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チャームさんの巻きたて水草「オークロ」を分解してみた

      2016/11/08

アクアリウム関連の大手通販サイト「チャーム」さんの独自商品である、巻きたて水草シリーズ。
その中の一つ

(水草)巻きたて オーストラリアン ノチドメ タイル(無農薬)

を購入したお話の続きになります。

>>購入時の記事はこちら

今回はその「巻きたて水草」のレポートと、オーストラリアンノチドメの育成の話になります。

そのまま沈めて使える巻きたて水草

今回の商品はタイルにテグスで縛り付けてあるため、そのまま水槽に沈めて使えるものでした。

オーストラリアンノチドメ(オークロ/オーストラリアン・ヒドロコティレなど)は、軸さえのこっていれば新芽をドンドン展開していく水草。

その軸を傷めつけないように優しくテグスで巻かれている。

そんな印象の商品でした。

ただ、優しく巻かれてるとはいっても、ずれないようにしっかりとされています。

オーストラリアンノチドメ

水中に沈めた写真(少しソイルに埋めてあります)でも、へんに軸が浮いてしまうこともなく、綺麗に設置できる感じです。

 

数日でテグスの間から新芽が一つ出てきていましたので、オーストラリアンノチドメの性質を考えれば、このまま埋めておけばいずれしっかりと周囲にも這うと思われます。

この商品はどうしても「巻きたて」ですので、写真のような様相をしていますが、チャームさんでは「育成済み」の商品もありますので、即戦力を求める方はそちらを購入してもよいかもしれません。

後にも解説しますが、オーストラリアンノチドメは水中葉として展開している葉が多ければ多いほど、成長速度が早くなる傾向にあります。

巻きたて水草を分解してみました

そのまま置いておいても良かったのですが、どのように巻かれているかなど、いろいろなことが気になり、分解してみることにしました。

まず、分解前の写真から。

オーストラリアンノチドメ

一部軸とともに葉っぱが見えますが、オークロの性質を考えれば問題ないと思います。
巻かれている葉の部分は、自然と溶けていくのでエビなどがいる場合は食べてくれるかもしれません。

では分解してみましょう。

テグスは見た目よりもしっかり、何重にも巻かれてたと感じました。

ただ前途したとおり、軸を圧迫している用な感じはありませんでした。

次の写真は分解したテグスと、タイルの裏側。

オーストラリアンノチドメ

タイルの裏側のこの形状が、うまくテグスがずれないようにしてくれていたのかもしれません。

チャームさんはお店なのである意味当然なのですが、巻き慣れているなぁとかんじました。

 

分解している私が言うのも何ですが、このような感じでオークロの軸を柔らかく何かにテグスで固定すれば、レイアウトの幅は広がるかもしれませんね。

 

回収した軸をとりあえず洗います。

オーストラリアンノチドメ

洗い方はプラケの中で軽く回せば大丈夫です。

強い水流などでは、オーストラリアンノチドメの軸が折れてしまうかもしれませんので、もし真似する方がいたらできるだけ優しくやるようにしてください。

 

 

洗った軸はこんなかんじ。

オーストラリアンノチドメ

軸自体には溶けもなく、しっかりとしたもの。

簡単にちぎれてしまうようなことも、ありませんでした。

 

ダメな軸は軽く引っ張ればちぎれてしまうものです。

 

根もしっかり生えているので、植えるのにも問題無さそうです。

最後に見やすいように、回収した軸をソイルの上に置いてみました。

オーストラリアンノチドメ

増やしていくことを考えると十分な量じゃないでしょうか。

下手に水上育成されたものよりも、これのほうが扱いやすいように感じます。

オーストラリアンノチドメの育成

先ほどもお話したとおり、オーストラリアンノチドメの育成は軸さえ健全であれば簡単なものです。

ライトの位置を調整してよく当たるようにすると、成長も早くなります。

二酸化炭素を添加している水槽のほうが確実な成長を見せてくれるでしょう。

※添加していないとうまく育たないことがあります。光量が強いと解決できることもありますがコケにご注意ください。

軸だけの状態の初期段階は、なかなか芽が出ないこともありますが、しばらく放置しておけばだいたい生えてきます。

そしてある程度葉が出てくると、新芽の展開速度が上がる。

そんな水草です。

我が家でも、葉が増えるにつれどんどん成長ペースが上がっていっています。

 

ただ、新芽は非常に小さく柔らかいので、一部のカラシンやエビに食べられてしまう可能性があります。

 

植え替えにそこまで弱い水草でもないので、不安な環境の場合、産卵箱に軽くソイルでもいれて、そこで増やしてから水槽に入れても良いでしょう。

言い方が悪いですが、流木にひっかけておいても、適当に挿しておいても育ち出すと強い水草です。

 

育たない場合は、環境があっていないという大きな理由であることがほとんどです。

ただ、光を好む水草ですので、他の草が水面を覆ったりしてしまうと、いじけるように押し負けることもあります。

 

植え付ける前の処理としては、柔らかく溶けかけている部分を切り落とす感覚で行えば大丈夫です。

葉が付いている場合はその付け根の節目を残すようにしたら良いのですが、そういうわけではない場合は「根」を基準に切り分けていくと安心です。

水上化した硬い葉があるのならついでに落としてしまって大丈夫です。

結構短くなった軸からでも新芽を出しますので、余った場合は適当に挿しておいても良いと思います。

基本的には、根の生えている部分を軽く底床の中に埋めるように植えていけば問題ありません。

この時に砂などで軸を傷めないようにしましょう。

細くて意外に融通の効かない軸なので、簡単に折れてしまうのです。

そうならないようにピンセット等で保護しながら優しく植えていきます。

 

ただそうして植え付けても、根張が強いわけではないのでコリドラスのような、底をいじるのが好きな魚がいる場合は一部抜けてしまうかもしれません。

それでも流木などに引っかかり育つ強さをもっていたりします。

ただ、フィルターの吸水口にはりつくと、すぐに傷んでしまうので注意しておきましょう。

 

オーストラリアンノチドメについては、綺麗に育てるコツなどもあるのですが最初は

・健康な軸があればそこから新芽を展開する

・最初は育ちが遅いけれど葉の枚数が増えると早くなる

捉えていておくのが良いかもしれません。

芽がなかなか出ないからといって、軸を捨てないようにしましょう。

 

成長が早くなるまではある程度の枚数の葉がいるので、綺麗に群生させるのはそこそこ時間がかかりますが、とりあえず新芽が出てきたら安心です。

それまではできるだけ、オーストラリアンノチドメが落ち着いていられるようにしておきましょう。

(画像:巻きたてオーストラリアンノチドメ

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