ方2

ではここから具体的な沸かせ方の話に入っていきます。

まず、塩水を用意し容器に入れます。

そこでしっかり塩を溶かすために、しばらくエアレーションをかけます。

 

塩が溶けたら、そこにブラインシュリンプの卵を入れていみましょう。

どのくらいいれるかというのは、感覚的な部分もありますので、本番(稚魚の餌として使用する等)の前に一度練習しておくと良いかもしれません。

 

卵をいれたら、エアレーションの強さを一方コックを使用して調整します。

イメージとしては、卵が綺麗に容器内を回転する程度。

こちらに関しては、容器の形などにもよるので、慣れていくしかない部分はあります。

弱すぎると孵化率が落ち、強すぎると孵化した幼生が潰れてしまうということがあるので、調整は少しづつ行うと良いかもしれません。

この状態で温度を保てば、24時間ほどでオレンジ色の幼生が孵化します。

この幼生だけを稚魚などに与えるわけです。

 

卵の殻などは食べると消化不良の原因になりますので、できるだけ取り除きます。

手順としては

①孵化した状態で、エアレーションを止めてしばらくまつ(ある程度卵と幼生は容器内でわかれてくれます)

②底から少し上に集まった、オレンジ色の動いているもの(幼生)だけをスポイトで取り出す(光に集まるので小さい懐中電灯などで集めるのも良いです)

③心配な場合は、回収した幼生をもう一度プラケースなどにいれてよりわける(ここでついてきてしまった卵の殻なども取り除きます)

④ブラインシュリンプ漉し器(細かなメッシュ付きの容器)などに幼生をうつし塩水を真水で洗い流す

ここまでもってこれば、安心して使用しやすくなります。

 

こんなかんじでブラインシュリンプを使用していくのです。

最初は大変でも、慣れて来れば簡単にこなせるようになります、

昔から使用されているものなぶん、人それぞれにやり方が違うこともあります。

々試す中で、自分だけのやりやすい道具などを探してみても良いかもしれません。

>>ブラインシュリンプを沸かす時、楽にするために覚えたいコツ

 - 魚飼育の知識