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初心者の方必見!コリドラスの飼育方法まとめ

      2016/03/11

人気の魚、コリドラス。

今回は、熱帯魚飼育経験が無かったり、まだ始めたばかりの人が知りたい「コリドラスの飼育方法」をまとめてみました。

飼育環境の作り方から、餌、日頃の手入れまで。

初心者さん必見の内容となっています。

では、ここから順番に、コリドラスの飼い方を私と一緒に学んでいきましょう。

コリドラスの飼育環境を作ろう!

コリドラスは、泳ぎ方をみてもわかるように、少し独特の魚です。

コリドラスシクリ他の魚と違い、水槽の底の方を泳ぐ。

その特徴から、低層魚(ていそうぎょ)や底物(そこもの)と呼ばれたりもするのですね。

そんな底のほうで暮らす魚のコリドラスの飼育は、他の魚と違い、いくつか気をつけなければならないことがあります。

今から紹介するのは、そんなコリドラスだからこその飼育環境です。

飼育セットの作り方

コリドラスは、一部の種類を除けば比較的いろいろな環境で飼育できる魚です。

小型で温和。

だからこそ、いろいろな水槽で飼育されているのですね。

今からお話する水槽は、そんないろいろな例から、初心者さんでも扱いやすく、管理のしやすいように考えたものです。

とてもシンプルな構成となっていますので、アレンジなども加えやすいと思います。

※解説内に出てくる具体的な商品名は、わかりやすくするために掲載しているもので、必ずその商品を使用しなければいけないということはありません。

コリドラスの水槽を選ぼう!

コリドラスの水槽はできるだけ広いものが良いです。

コリドラスは「底のほう」でくらす魚なので、底の面積にある程度の広さが欲しいのですね。

また、コリドラスは群れでいることを好む魚ですので、一匹ではなく数匹まとめて飼育することも多いということも意識しておきましょう。

あなたがコリドラスを何匹飼育したいかにもよりますが、後々数を増やしたくなることを視野に入れると60センチ規格水槽と呼ばれるものが調度良いように感じます。

もうひとつ下の45センチ規格水槽でも良いですが、60センチ規格水槽に比べ、流通が少ないので、器具が割高となることもあります。

それに、当然ですが、水槽が小さくなればなるほど水の量が少なくなってしまいますね。

 

熱帯魚の飼育の基本で

『水は多ければ多いほど、水質が安定しやすい』

というものがあります。

 

難しい話は省きますが、これは

『水が少なければ少ないほど、水は汚れやすい』

ということ。

 

初心者さんが水槽を管理する上では、ある程度水量があったほうが、安定させやすく長い目で見ると飼育しやすいのです。

60センチ規格水槽は、約60リットル。

これだけ見ると多そうに見えますが、10リットルバケツ6回ぶんなので、意外と扱いやすいのです。

 

▼60センチ水槽について学ぼう
>>安価?安定?60cm水槽が初心者に薦められる本当の理由はこれ!

 

この60センチ水槽、置く場合はそこそこの重量になりますので専用の水槽台が必要となります。

最初から同時に購入しておくようにしましょう。

例えば以下の画像のようなセットを購入すると、バラで買うよりも安価ですので良いでしょう。

 

(画像:水槽セット

画像のセットは、飼育で使用したい「フィルター」も含まれています。

今回はこのセットを例に、話をすすめていきましょう。

水槽以外に必要な物を入手しよう!

コリドラスの飼育には、さきほど購入を決めた

水槽

水槽台

フィルター

以外にも必要な物がいくつかあります。

 

今回のセットについてくるフィルターは、じゅうぶんなパワーがあり、フィルター内にいれる「濾過材」もセットになっていますので、他に追加購入しなくとも、とりあえずは使用できます。

ただ、これだけではコリドラスの飼育をするには、じゅうぶんだとは言えないのです。

 

まず、購入したいのは「水質調整剤」

水道水を、コリドラスにとって安全な水に変える商品ですね。

これは「テトラ コントラコロライン+」というものを用意しましょう。

(画像:コントラコロライン+

これは、水換えのたびに使用しますので少し大きめの500mlのもので良いと思います。

 

次に「ヒーター」

コリドラスは熱帯魚ですので、日本では水をあたためてあげなければいけません。

そのために使用するのがヒーターです。

今回は、ヒーターの温度を調整できるサーモスタットつきのものを使用します。

(画像:ヒーターとサーモスタット

60センチ規格水槽のサイズに合わせて160Wのものを選択しました。

合わせて水温計も購入しましょう。

(画像:水温計

 

