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初心者の方必見!ベタの飼育方法まとめ!

      2016/02/26

熱帯魚「ベタ」

どんどん新しいバリエーションが生み出され、多くの方に飼育されています。

最近では成長しても小さな「ミニベタ」が発表されていましたね。

今回はそんなベタの飼育のお話です。

▼ミニベタが掲載!アクアライフ3月号
>>アクアライフ3月号のレビューを読む

ベタの飼育環境を作ろう

飼育セットの作り方

ベタの飼育環境は様々です。

そのどの方法にもメリットやデメリットがあります。

今回は、まず初心者さんでも扱いやすい、簡単なセットの組み方を見ていきましょう。

 

今回のセットの目的は

ある程度落ち着いた環境を作れること

後述する「コップやビンでの飼育」は実は管理が難しく、初心者の方にはオススメできないのです。

 

では、ここから、用意したい器具などをその理由とともに見ていきましょう。

※わかりやすくするために具体的な商品名を出していますが、一例として見ていただければ大丈夫です。

 

まず、水槽ですね。

こちらはそこまで大きなものは必要ありませんが、あまり小さすぎるものも避けたいところです。

なぜなら、水量が少ないと水質の悪化が早く、こまめな水換えが必要になるからです。

そのこまめな水換えも「水質や水温」を揃えて負担を減らしたりすることを考えなければならず、ただ

やれば良いというものではありません。

だからこそ、初心者の方は安定させやすい「そこそこの水量」を用意すると良いのです。

例えばS水槽と言われているものは

(画像:S水槽コトブキ工芸トリプルS

315x185x245(mm) 水量約12リットル

ベタを1匹飼育するには充分な設備だといえます。

 

その他にも少し小さいですが「20センチキューブ」なども使いやすいでしょう。

こちらは器具をつけたりすると8リットルも入りませんが、ビンやコップと比べるとかなりの差です。

(画像:20キューブ

今回はこの20センチキューブを例に話を進めてみます。

まず意識したいのが「蓋」です。

ベタは意外と飛び出しやすく、個体によっては小さな隙間から外へ…なんてこともあるので気をつけなければなりません。

特に、メス個体や「プラカット」と呼ばれるオスでもヒレの短いタイプ、クラウンテールという尾が鋭くなっているタイプは飛びやすい傾向にあります。

逆にヒレの大きなものは、その重みであまり跳ねることはありませんがやはり注意をしておいたほうが良いでしょう。

その対策として蓋が必要なのです。

ただ、付属の蓋などはややすきまがありますので、場合によっては塞がなければなりません。

通気も考えると、鉢底ネットという園芸用の商品(100均で手に入ります)などを上手く利用すると良いでしょう。

 

その他には、水深を下げるという手もあります。

蓋をする場合も、水槽の容量ギリギリまで水を入れてしまわないようにしましょう。

ただ20キューブで水深を下げ過ぎると、かなり水量が落ちてしまうので注意しなければなりません。

逆に、前に紹介した「S水槽」で大きく水深を下げて飼育するというのも悪くない手です。

目安としては水深15~20センチ。

ベタはもともと水深があるのを好む魚ではないので、30センチ以上ある水深はあまり適していないとも覚えておきましょう。

では今度は他に必要な器具を見ていきましょう。

参考商品(クリックで通販ページヘ飛びます) 数量
水中ヒーター(商品については後述します)
コントラコロライン+ 250ml
Nanoスポンジフィルター LS-20
水心SSPP-7S
エアチューブ 3m
一方コック
水温計

 

まずこの中の

Nanoスポンジフィルター LS-20
水心SSPP-7S
エアチューブ 3m
一方コック

この4つは水を循環させ、悪化しにくい環境をつくるために使います。

水心というのはエアーポンプ。(水心は稼働音が静かで人気の高い商品です)

▼水心の記事を読む
>>エアーポンプを静かに使うコツとオススメのエアーポンプ水心

これで「スポンジフィルター」を稼働させるのです。その双方をつなぐのがエアーチューブとなります。

この器具の中で特に注目したいのが一方コックです。

これは「エアーポンプの勢いを弱める」ためのものです。

エアーの勢いを弱めれば水槽内に発生する水流自体が弱まります。

これは、ある意味では「ベタ水槽にエアーポンプを使用するときの必需品」とも言えるものですので、必ず用意してください。

なぜなら、ベタは水流に弱い魚だからです。

強い水流の中では、最初は元気そうに見えてもだんだんベタが弱っていってしまうのです。(調整については後述します)

 

20センチキューブに、水心SSPP-7Sでは少し強すぎるのです。

 

