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ベタ、グッピーのヒーターはいつ外す?春はまだ早い?

      2016/03/16

ベタやグッピーなどの熱帯魚の飼育で欠かせないヒーター。

電気代などを気にして、早く外したいと思っている方も多いと思います。

今回はこの「春」という季節から、ヒーターを外す季節について考えていきましょう。

熱帯魚の水温が下がるとどうなるか

ベタやグッピーは熱帯魚と呼ばれる魚です。

彼らは、通常の日本の環境では生きてはいけません。

一時期、日本で野生化したグッピーが問題になりましたが、それは温泉地などの「水温の高い」地域です。

飼育下では水温を保つためにヒーターというものを利用します。

▼ヒーターについて学ぼう
>>熱帯魚が煮魚に?ヒーターの使用事故を起こさないための3つの約束
>>冬!水槽のヒーターが故障!そんな時にどんな対策をしますか?
>>気をつけたい水温とヒーター、熱帯魚飼育の秋から冬への注意点
>>熱帯魚アクアリウム、水槽用ヒーターの電気代はどれくらいかかる?

ヒーターを利用せず、熱帯魚の飼育の水温が下がるとどうなるか。

そのダメージによる結果はいろいろとあるのですが、一番多いのは

病気になる

というパターン。

 

適正な水温で無くなった時、とくに水温が低い場合は熱帯魚は白点病などに感染しやすくなるのです。

だからこそ、熱帯魚のヒーターはしっかりと管理しなければならないのです。

▼無加温水槽ってどんなことがおきるの?
>>無加温飼育できる熱帯魚?ゼブラダニオに学ぶ熱帯魚の低水温飼育の話

春は電気代が下がる

冬場にヒーターを使用し、電気代の上昇に驚いた方もいると思います。

冬場はもともと「いろいろな家電製品」をよく稼働させる時期ですから、電気代の高くなる季節でもありますね。

水槽のヒーターは基本的にサーモスタット(内蔵の場合と、そうでない場合があります)というものに制御されています。

(画像:温度固定式ヒーター

このサーモスタットというのは「水温が設定温度(内臓の場合は固定)を下回った時にヒーターを稼働」させるものなので、水温の下がりやすい冬場はどうしても作動時間が長くなります。

逆を言えば、暖かい春は水温も下がりにくいので、作動時間が減るので、電気代も下がっていくというわけです。

春は夜間に注意!

気温が安定すると、水温も安定する。

ヒーターもほとんど作動しなくなりますが、外すのはとても危険です。

なぜなら、夜が近づくと気温が低下するから。

春先は夜間に水温が低下するものなのです。

加温されていない水が、気温より高い温度になることはあまりないので、昼間は大丈夫に見えても、知らない間に飼育魚を低水温に晒している危険性があるのですね。

そしてそこで生まれるのが「温度差」

一日の中で、何度も水温が変化すると、それだけで魚の体力が奪われて弱ってしまうのです

ヒーターは外さなければらないのか

ヒーターを外す時期がわからない。

そんな方には、ヒーターを外さないことをおすすめします。

例えば夏。

部屋にクーラーを使用して、23℃などの低めに設定した場合、水温もつられて低下していくこともあるのです。

5月くらいでも、年によっては急に寒い日が続くこともあります。

その次の6月は梅雨時期なので、気温が低下しやすいですよね。

そのようなことを考えると、一年中ヒーターをいれておくことは、決してマイナスではないのです。

 

水温が安定すれば、ヒーターは作動しない。

そう考えれば、保険として取り付けておく考えも悪くはないのではないでしょうか。

(画像:ヒーターとサーモスタットのセット

ただ、気をつけたいのは、小型水槽で、濾過器などがなく水が動いていない状態でヒーターをつけている場合。

この場合は、温まった水が撹拌されないので、冬と夏では、同じ温度に設定していても、水槽内の環境が違う場合があります。

そういう場合は、水を動かすか、ヒーターの設定温度をいつもより少し下げておくなどの対策をすると良いでしょう。

ヒーターをとりはずすメリット

では、今度は逆にヒーターをはずすメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

それは、器具としての寿命が伸びるということ。

ヒーターは寿命のある消耗品ですので、作動させなければ使用できる期間は長くなるという理屈です。

 

また、先ほどお話した小さな水槽や、水流の弱い水槽では暖められた水が撹拌されにくいので、夏に水温上昇を抑えたいときは外しておくほうが管理がしやすいということもあります。

そのようなことを意識して「なぜ外すか」という理由を考えると、魚にとっても良い環境が作れるのです。

ヒーターは魚のためにつけているということを、絶対に忘れないようにしてください。

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