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ベリースライダーのベタの飼育方法

      2016/03/04

ベタの繁殖。

その過程で出てきてしまう、ベリースライダーという現象。

今回はその「ベリースライダー」になってしまったベタの飼育法について話そうと思います。

ベリースライダーとは

ベリースライダーとは、簡単に言うと、沈んでしまって泳げないベタのことです。

普通のベタとは違い、底のほうを這うように泳ぐ、普段はずっと沈んでいる。

そんな状態になってしまったベタ達です。

このベリースラーダー、ある程度の度合いの差があります。

完全に浮くことができないもの。

成長とともにそこそこ泳げるようになるもの。

 

どちらにしろ通常のベタに比べると、上手く泳げるものではありません。

また、健康なベタもよく、底のほうでじっとしていることがありますが、これはベリースライダーとは関係ないので覚えておきましょう。

ベリースライダーの飼育法

ベリースライダー。

このベタは通常販売されることはありませんが、繁殖を手がけた場合、その稚魚の中に見られることがあります。

彼らは泳げないというだけで、通常のベタと同じく成長しますので、飼育することは可能です。

 

彼らの飼育の基本は「水深を浅くすること」

通常のベタの比べると、ベリースライダーのベタは泳ぐのが極端に下手ですから、水深がありすぎると弱っていってしまうことがあります。

深さは個体の大きや症状にもよりますので、様子を見ながら決めていくと良いでしょう。

 

また、ベリースライダーのベタは、水底に体を横たえていることが多いため、砂などは使用しないほうが無難です。

何も敷かず、こまめにスポイトなどで底の汚れを吸い出すことで、病気になるのを防ぎましょう。

そしてもう一つ気をつけたいのは水流です。

もともと水流が苦手な魚であるベタ、そのさらに泳ぎの苦手な個体となると、フィルターを使用してしまうと、大きな負担となる場合があります。

その場合は一方コックなどで水流をしっかりと弱めるなどの対策が必要です。

他にも出水口の向きを壁側にしておくなどの、水面に上がろうとするベタの体が流されないような配慮が大切です。

フィルター無しの「こまめな水換えで対応する飼育」をすることも、視野においておくと良いでしょう。

(画像:安定感もあり使いやすいニチドウの隔離箱

他の方法としては、隔離箱を用いるという手段もあります。

フィルターを作動している水槽内に、隔離箱をとりつけることで水流からベリースライダーの個体を守ることができるのです。

ここで注意したいのは隔離箱内の水換えです。

隔離箱は通常細いスリットで外の水槽と水が行き来していますので、水の入れ替わりが遅く、水質の悪化が速いのです。

なので日に一度か二度、その中の水をある程度動かしてやる必要があります。

(画像:安価で使いやすいGEXスポイト

方法としては、糞掃除も兼ねて、隔離箱の底の方から大きめのスポイトなどで多めに水を抜くと良いと思います

そうすることにより、減った分の水がスリットから流れ込んできます。

ベリースライダーのベタと水草など

ベリースライダーのベタの水槽に、水草などの素材をいれたい。

上手く配置できれば彼らが沈む時に体の支えにするなどの役目をしてくれるので、一概にダメとはいえませんができれば避けておいたほうが無難です。

彼らの支えとしていれたレイアウト素材が、逆に邪魔となってしまうことも少なくないからです。

特にヒレの大きなタイプのベタは注意が必要です。

それが原因でヒレを傷つけてしまうかもしれません。

そのような被害を避けるために、ベリースライダーの場合はレイアウトはできるだけシンプルにしておくほうが良いでしょう。

ベリースライダーの飼育まとめ

今日お話したベタの障害である、ベリースライダー。

たしかに彼らは上手に泳げませんが、飼育できないわけではありません。

遺伝する可能性など考えると繁殖に使うのは避けておいたほうが良いですが、ベリースライダーだからといって飼育できないと諦める必要はないのです

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