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初心者さんも安心!はじめてのアクアリウムの作り方

      2016/05/06

アクアリウムをはじめるということ

「アクアリウムをはじめたい…でも何からやればよいのかがわからない」

この記事は、そんな方へと向けた記事になります。

水槽作りの考え方や、用品について…

それからお魚、水草による違いはなにか…

そんな、初心者の知りたい『基礎』をまとめてあります。

記事の後半では、当サイトがおすすめする「はじめてのアクアリウムセット」も提案していますので、参考にしてみてください。

自分の作りたいアクアリウムを想像する

アクアリウムを作る前に、あなたがまずやらなければならないことがあります。

それは「自分の作りたいアクアリウムを想像する」ということ。

その想像をできるだけ具体的にすることで、自分に必要な知識を身につけ、器具選びなどに活かしていくわけです。

でもこの想像。

簡単そうで、とても難しいものですよね。

水槽部屋

アクアリウム作りや管理を経験したこと無い状態では、どうしてもイメージに限界があります。

今からお話するのは、そのイメージ作りのヒントのお話です。

もちろんヒントを見たからといって、未経験のあなたが完璧なイメージを作れるわけではありません。

でもそのイメージがあるかないかは、大きな差をもたらしてくれます。

それでは一つずつ見ていってみましょう。

飼いたい魚によって水槽は全く違う?

アクアリウムで飼育できる生き物は、とても多く存在します。

そしてその全てが同じ水槽で飼育できるわけではありません。

例えば、3センチの魚と、1メートルの魚。

これはどう考えても、飼育に必要な水槽の大きさが違いますよね?

レッドテトラ

他にも

・水の流れの遅いところの魚と、速いところの魚
・餌を取るのが下手な魚と、素早くエサをとれる魚
・気の強い魚と、気の弱い魚
・温かい水が好きな魚と、冷たい水が好きな魚

なども、飼育環境の違いにつながります。

さらに、初心者さんには難しいかもしれませんが。一見似ている魚でも好む「水質」の差があったりもするのです。

pH(ペーハー)の高い低い、軟水か硬水か…など、細かな差を出して行ったらきりがありません。

▼ペーハーって?
>>pHペーハーって何?弱酸性?アルカリ性?初心者の知りたい水質の話

 

その全てがいきなり覚えれるわけではありませんが

・飼育する生き物により、用意する用品、世話の仕方は違う
・大きさが同じでも、同じ水槽で飼えない生き物は存在する

ということだけはまず、忘れないようにしましょう。

 

だからこそ、あなたが興味ある魚やエビなどの知識はある程度事前につけておかなければいけないのです。

調べると入っても、最初の頃はわからない用語も多いと思いますので

・どのくらいの大きさになるか
・エサはどのようなものを好むか
・どんな水質を好むか
・混泳は可能なのか

などのポイントを中心に調べてみましょう。

小さな水槽は難しい?

小さい(水の量が少ない)水槽の管理は初心者には難しい。
これは本当によく聞く言葉です。

これは、とても単純で「水が多いほうが水温や水質の変化が緩やか」だからということですね。

水中の生き物は急激な温度差や、水質の変化に弱いので多いほうが安心…というわけです。

マーサハチェットアクアリウムを経験したこと無い方でも、小さいほうが水が汚れやすいことくらいは、なんとなく想像ができるのではないでしょうか。

でも、初心者さんは、これだけを聞いただけでは、いまいち水槽のサイズ選びをどうしたら良いかがわからないですよね。

それはなぜかというと「どのくらいが小さい水槽」なのかがわからないからです。

 

大きい水槽がどこからで、小さい水槽がどこからか…

この判別ができないから、混乱していしまうわけですね。

例えば60センチ規格水槽というものがあります。

【60センチ規格水槽】幅60×奥行30×高さ36cm

 

これを「大きい」というか「小さい」というかは個人の価値観です。

でもこの60センチ水槽、多くの方が「基準」とする水槽なのです。

理由はたくさんありますが、この60センチ水槽を境に「大型、小型」とわけられていることが多いということは覚えておきましょう。

 

