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プラナリアにヒドラ、スネイル、ミズミミズの駆除は必要?

      2016/04/27

観賞魚やエビを飼育していると、プラナリアやヒドラ、スネイル(スネール)にミズミミズなど、予期せぬ生物に出会うことがあります。

今回はそんな生物たちのお話です。

水槽の中にはいろいろな生き物がいっぱい!

プラナリアやヒドラ、スネイルなどは外から持ち込んで水槽内に発生する場合がほとんどですが、ミズミミズやミジンコなど持ち込んでいないつもりでも増えているものです。

これらの生き物は、その見た目からして「害虫扱い」されてしまいますが、実はどれも、必ず害があるというわけではありません。

もちろん、ヒドラのように、稚エビなどを食べてしまったりするようなものもありますが、魚にとって無害な生き物もたくさんいます。

 

例えばミズミミズ、彼らはフィルターや底床の中にすみ、有機物を分解したりしてくれています。

普段は人目につかないところでくらしているのですが、水槽内が富栄養化(餌などの与え過ぎによっておきる状態)すると大量に発生して表に出てくるという存在なのです。

そういう場合は、水換えや底床やフィルターの掃除をすると、その数は自然と減っていくのです。

富栄養化は魚にとってもあまりよい状況ではありませんので、ミズミミズが良きバロメーターになってくれるのです。

今日のお話は、そんな小さな生物たちとのつきあい方のお話です。

ヒドラが大量発生

ヒドラ。

彼らは稚エビや稚魚をその触手で捉えてしまうので、結構嫌がられる存在ですね。

魚やエビがある程度成長してしまえば、問題ないのですが、それまではどうしても気になります。

彼らの駆除は、薬品を使ったり、リセットしたりと大掛かりなものになりますので、できればやりたくないものです。

 

下手に水槽をいじり、稚魚や稚エビにとって安定した環境を壊したくない人も多いのではないでしょうか。

そういう場合はやはり、手で地道に取っていくしかありません。
スポイトなどを利用し、こまめに数を減らしていくのです。

それと同時に原因の排除を行います。

ヒドラが大発生、この意外と多いのは、ブラインシュリンプです。

稚魚の餌として最適なブラインシュリンプの幼生は、ヒドラにとっても良い餌なのです。

 

▼ブラインシュリンプってなに?
>>ブラインシュリンプって何?孵化のさせ方、与え方は?

極端に数が多い場合でなければ、ヒドラを完全に駆除しなくても被害はそう大きくなりませんので、手で取りながらブラインシュリンプの量を調整し、徐々に数を減らしていきましょう。

稚魚が成長し、人工飼料に切り替えたりしていくと、ヒドラは知らぬ間に消えていたりします。

(画像:ヒドラにも有効なプラナリアZERO

もし、薬品などを使用した処理をする場合は、水槽内に少なからずダメージが有るので、しっかりと理解して行うようにしましょう。

他には、ゴールデンハニードワーフグラミーがヒドラを食べることで知られており駆除に使われることがありますが、効果にばらつきがあります。

またハニードワーフグラミーは稚エビや稚魚も食べてしまいますので、繁殖水槽には不向です。

▼ハニードワーフグラミーってなに?
>>小さな人気者ゴールデンハニードワーフグラミーの飼い方

プラナリアが大量発生

プラナリアが大量に発生。

彼らも稚エビを食べる危険のある生き物です。

少量であれば問題ないことが多いのですが、大発生した時はそうともいえません。

薬品、手での除去などはヒドラと似たような考え方なのですが、彼らの場合は「人工飼料」も餌とするので、そこも改善していかなければいけません。

(画像:プラナリア

餌の食べ残しや、砂利の中に詰まった古い餌のかけら。
これらはプラナリアにとって格好の餌となります。

プロホースなどのサンドクリーナーを使用したりして、しっかりと綺麗にしましょう。

エビなどの場合は、餌皿を使用することで、底に敷いた砂やソイルの間に、餌のかけらが潜り込んでしまうことを多少は防げますので覚えておきましょう。

バジスバジスなどの魚がプラナリアを食べることで知られていますが、エビも好物なので混泳には注意してください。

スカーレットジェムという魚も知られていますが、彼らは人工飼料には餌付きにくいので、そのあたりの勉強も必要になります。

スネイルが大量発生

大量発生したスネイル。彼らは基本的には手でとっていくしかありません。

スネイルは、一度の産卵数が多いため、早い段階で駆除する必要があります。

もし大量に発生した場合は、卵が産み付けられていないかをしっかり確認しましょう。

トーマシーという魚がスネイルを食べるのですが、なかなか気の強い魚ですので、知識を持ってから、飼育するかどうかを検討してください。

▼トーマシーについて知ろう
>>ベタ?トーマシー?グラミー?ミナミヌマエビを好んで食べる魚まとめ

まとめ

厄介者扱いされる、小さな生き物たち。

今回は対策を中心に書きましたが、彼らの生体は実はとてもおもしろいものだったりするのです。

ヒドラやプラナリアは、彼らを専門に飼育する人がいるくらい、人気のある生物でもあります。

駆除をする前に、まずどのような生き物か知る。

そういう視点があると、彼らとうまくつきあっていけるのかもしれません。

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