そしてもう一つ、コリドラスの飼育で考えたいものがあります。

それは底床。

底床とは、水槽の底に敷く砂などのこと。

コリドラスではこの砂の選択が重要なのです。

彼らは鼻先を砂の中につきいれて、餌をさがしたりします。

だから、角のあるような砂だと、傷ついてしまうのですね。

(画像:田砂3kg

 

今回おすすめするのは「田砂」

これの3kgを購入しましょう。

この砂は、コリドラスの飼育によく用いられる人気の高い商品です。

これに、バケツ、そして掃除に使うプロホースや餌(後で詳しく説明します)を加えて購入すれば、とりあえずは大丈夫でしょう。
※他にも飼育に便利な器具は存在しますので、随時勉強していきましょう。

▼通販での器具の購入はどんなかんじ?
>>通販「チャーム」買物レビュー◆アクアリウム用品の予備等

コリドラス水槽をセットしよう!

コリドラスの飼育に必要なものを揃えたら、順番にセットします。

まず水槽台を組み立て、設置します。

温度変化の激しい場所や、直射日光の当たる場所はさけてください。

水をこぼす可能性なども考慮して配置を考えましょう。

コンセントの位置も意識しておきたいポイントです。

次に、水槽をセットします。

 

水槽台の上に、専用マットを敷き、その上に水槽を置きます。

 

次は砂を敷きます。

田砂をバケツの中に入れ、流水でお米を研ぐように洗います。
そうやって濁りを取るのです。

綺麗になった田砂を水槽の中に敷きます。

この時に大切なのは

薄く敷くこと。

厚さとしては1センチ以下にします。

そうすることで、砂の中に汚れがたまりにくくするのです。

一部、水槽の底が見えてしまっていても構いません。

 

コリドラスは、底のほうで暮らすので、砂の中の汚れには弱いのですね。

 

次に水槽に水を入れていきます。

洗った田砂の上に、ビニール(田砂の袋)を敷いて、そこへ水を注げば舞い上がりにくいので良いでしょう。

 

この時の水は「テトラ コントラコロライン+」を正しく使用して、無害なものにしておきましょう。(使用量、使用法は商品に書かれています)

次に、フィルターをセットします。

こちらは少し複雑なので、必ず説明書を見ながら、手順にそって行うようにしましょう。

フィルターを作動させたら、今度はヒーター、サーモスタット、そして水温計をセットします。

このヒーターというものは、設置の仕方を間違うと、故障や事故の原因となりますので、しっかりと注意してください。

▼ヒーターの事故をおこさないために
>>熱帯魚が煮魚に?ヒーターの使用事故を起こさないための3つの約束

水温は26℃にセットしましょう。

ここまでできたら、この状態で、魚をいれず1週間~2週間ほど待ってください。

 

できたての水槽は、魚にとってあまり良い状況ではないので、時間を置くことで落ち着ける必要があるのです。

また、この期間にヒーターの動作などもしっかりと確認しておきましょう。

レイアウトをしたい時

今回のセットは、水槽に砂を敷いただけのとてもシンプルなものです。

アレンジをすればいろいろなレイアウトが楽しめるでしょう。

おすすめは「流木に水草を活着」させたものを使用すること。

流木につけられた水草であれば、砂に植える必要が無いので、砂の厚みを増やさなくても良いからです。

 

ただ、この時にあまり流木を複雑にし過ぎると、隙間に汚れが溜まったり、コリドラスが傷ついたりしますので注意してください。

▼流木に活着する水草を勉強しよう!
>>ボルビディスにブセファランドラ!初心者の知りたい活着水草いろいろ

水草を育成する場合は、ライトが必要になりますので、別途で用意しましょう。

▼水槽用ライトのお話
>>オススメ水槽照明!水上葉にも?コトブキのフラットLED等

コリドラスを導入しよう

ここからは実際にコリドラスを水槽へと導入するお話をしていきます。

コリドラスをどのように購入するかということから、大切な水合わせまで。

順番にお話していきます。

コリドラスの購入方法と輸送方法

コリドラスを購入する場合、基本的には専門店からの購入となるでしょう。アエネウス

その場合は、できるだけ状態の良いコリドラスを入手するようにします。

 

コリドラスは、痩せているのがわかりにくい魚でもありますので、泳ぎ方に注目して選ぶと良いかもしれません。

水中に浮かぶように、ふらふらしているものは避けて、ヒレがピンと張り元気よく泳いでいる個体を選ぶようにしましょう。

そのようなコリドラスを購入したら、できるだけ速やかに自宅へと帰ります。

 

この時、コリドラスをできるだけ揺らさないように気をつけてください。

直射日光をさけ、できるだけ温度変化をおこさないように持ち帰ります。

 

通販の場合は、必ず受け取れるときに着日を指定し、不在にならないようにしましょう。

できるだけ午前中に受け取るようにします。

 