ただ

「60センチ水槽以下は初心者には難しいの?」

という質問の答えは「イエス」ではありません。

 

セットの仕方によっては60センチ水槽よりも、小さい水槽のほうが扱いやすかったりするからです。

カージナル・テトラ①60センチ水槽に100匹のカージナルテトラ
②30センチキューブに5匹のカージナルテトラ

であれば、どう考えても①のほうが水が汚れるのが早いですよね。

【30センチキューブ水槽】幅30×奥行30×高さ30cm

もちろん極端に小さすぎる水槽は、飼育する数以前の問題ですが、このようなバランスの問題もあるのです。

もし、あなたが大きな水槽を置けないのであれば、まず水槽サイズを決め、そこから飼育できる生き物の種類や数を考えてみましょう。

水草水槽って何?

水草のたくさん植わった美しい水槽。

水草水槽と呼ばれるそれらは、通常の魚の飼育設備では実現できない場合もあります。

一番わかり易いのは水草。

 

簡単な設備でも育つものも多いですが、そうではないものも多いのです。

それだけでなく、普通に育てることはできても、特定の環境じゃなかれば「赤くならない」水草であったり、成長が遅すぎる場合もあるのです。

そのような水草を育てるために、水草育成ライトや肥料、二酸化炭素添加用の器具が存在します。

 

もちろん、そういう水草を使わずに水草水槽を仕上げることはできますが、それにもやはり「そういう水草を選び、うまく育てる知識」が必要になります。

 

水草はただ放置しておけば良いものではないのですね。

例えば、ひとつの水草が成長しすぎて水面を覆うと、水中へ光が届かなくなります。

そうなると、水中にある水草は光が届かなくなり、成長が遅くなったり弱ってしまったりする…そういうこともあるのです。

そういう時に、水草を切って整えたりすることなどを「トリミング」といいます。

このように、水草の育成にも知識をつけなければならないのです。

水草水槽を作りたい初心者さんは

・二酸化炭素の添加は必要なのか
・光はどのくらい必要なのか
・肥料は必要なのか
・特定の水質でないと育たないものなのかどうか
・成長速度はどれくらいなのか

というポイントから注目していきましょう。

そこから水草の植え方なども覚えていってから挑戦するとやりやすいでしょう。

▼水草について学ぼう
>>うまくできない!初心者が知りたい水草選びとレイアウトのコツ
>>ボルビディスにブセファランドラ!初心者の知りたい活着水草いろいろ
>>初心者の水草水槽!CO2(二酸化炭素)添加器具紹介!

イメージはかわるもの

今までお話したこと、これはあくまでも想像の段階なので、そうしっかりと決めてしまう必要もありません。
スーパープルケールなぜなら、飼育していけば新しい発見があるので、やりたいことも変化していくからです。

新しい魚に興味を持ったり、水草がメインのレイアウトに挑戦したくなったり。

この想像は、どのようなアクアリウムが存在するかを知り、できるだけ「知らなかった…」という後悔を減らすつもりで考えてみてください。

アクアリウム用品をそろえる時に

ではここからは、実際にアクアリウム用品を揃える方法をお話しましょう。

アクアリウム用品は水槽からフィルター、エサにメンテナンス用品など、ものすごい数があります。イエローミウア

その中であなたの使いやすい道具を探していくのはそう簡単なことではありません。

ここからは、そんなアクアリウム用品選びのヒントを紹介していきます。

アクアリウムセットのメリット、デメリット

アクアリウム用品を購入しようとすると、水槽にフィルターやライトがセットになっているものをよく見かけると思います。

そんなセット販売、内容にもよりますが当然ながらメリット、デメリットが存在します。

それをある程度把握できれば、セット販売をうまく利用することができるでしょう。

アクアリウムセットのメリット

アクアリウムのセットのメリットはまず、お買い得な場合が多いということです。

ビーシュリンプ
まれにセットのほうが高額、ということもありますが多くのセットは通常にバラで購入するよりもリーズナブルな値段設定になっています。

そこで予算を浮かし、他に回すことでより良い環境が作れるわけです。

次に購入が楽ということ。

ある程度必要な物をまとめておいてくれるので、初心者の方が用品を悩まずにそろえることができるわけです。

アクアリウムセットのデメリット

アクアリウムセットのデメリット、それは不要なものが入っていることがあるということです。

それと、必要な物が必ず揃うわけではない、ということもありますね。

「これだけで熱帯魚が飼える!」という謳い文句のセットはたくさんありますが、それは「安心して飼える」のではなく「一応飼える」という場合もあるということを覚えておきましょう。

