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植え替えは春!ジュエルオーキッドを管理「水苔の交換」

      2016/10/24

近年人気の高まっている観葉植物であるジュエルオーキッド。
今回はそんなジュエルオーキッドの植え替えについてのお話です。

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2016/4/27   植え替えの方法の一部修正、株分けについて追記しました

2016/4/17 一部追記を行いました

今回紹介するジュエルオーキッドは

今回紹介するジュエルオーキッドは、マコデス・ペトラです。

このマコデス・ペトラは、ジュエルオーキッドとよばれる植物の中でもそれなりに強いほうになります。

(画像:マコデス・ペトラ
学名:Macodes petola

ジュエルオーキッドと呼ばれる植物の中は、基本的には似た性質のものが多いので、だいたい同じ方法で管理できるのですが

種類によっては同じ方法でうまくいかない場合もあるので、必ず「種類ごと」の情報を集めるようにしましょう。

では、今回はマコデス・ペトラから、植え替えの基本を学んでいきましょう。

水苔というもの

今回の植え替えは、水苔を利用したものです。

水苔はとても扱いやすいので、多くのジュエルオーキッド愛好家にも使用されています。

※水苔以外のものが用いられることもあります

まず水苔を購入します。

(画像:水苔

使用する水苔は、できるだけグレードの高いものが良いでしょう。

水苔は基本的に乾燥した状態で販売されています。

マコデス・ペトラは小さな鉢であることがほとんどですので、そんなにたくさん育てているわけでなければ、そこまで大容量のパックでなくても問題ありません。

(画像:プラ鉢

植え替えの鉢は、扱いやすさなどを意識した、プラスチックのものがよく見られます。

ただ。プラスチック鉢は通気が悪いのでその性質をしっかりと理解しておかなければなりません。

蘭の栽培では、水苔単用の場合は、通気の良い素焼き鉢を合わせる事が一般的だったりするということも合わせて覚えておきましょう。

少し難しいですが状況に合わせた鉢選びができると安心です。

現在使用している鉢より、一回り大きい物を目安に選択します。

植え替えの気温

マコデス・ペトラは基本的に寒さを嫌がる植物です。

植え替えを春にするのは、暖かくなり、マコデス・ペトラの成長に適した時期だからという理由からなのですね。

この時季に植え替えすることで、夏という厳しい季節までにしっかりと新しい環境になじませるのです。

マコデス・ペトラは室内で管理する植物ですから、植え替えの時期は、その室温を基準にします。

 

春先で、夜間に極端に気温が下がるときはダメージが有る可能性もありますので、まだ植え替えはしません。

ある程度春の陽気が安定し、気温も落ち着いてきたら、マコデス・ペトラを植え替えましょう。

植え替えをしてみよう

マコデス・ペトラの植え替えをする時は、必ず清潔な手で行います。

しっかりと水洗いをし、石鹸なども残らないようにします。

新しい水苔は、しっかりとほぐした後、霧吹きなどでしっかりと水を吸わせていきましょう。

この水を吸わせる感覚がやや難しい部分がありますので、手で確かめながら行ってください。

水を吸わせたら、新聞紙の上などに広げ、数時間程度はおいておきましょう。

よく言われるのが水苔をにぎったときに、ふわっと広がる程度。

湿らせすぎず、乾きすぎずの状態を作りましょう。

(画像:水苔

この時、あまり冷たすぎる水苔はマコデス・ペトラを痛めますので、注意してください。

春時期であれば、室内で置いておくと良いでしょう。

ではここから次の作業に移ります。

まず、マコデスペトラから鉢を取り外します。

この時マコデス・ペトラの茎や葉を折らないように気をつけましょう。

もともと使用されていた水苔も一緒に鉢から抜けても問題ありません。

むしろこの段階で水苔を外そうとすると、ダメージになりますので注意が必要です。

マコデス・ペトラを鉢から外したら、静かに根から古い水苔を外していきます。

この時、根を水につけると外しやすくなりますが、こちらも水温が重要ですので気をつけましょう。

もし枯れた葉などがあれば、ライターの日で炙って消毒したハサミなどで、綺麗に切り落とします。

 

太い茎などは切ってしまうと、切り口を乾燥させたりする手間も増えますので、傷つけないようにしましょう。

 

根から古い水苔を外したら、今度は新しい水苔を根に巻いていきます。

 

それをマコデス・ペトラの根を覆うように優しく巻いていきます。

ここであまり強い力を入れると、マコデス・ペトラが折れる可能性がありますので気をつけて作業をしましょう。

 

慣れてくるとどの程度の硬さで巻くかという風にこだわっていくものですが、慣れないうちはいかに傷めないように巻くかを大切にしましょう。

ただ、あまり柔らかすぎると、水苔が必要以上に水を吸い込みますので注意が必要です。

 

鉢の底に、発泡スチロールのかけらなどをいれ、排水を良くしておくのも一つの方法です。

その上に水苔を巻いたマコデス・ペトラ静かにおいてください。

その作業が完了したら、今度は鉢と、マコデス・ペトラの根に巻いた水苔との隙間に、優しく水苔を詰めていくのです。

これで植え替えは完了です。

株分けについて

ジュエルオーキッドの株分けは、この植え替えの時に行います。

できるだけ根(バルブ)を傷めないようにしながら、刃を焼いて消毒したハサミなどで株をわける方法が一般的です。

あまり小さな株や、根の育っていないものは、そのままダメになってしまうこともありますので注意しましょう。

また、傷口から雑菌が入ると調子を崩してしまうこともありますので、清潔で新しい水苔を用いるようにすると良いでしょう。

傷口にベンレートなどの薬剤を塗布する方法もあります。

慣れていないうちは基本的に株分けはせず、安定感のある株になるように育てていくほうが良いでしょう。

まとめ

情報も少なく、扱いのわかりにくいジュエルオーキッド。

彼らの植え替えの基本は、いかにダメージを与えないかということを気にするとうまくいく事が多いです。

成長の始まる、春。

植え替えを成功させ、その後にしっかりと新しい環境になじませて、厳しい夏を乗り越えていきましょう。

 - 水草・藻・観葉植物