また、初回に購入するときはコリドラスの数は少なめにしておきます。

なぜなら、立ち上げたばかりの水槽は、まだ「魚が住む環境」がうまくできていないので、一度に多くの魚を追加するとバランスを崩してしまうかもしれないからです。

コリドラスの水合わせ

コリドラスを持ち帰ったら、まず袋のまま30分~1時間ほど水槽に浮かべておきます。

これは水槽の水温(26℃)と、コリドラスの入っている購入時の袋の中の水温をそろえるための作業です。

この作業で水温を揃えたら(水温計でしっかりと確認してください)今度は水質を揃えていきます。

 

袋を静かに開けて、中の水を少し捨てる。

そしてそこに、水槽の水を少し入れます。

そこから10分後に同じ作業をする。

 

こうやって少しずつ袋の水を、水槽の水へといれかえていくわけですね。

コリドラスは、驚きやすい魚なので、できるだけ静かに作業をします。

この作業を繰り返し、袋の中の水が、しっかりと水槽の水にいれかわったら、静かにコリドラスを水槽へと放します。

ここまでできたら、この日は照明もつけず、餌も与えずそっとしておきます。

翌日より、コリドラスの世話を開始します。

コリドラスの世話をしよう!

コリドラスの餌

コリドラスは、水槽の底の方で暮らすため、沈むタイプの餌を使用します。コリドラス砂

人気の高い魚なので各メーカーより「コリドラスの餌」というものが発売していますので、それを利用すると良いでしょう。

他にも、冷凍アカムシなども好んで食べますので、合わせて利用してもよいかもしれません。

餌の量の調整は、なれるまでは難しいですが、以下の記事などを参考にして考えてみてください。

▼コリドラスの餌の基本!
>>いろいろあげたい!コリドラスのおすすめ餌5選と与え方のコツ
>>熱帯魚の餌ってどのくらい?あげる回数、量を考えてみよう!

水換えの時にやりたいこと

熱帯魚の飼育には水換えが必要です。

▼水換えの基礎を学ぼう
>>水換え不要?頻度や量は?人により違う?アクアリウム水換え講座前編

アクアリウムの管理の基本とも言える水換えは、しっかりと勉強しておきましょう。

この水換えの時に、コリドラスの為のメンテナンスも同時にします。

それは、底床の掃除です。

(画像:プロホース

 

砂の中の汚れを「プロホース」というものを利用して吸いだしたり、流木の下に溜まった汚れなどを綺麗にするのです。

そうすることで、コリドラスにダメージのない、清潔な環境を保つのです。

ただし、この作業も水換えと同じで「やり過ぎは禁物」なので注意しましょう。

あまりに餌の食べ残しなどが多い場合は、餌が多すぎるという可能性もあります。

そういう場合は、餌の量を減らし、掃除の頻度を下げていく方向で考えてみてください。

フィルターのメンテナンス

水換え以外のメンテナンスとしては、フィルターの掃除があります。

▼外部フィルターの掃除!
>>初心者が覚えたい外部フィルターの掃除を楽にする3つのポイント

こちらは、そう頻度の高いものではありませんが、避けては通れない話です。

掃除のペースは、飼育数や餌の量により大きく前後するので一概には言えません。

三ヶ月に一度ほどというのが、ある種の平均でもありますが、これも「フィルターの中の濾過材」により左右されたりもしますので、決めつけるのは危険です。

初心者のかたは、使用している濾過材の中に「使用期限」のきまっているものがあるかないか。

まずはこれを気にしてみましょう。

 

フィルターの掃除の基本は「一度にすべてを取り替えないこと」

特に「バクテリアが住む」と言われているような「セラミック製の濾過材」などは、半分づつメンテナンスをして行くのが基本とされています。

頻度も少なく、人により大きく違う。

難しいフィルターの管理ですが、これをうまくできるようになれば、熱帯魚の飼育技術は大きく向上します。

ショップなどに相談しながら、徐々に技術を向上していきましょう。

まとめ

本日のお話、どうでしたでしょうか。

コリドラスは、入荷してくる種類も非常に多く、愛好家が多い種類でもあります。

だからこそ、いろいろな飼育法が紹介されているのです。

人それぞれの飼育法、人それぞれのコリドラス。

飼育法を学ぶことは、コリドラスの魅力を引き出すということでもあるのです。

▼魅力的なコリドラスを探そう
>>熱帯魚魅力図鑑:コリドラス・ゴッセイ、シュワルツィ、アガシジィ
>>熱帯魚魅力図鑑:コリドラス・パンダ、オイヤポクエンシス、シクリ

▼コリドラスを飼育されている方を見てみよう!
>>お宅訪問!アクア歴半年のNさんの水槽を見せてもらいました:その1

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