極端な言い方ですが、技術も知識も必要な水作り(水を飼育に適した状態にすること)が初心者さんでも、セットを組み立てるだけでできるものなどは存在しません。

説明書通りにやれば、一時的には立ち上げれることができても、飼育数、餌の量、水換えなどの要素で大きく変化するアクアリウムに絶対は存在しないのです。

よく「水換え不要!」という商品がありますが、これはそう簡単には実現できないので覚えておきましょう。

▼水換えって難しいの?
>>水換え不要?頻度や量は?人により違う?アクアリウム水換え講座前編

個別で用品を揃える場合

セットで購入して、足りないものを買う場合でも、ゼロから自分で揃える場合も個別で用品を買うときはいろいろと考えなければいけません。

一番気にしなければいけないことは同じように見えても「思っている以上に違いがある」ものが存在するということです。

例えば底床(底に敷く砂など)でソイルというものがあります。
これは簡単に言うと土みたいなものなので、砂や砂利とは根本的に違います。

他にもサンゴ砂と呼ばれるものは、水質をアルカリ性とよばれる方へと傾けますので、アルカリ性を好まない魚で使用できないなどの注意点があるのです。

フィルターも外部フィルターと上部フィルターでは特性が違ったり、メーカーのよる差もあります。

グローライトテトラ▼フィルターを選ぼう!
>>水槽用外部フィルターはこれがオススメ!各フィルターの仕組みと選び方
>>知っておくべき!水槽を綺麗にするフィルターの種類

そのようなかんじで、自分が買おうとしている機材がどんなものなのかということをちゃんと調べておくようにしましょう。

フィルターなどの消耗品を使用する器具の場合は、その部分も調べておくと安心できます。

メンテナンス用品も必要!

アクアリウムを管理していくうえでは、メンテナンス用品も欠かせません。

例えば、バケツ。

とても単純ですが、これがないと水換えができませんよね。

他にもカルキ抜き(水道水を魚にとって安全な水に近づける)など、いくつかのものはほぼ必需品と言えるものだったりします。

そのようなものを合わせて用意することで水槽の管理を確実に行えるようにしていくのです。

※当記事後半に、メンテンナンス用品、消耗品の一覧があります。どうぞ参考にしてください。

当サイトおすすめのアクアリウムセット

ここからは、実際の商品を見ながらの解説となります。

コリドラス・シクリ

今から提案するのは

・小型熱帯魚の混泳と簡単な水草育成を楽しむ
・初心者さんでもメンテナンスをやりやすくする
・後々拡張性のあるセットにして、技術が向上した後も長く楽し

というテーマで選んだものです。

それぞれの器具に解説をつけていますので、少し長くなりますが是非参考にしてみてください。

基本器具

水槽セット

お一人様1点限り 60cm水槽セット オールガラス水槽 EJ-60 水槽台(シロ木目)セット (外部フィルターVX-75付属) 初心者

水槽セット

出典
http://www.shopping-charm.jp

>>商品販売ページを見る(チャーム本店)

こちら基本となる水槽セットです。

水槽、水槽台、フィルターがセットになったものです。

60センチのオールガラス水槽は、水をいれるとかなりの重量になるので、このような専用台を用います。

水槽台の中は収納となっていますので、すっきりまとめることができるでしょう。

フィルターはVX-75。

ユーザーも多く信頼性の高いものとなります。

こちらは最初から濾過材がついてくるのでそのまま使用できる外部フィルターです。

外部フィルターは本体を水槽台に収納できるのでとてもすっきりするだけでなく、二酸化炭素の添加とも相性が良いので、あとあと水草水槽にするときにもそのまま使用できます。