次に水中ヒーターと水温計。

これは「熱帯魚」であるベタを飼育するのには必要不可欠です。

ヒーターはいろいろなタイプやサイズがあり、水槽に適合したものを使用する必要があります。

まずヒーターは大きく分けると「温度調整が可能」なものと「温度が固定」されているものがあります。

温度調整ができるヒーターは別途で「サーモスタット」という器具を併用して使用します。

単品では温度が上がりすぎて危険なので絶対におやめください。

▼ヒーターについて勉強しよう
>>熱帯魚が煮魚に?ヒーターの使用事故を起こさないための3つの約束

 

今回オススメするのはこの「温度を変えられる」タイプの方です。

何故こちらが初心者のかたにオススメかというと、ベタが病気を出した時に、水温を少し上げて対応するということもあるからです。

▼ベタと怖い白点病の話
>>ベタの白点病、コショウ病。死なせないための病気の特徴と予防と治療

今回の水量を考えると以下の用なヒーターが良いでしょう。

エヴァリス オートヒーターダイヤルブリッジ N30AD ヒーター
※ヒーター部分のみの交換はできません

こちらは最初から「調整できるサーモスタット」が接続されたヒーターになります。

サイズも小さく、作動しているかどうかのLEDランプもありますので初心者のかたも安心です。

通常の環境であれば、30ワットもあれば水量的に充分です。

小さすぎるのも問題ですが、ベタの水槽は水流をかなり弱めるため、あまり強すぎるヒーターだと水が撹拌されていないぶん、水温の偏りを見せることがあるのです。

20キューブであれば50ワットくらいが限界だと捉えて、その範囲で維持できる環境(寒すぎない)に水槽を置くようにしましょう。

 

ではここから水槽をセットしていきましょう。

まず20センチキューブを安定する場所に置きます。

この時直射日光や温度変化の激しい場所は避けておきましょう。

また、水を入れるということを意識しておくことも大切です。

メンテナンスのために蓋を開けた時に置く場所はあるか、コンセントは届くか…

いろいろなイメージをこの段階でしておきます。

 

次に、水槽に水を入れます。

今回は後々、ヒーターが正常に作動しているかどうか見るために、水温は少し低め23℃以下で用意してみてください。

その水を「テトラ コントラコロライン+」を使用してカルキ抜きをします。

カルキとは水道水に含まれる「塩素」のこと。

これはベタからするとかなり嫌な物質ですので、この「コントラコロライン」で無害化するのです。

 

それを静かに水槽内に注ぎます。

 

では次に「スポンジフィルター」を設置しましょう。

スポンジフィルターを設置する時は

水心(エアーポンプ)

エアチューブ

一方コック

エアチューブ(ここは少しゆとりをもった長さに)

スポンジフィルター

とつなぐようにします。

一方コックは水中に入らないようにしてください。

また、エアーポンプは必ず「水面より高く」設置しましょう。

 

スポンジフィルターは浮きやすいので、軽く水中で握ると良いでしょう。

またベタは隙間に入りたがる個体もいますので「挟まり事故」を防ぐために、あまり壁ギリギリには設置しないようにします。

これならベタは通り抜けられるな…というかんじで上手く配置しましょう。

 

では、エアーポンプの電源(コンセント)をつなぎましょう。

そうすると、スポンジフィルターはの口から水とエアーが一緒に出てくるはずです。

ここから「一方コック」を使用して水流を弱めていきます。

 

どの程度弱めるか、これは個体差があるのでなんとも言えない部分はありますが、まず覚えておいて欲しいのは

「ベタは極端に水流が苦手な個体もいる」

ということ。

少し大変かもしれませんが以下の様な記事から、しっかりとベタと水流の関係を勉強しておきましょう。

▼ベタと水流の話
>>ベタは水流が苦手?フィルターの使用、調整はどうしたら良いの?

今回のスポンジフィルターは、水を綺麗にするろ過よりも

水換えの頻度を減らすためある程度水を動かす

ためや

ヒーターで温められた水を循環させる

事が目的なので、かなり弱いと感じるまで抑えても問題ありません。

それにスポンジフィルターは、水流が強ければ良いというものでもないので、排水口から水が出ていれば「そこそこ機能」してくれるものでもあります。

 

水流の調整が終わったあと、やることは「ヒーター」と「水温計」の設置です。

特にヒーターは、説明書をよく読みしっかりと設置してください。

そして設置が完了するまでは絶対に電源(コンセント)をつないではいけません。

ヒーターは空気中で作動させることは無いようにしなければならないのです。

 

