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メスのほうが派手な魚スファエリクティス・バイランティ

      2016/04/26

本日紹介するのは、メスのほうが派手になる魚、スファエリクティス・バイランティ(Sphaerichthis vailanti)の紹介です。

ゼブラチョコレートグラミーとも言われる彼らは、うまくいけば繁殖までできると言われていますが…実は少し飼育の難しい魚なのです。

スファエリクティス・バイランティの魅力

スファエリクティス・バイランティ。

(画像:スファエリクティス・バイランティ

彼らはチョコレートグラミー(Sphaerichthis osphromenoides)に近い魚です。

チョコレートグラミーと聞くと、飼育の難しい魚だな…と思う方も多いのではないでしょうか。

スファエリクティス・バイランティはチョコレートグラミーよりは飼育が容易だと言われていますが…やはりデリケートな魚ではあります。

基本的には低pH(ペーハー)の軟水。
これを作れる技術を身に付ける必要があります。

多くの飼育者さんが、ブラックウォーターで飼育しているのはそういう理由や、個体を落ち着けるためなのです。

▼pH(ペーハー)ってなに?
>>pHペーハーって何?弱酸性?アルカリ性?初心者の知りたい水質の話

口も小さく臆病なので、人工飼料に餌付けていくのにも根気が必要です。

人工飼料をあまり食べない場合はブラインシュリンプなどを併用し、栄養状態を悪くしないように気を使います。

▼ブラインシュリンプってなに?
>>ブラインシュリンプって何?孵化のさせ方、与え方は?
>>ブラインシュリンプを沸かす(孵化)時、楽にするために覚えたいコツ

スファエリクティス・バイランティは、メスのほうが派手な色彩であることで知られています。

落ち着いた環境で飼育すると、しっかりとした発色を見せてくれるでしょう。

オスも、派手さはないですが、渋みがある見た目で魅力的です。

彼らは大人しい魚なので、混泳向きと思われがちですが、おとなしすぎるので、向いてはいません。

活発に泳ぎ、素早く餌を取る魚との相性はかなり悪いということをおぼえておきましょう。

おとなしいと言われても、グラミーらしい一面をもっており同種間では縄張り争いをすることがあります。

ペア飼育でも、万が一を考え、隠れ家になるようなものを水槽内に入れておきましょう。

水質のことなどを考えると流木がおすすめです。

流木は、緩やかにですが水質を弱酸性の軟水にする作用があります。
※流木をいれておけばスファエリクティス・バイランティに適正な環境ができるというわけではありませんのでご注意ください。

繁殖を狙う方は、まず彼らをペアでうまく飼育できなければいけません。

(画像:スファエリクティス・バイランティ

彼らの繁殖形態は独特で、メスが産んだタマゴをオスが孵化まで口の中で守るといいうものです。

孵化した稚魚の育成以前に、オスが食卵してしまわにような環境や扱いが必要。

そういう部分からも、繁殖の難易度は高いと言われているのです。

稚魚は隔離して育てるのですが、この時も水質の悪化や急変は禁物ですので覚えておきましょう。

稚魚は孵化したてのブラインシュリンプを食べることができます。

まとめ

本日紹介したスファエリクティス・バイランティ。

彼らの飼育は、ある程度の知識と技術を身につけて臨みたいものです。

このような、初級種としては紹介できない魚はたくさんいます。

美しいからと安易に手を出して失敗しないように、日頃から気になる魚の情報を集めておきましょう。

スファエリクティス・バイランティ
学名:Sphaerichthis vailanti
分布:ボルネオ島 カプアス水系
全長:6センチ
水温:22℃~28℃
水質:弱酸性~中性

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