VX-75はパワーも有り、水の出る勢いを調整できるため、水槽の維持もしやすくなります。

▼VX-75を使用している人の飼育水槽を見てみよう!
>>お宅訪問!アクア歴半年のNさんの水槽を見せてもらいました:その1

水槽用ライト

コトブキ工芸 kotobuki フラットLED 600 60cm水槽用照明 ライト 熱帯魚 水草

>>商品販売ページを見る(チャーム本店)

水草の育成に欠かせない水槽用ライトはかなり重要なものになります。

現在はLEDが主流ですが、弱すぎると水草がうまく育たなかったりするのです。

だからこそ、水槽セットとは別で購入するわけです。

今回提案するのは、フラットLED。

一般的なLEDライトの中では光が強く、水草の育成にも有効度が高いため人気のある商品です。

ヒーター

ニッソー プロテクトプラス 150W NHS-062 ヒーター サーモスタット セット SHマーク対応 統一基準適合

>>商品販売ページを見る(チャーム本店)

熱帯魚の飼育には欠かせないヒーター。

今回は幅広い状況に対応するため、温度が変更できるタイプを選択します。

この商品はヒーターと温度制御をできるサーモスタット部分が別になっていますので、後々ヒーター部分だけを交換できるので、長い目で見るとお得でもあります。

今回は60センチ水槽なので150ワットのものとなります。

▼ヒーターについて覚えよう
>>熱帯魚が煮魚に?ヒーターの使用事故を起こさないための3つの約束

ヒーターは必ず水温計とセットで使用してください。

底床

田砂 3kg

>>商品販売ページを見る(チャーム本店)

底に敷く砂やソイル。

これを選ぶのは、結構悩むものです。

今回は小型魚の混泳ということで「田砂」を選択しました。

この田砂は水質への影響が少ないので非常に扱いやすいものとなります。

粒も細かく、角もないのでコリドラスのような低層魚(水底あたりを生活圏とする魚)にも安心して使用できます。

また細かい砂は水草の植え込みもしやすいということを覚えておきましょう。
※植え込みのしやすさと、育てやすさはまた別です。

あまり分厚く敷くと手入れが難しいので、水草を植える部分を流木などを利用し盛り上げそれ以外は薄めにしておくと良いかもしれません。

▼流木ってなに?
>>買った流木が沈まない!水カビがついた!流木の使用対策の話

60センチ規格水槽であれば3キロくらいで程よい量となります。
砂は水洗いしてから使用します。

メンテナンス用品一覧

それではここから、上記のセットを管理する上で、用意しておきたいメンテナンス用品を紹介していきます。

商品詳細ページを見たいときは、各商品名をクリックしてください。

テトラ コントラコロライン+
魚にとって有害な水道水に含まれる塩素などを無害化するものです。
水換えのたびに使用しますので、500ミリリットルのものを選択しました。

バケツ
水換えなどに使用します。長く使うのでしっかりとしたものを用意しましょう。フタ付きのものだと、魚を避けておくときに飛び出し防止になるので便利です。

プロホース
水槽の水を抜くときに、ついでに底床の汚れを抜くものです。環境の維持に大きく役立ちます。

プラケース小
小さな透明の容器は、魚を水合わせしたり、道具を置いたりなどに役立ちます。

長めのピンセット
長めのピンセットは、水槽に水草を植えたり、ゴミをとったりなど大きく活躍します。

ネット
魚を掬うためのネットです。魚を傷つけにくい目の細かいものを選びましょう。

まとめ

今回の記事、参考になりましたでしょうか。

アクアリウムは手間はかかりますが、その手間もとても楽しいものです。

不安も多い、初めてのアクアリウム。

しっかりと勉強しながら、じっくりと堪能してください。

▼この記事を書いているのはどんな人?
>>ライターのプロフィール、飼育経験のお話はこちら

また、当サイトでは、他にもいろいろな初心者さん向けの記事を紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。

それでは閲覧有り難うございました。

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