初心者にありがちなミスですが、このような水深の低い水槽で「ヒーターを縦向き」に設置することです。

水深が低い水槽は水の蒸発により水位が下がりやすく、縦置きだとすぐにヒーターが水面から露出してしまう危険があるのです。

ここまでできたら、正しく設置できているかを再確認し、ヒーターを作動させます。

サーモスタットのメモリは「26℃」に合わせておきましょう。

この後しばらくたって、水温が26℃になったときにサーモスタットが作動してヒーターを停止してくれたら成功です。

※サーモスタットは自動的にヒーターのオンオフをしてくれるものです。コンセントは繋いだまま使用します。

 

 

セットを見て「シンプルすぎる」とかんじるかもしれませんが、ベタの大きなヒレは傷つきやすく、レイアウト素材を選ぶのはなかなか難しかったりもします。

また、シンプルなレイアウトにしておくことで「メンテナンス」をしやすくできるというメリットもあります。

 

▼ヒレの大きさの違いによるリスクって?
>>水草、流木でベタのヒレが破れる?ベタの水槽レイアウトの注意点

 

水槽内を飾りたい気持ちはわかりますが、まずはこれでベタの飼育に慣れてみましょう。

ベタはコップで飼えるの?

ベタはコップで飼育できる、瓶のような小さな容器で飼育できる。

これはある意味間違いではありません。

ただ、それにはそれなりな技術が必要になります。

今までお話したセットに

「フィルター」をつけたのも

「水槽をシンプル」にしたのも

「水量」を多くしたのも

この難易度を下げる為です。

 

例えば

500mlの瓶に綺麗な砂と水草を入れてベタを飼う

これがなぜ難しいかわかりますか?

 

これがどう難しいか、これを理解できないうちはできるだけ「リスクの少ない」セットで飼育するほうが無難なのです。

▼小さな容器とベタのお話
>>コップのアカヒレ、ベタが病気に!続・初心者が飼育しやすい魚の条件

お店で小さな容れ物にはいっていたから平気だと思った。

このようなかんじで、ベタを上手く飼えず、結果消耗品のように死なせてしまうことも少なくありません。

ベタを飼育するということは「簡単な魚を飼育する」ということではなく「生き物を飼う」ということであることを忘れないようにしてください。

ベタを導入しよう!

では今度は上の項目で作った水槽にベタを導入するお話をしていきましょう。

どのようにベタを入手するか、そしてどのように水槽へ移すか。

それをしっかりと、学んでからベタを購入します。

なぜなら魚の飼育において「導入」は、最初の関門ともいえる部分だからです。

まず、この導入を行う前に、最低でもセットした水槽を二週間作動させておいてください。

ヒーターも、フィルターも全てです。

 

難し話は省きますが、出来たばかりの水槽は実は魚にとってはあまり良いものではないのです。

それを理解できているのが一番良いのですが、それには経験も必要になるので「環境を落ち着けるため」と思っておくとこからはじめてみましょう。

ベタの購入方法と輸送方法

最近ではベタを、専門店以外…

スーパーなどで雑貨品と一緒に並んでいることを見かけることがあると思います。

ですが、そのようなお店はベタについて詳しく知らず、悪質な環境においているので調子を崩している可能性があるのです。

ベタという魚は丈夫で飼いやすいのですが、一度調子を崩すと持ち直すのがやや難しいものなのです。

そういう理由からも、ベタは「信頼できる専門店」で購入すると良いでしょう。

色つやがよく、ヒレが裂けたりしていないベタを選択する。

これはとても大切なことです。

実店舗の場合「そのベタが何を食べていたか」を聞き、ついでにその餌を購入できるというメリットもあります。

 

ベタを購入したら、速やかに家に戻ります。

暑い夏、寒い冬。

輸送中はできるだけ水温に変化を出さないように、そして揺らさないように静かに運びましょう。

車内に放置する等はもってのほかです。

そしてもう一つ、の購入方法「通販」の場合は輸送が自分でできないぶん「確実に受取る」必要があります。

不在でうけとれなかった…なんてことがないようにしましょう。

ベタを水槽にいれよう!

では、ここから「購入したベタ」を水槽へ移す作業をしましょう。

これはそれなりに時間がかかる作業ですが、さぼってはいけないことです。

この作業ができ無さそうな日は、ベタの購入は見送るようにしてください。

何をするかといえば「水合わせ」というものです。

 

簡単に言うと

水温と水質を合わせる。

買ってきた時の水と、水槽に用意した水にはいろいろな違いがあるので、それを「時間をかけて」合わせていくのです。

 

では、まず「水温」をそろえましょう。

購入したベタは「小さな容器」か「酸素とともにパッキングした袋」に入っていると思います。

それをそのまま水槽に浮かべます。

容器の場合は水が入ってしまわないように、うまく固定しましょう。

 

そのまま30分から1時間。

 

そうすることで袋の中の水温と、水槽の水温「26℃」をあわせていくのです。

 

時間が経過したら、その水温差が無いかどうかを必ず「水温計」ではかって確認しましょう。

もしこの時に水温にずれがあれば、まだその作業を継続します。

 

では今度は「水質」をあわせる作業です。

この作業はとても単純で

「袋(容器)の水を少し捨てて、それと同量の水槽の水を少し入れる」

これを一定時間おきながら繰り返すだけです。

 

袋の水量が多い場合は、この作業をしていくと「水槽の水」がなくなってしまいますから予め減らしておいてください。

水が減りすぎて、ヒーターが空気中に露出したりフィルターが水を回せなくなっては、意味がありません。

この作業中はベタの飛び出しに気をつけておきましょう。

 

また袋の場合は酸欠を防ぐために「大きく開いて」おきましょう。

袋が閉じて、ビニールで水面を覆ってしまわないように注意します。

 

この作業はできるだけ「少なめの水量を入れ替えていく」ことで徐々に水質に慣らすというものなのですが、慣れていないと感覚が難しいと思います。

初めての時は「静かに作業する」ことを心がけ

①袋(容器)の10分の1を入れ替える

10分おく

②袋(容器)の5分の1を入れ替える

10分おく

③袋(容器)の3分の1を入れ替える

というように徐々に増やしていくイメ-ジで行いましょう。

これを「袋の水がほとんど水槽の水」になるまで繰り返すのです。

1時間ほどかけてゆっくりやれば、まず安心だとは思います。

 

この水合わせが終わったら、静かに水槽にベタを放します。

もしこの時水位が下がりすぎたかも…となった場合は「コントラコロライン」でカルキ抜きして、水温を26℃に揃えた水を、水合わせのような気持ちで水槽に足していくと良いでしょう。

これがベタの導入です。

蓋の閉め忘れがないように気をつけましょう。

 

そしてもう一つ、この日はベタに餌を与えません。

まず初日はしっかり落ち着いてもらう。

この心構えでそっとしておきます。

ベタの世話をしよう

この項目ではベタの世話についてお話します。

ベタのエサや、あると便利なメンテナンス用品なども紹介していきます。

ベタの餌

基本的にベタはなんでもよく食べる魚ですので「ベタのエサ」と書かれている人工飼料を中心に与えると良いでしょう。

※個体によっては選り好みします。

(画像:人気の高いひかりベタアドバンス

ベタにどの程度餌をあげたら良いのか。

これは実は結構厄介な問題です。

魚は個体差もあり、食べる量もまちまちなのです。

ただ気をつけなければならないのは

与え過ぎないこと。

 

魚は、餌が少なくて死ぬことは少ないですが、餌を食べ過ぎて死ぬことはわりとあるのです。

ベタの初心者さんによく「欲しがるだけあげる」という方がいますが、それではいけません。

 

ベタは結構人馴れする魚ですので、餌を欲しがる素振りは「限界を超えても」見せてくることがあるのです。

 

また「一日●粒」という目安。

これを安易に鵜呑みしてもいけません。

なぜなら餌の大きさも違えば、ベタの体格も違うのです。

「ベタの餌」と銘打った商品でもメーカーにより大きさはバラバラです。

 

それでも平均を出すとしたら

「一日6粒~8粒」程度を二回に分けて与える。

というようなかんじでしょうか。

そこから様子を見て「多い」と「少ない」を観察して、状況に合わせて調整していきます。

 

少し難しい話ですが、魚の餌は常に一定であれば良いというものではないのです。

同じベタでも歳をとれば餌を食べる量も減ります。

大量を崩せば餌を食べる量が減ることもあります。

▼魚の餌を学ぼう
>>熱帯魚の餌ってどのくらい?あげる回数、量を考えてみよう!

▼ベタの老衰について
>>老衰と寿命。年老いたベタのエサ、水換えなど…世話の注意点【前編】

そしてもう一つ、ベタは「便秘」になりやすい魚でもあります。

ベタはもともと運動量の低い魚ですので、便秘解消にヒレの維持も兼ねて「フレアリング」ということをさせるようにしましょう。

▼フレアリングってなに?
>>クラウンテールベタに学ぶフレアリングの魅力の引き出し方

ベタの水換え

では今度は欠かせない「水換え」についてお話しましょう。

この水換え、環境により大きく変わります。

今からお話する例は「今回の記事でセッティングした20キューブの場合」の場合の

「一つの目安」という程度に捉えてください。

 

餌の量と同じで「このペースで水替えしておけば大丈夫」なんて事はないのです。

ではその目安を一つ紹介しましょう。

それは「週に一度3分の1」くらいというところです。

 

水槽の底のほうの水を汚れとともに吸い出し、新しく「カルキ抜きして水温を揃えた水」を静かに注ぐ。

これを週一度行います。

20キューブ程度であればGEX おそうじラクラク クリーナースポイトで行うとやりやすいと思います。

このスポイトは水を足したり、日常的に食べ残しや糞を掃除するのにとても便利なので一つ持っておくと良いかもしれません。

 

その時、水を捨てたり足すのに「バケツ」だと大きいので「プラケース」とよばれる飼育容器を二つくらいもっていると良いでしょう。

このプラケースはベタを水槽から出す時に、一時的にいれておく場所としても便利なのでもっていると重宝します。

ヒレの大きなベタはこのプラケースで「水ごと」すくえば、負担も少なくできるからです。

 

サイズ的に大きくて使いにくい場合は、100均などで程よいサイズのタッパーなどを代用してもよいでしょう。

▼初心者が読みたい水換え講座!
>>水換え不要?頻度や量は?人により違う?アクアリウム水換え講座前編

ベタのいろいろな話

では最後にベタについてもう少しだけ詳しく勉強してみましょう。

ベタの混泳について

ベタは基本的に「混泳」をせず単独で飼育します。

オス同士はもちろんのこと、オスとメス、メス同士、そして他種。

どんな組み合わせでもベタの混泳にはリスクを伴うものなのです。

水槽に仲間を増やしてあげたい…という考えは人間のエゴでしか無いということを覚えておきましょう。

▼ベタのメスについて
>>ベタのメスは混泳可能?オスだけじゃない魅力的なメスたちの飼育法

ベタの水槽の水面に泡が?独特の繁殖形態

ベタを飼育していると、ある日水面に小さな無数の泡が固まっていることがあると思います。

これは「泡巣」とよばれるもので、ベタが繁殖に使用するものなのです。

 

この巣の下にメスを誘導し、卵をオスが守り孵化させる…

実際に生で見ると、とても情熱的で感動する風景です。

ただ、この繁殖、その後の管理がとても大変なものになります。

ベタはかなり多産なので、それを育ていかなければなりません。

 

またベタのオスとメスをペアリング(あわせる)こともそれなりなリスクをともないます。

相性やタイミングが悪ければ、どちらか一方が死んでしまう可能性があるのです

ベタの繁殖、それはとても素敵なことですが、知識をつけ、準備をしっかりしてから挑戦しましょう。

いろいろいる!ベタの種類!

一般的に「ベタ」と言われているのは「改良ベタ」と言われる改良品種のことです。

あの長いヒレや様々な色彩はその過程で作られたものです。

最近ではその形状だけでなく「ジャイアント」やミニベタと呼ばれる大きさの違うタイプも作出されています。

では少し「いろいろなベタの世界」のぞいてみましょう。
※各画像クリックで通販ページに飛びます

トラディショナルベタ/ベールテール

一番良く見るタイプのベタです。最近では「ベールテール」と呼ばれるようになりました。

デルタテール/ハーフムーン

尾が180℃以上開くものがハーフムーンと呼ばれます。そこまで大きく開かないものは「デルタテール」とくべつされていますが、販売の上ではわりと曖昧なことも多いです。

クラウンテール

鋭い特徴的なヒレをもつショーベタです。美しく仕上がったクラウンテールはとても見事です。

プラカット

画像のような「鯉ベタ」などで注目を集めたプラカットですが、ショーベタとしての歴史は長く一番カラーバリエーションも豊富です。

▼プラカットベタの魅力を知ろう!
>>野生味?闘魚!迫力!短いヒレをもつベタ「プラカット」の魅力と飼育

まとめ

ベタの飼育、どうでしたでしょうか?

簡単に飼育できるというイメージが広がり、狭い容器でその一生を終えることも多いベタですが、しっかり飼い込んでいくと、購入した時からは想像もつかないような姿を見せてくれたりもします。

一匹として同じ魚が存在しないベタ。

あなたのお気に入りに出会った時は、是非大切に、そして「ベタという魚について」知ろうとしてみてください。

せっかく飼育するなら、その魅力をできるだけ引き出す。

そういう気持ちで取り組めば、ベタはあなたに「魚を飼育するという深さと喜び」をしっかりと教えてくれるはずですよ。

 - ベタ