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ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖、雌雄判別に産卵!

   

本日のお話は、ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖についてです。

雌雄の判別や産卵、稚魚の世話などいろいろな情報を、繁殖経験のある私の知人より教えてもらいました。

実際の飼育経験談、どうぞお読みください。

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ゴールデンハニードワーフグラミーの記事に関するお知らせ

(画像:ゴールデンハニードワーフグラミー

当サイト内のゴールデンハニードワーフグラミーに関する記事に追記を行いました。

追記内容は病気や寿命についてになります。

▼追記した記事はこちら
>>ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育、寿命や病気に混泳等

ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖経験談

今回紹介させていただくのは、ゴールデンハニードワーフグラミーで熱帯魚の繁殖を初めて経験されたAさんのお話です。

それでは早速Aさんの飼育について、いろいろな項目にわけてみていきましょう。

ゴールデンハニードワーフグラミーの雌雄の判別

ゴールデンハニードワーフグラミーは成熟していれば比較的オスメスを見分けやすい魚です。

オスは特に喉元が黒くなるのでわかりやすいですね。

メスはオスに比べると、体色が薄い傾向にあります。

また、オスは「泡巣」と呼ばれるものを水面に作りますので、繁殖準備ができたサインも気が付きやすいとおもいます。

Aさんの場合は、混泳水槽で複数飼育し、そこからよく成熟した雄と雌を一匹づつ選ぶという手段でペアを得られたそうです。

繁殖セット

Aさんは繁殖のために、混泳水槽とは別に、専用の水槽を用意しました。

その水槽はM水槽と呼ばれるサイズもので、フィルターはテトラのツインブリラントフィルターというスポンジフィルターを用いています。

ツインブリラントフィルターは、二つのスポンジが付いたタイプで、そのうち一つは新品、一つはゴールデンハニードワーフグラミーの親魚が泳ぐ混泳水槽で使用していたものを移動して使用したそうです。

これはバクテリアを移動し、水槽の立ち上げをはやめるためですね。

その水槽には底床は敷かず、水深は少し浅めにしています。

これはゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖形態を意識したからですね。

ゴールデンハニードワーフグラミーはメスが産み落とした卵を、オスが水面に作った泡巣へと運ぶので、あまり深くはしないほうが良いのです。

ツインブリラントフィルターに接続したエアーポンプは一方コックを用いて水流を弱めます。

稚魚は親よりも水流に弱いので、この配慮は大切ですね。

水面には泡巣の支えと、稚魚の初期の餌である微生物を沸かせるために浮草(サルビニアとアマゾンフロッグピット)を多めに。

これがAさんの繁殖水槽です。

ペアリング

繁殖用水槽にはまず、オスだけを投入したそうです。

それから二週間、オスだけをしっかりとその水槽で飼育していました。

その間に、オスが泡巣をつくる様子を確認し、泡巣の維持に影響がないように水流を調整したそうです。

メスには混泳水槽のまま冷凍アカムシなどでじゅうぶんに栄養を取らせておくようにしたとも話されていました。

そのメスをいよいよオスの水槽へ投入。

そこから問題なく、その日のうちに産卵を確認。

すぐにメスを隔離しています。

この時Aさんはメスをそのまま混泳水槽に戻すのではなく、隔離箱を混泳水槽のほうへとりつけしばらく休ませたそうです。

産卵は体力を消耗しますので、そのような方法をとるのです。

親まかせの孵化と育児

ゴールデンハニードワーフグラミーはオスが巣を守り子育てをすることで知られています。

Aさんの水槽でも、産卵した卵をオスがマメに口で綺麗にし、孵化した後は沈んでいく稚魚を泡巣に戻していたといいます。

孵化から3日ほどは親まかせ。

それからオスを取り出し、メスと同様に休ませる。

そういう段取りで稚魚の育成を引き継ぐかんじだったそうです。

稚魚の育成

Aさんは稚魚の育成の初期飼料として、大量の水草に湧く微生物をメインに利用していました。

この微生物はインフゾリアと呼ばれるものです。

Aさんは浮草を多めに、そして早めに水槽に入れることでインフゾリアを確保したのです。

それだけだと不安だったのでマツモの追加も行ったそうです。

 

インフゾリアの確保のために浮草や水草を利用するのは、比較的よく行われる方法です。

私もベタの繁殖で、同様の方法をとった記憶があります。

ただ、この方法は、全ての環境で成功するわけではないということだけは、覚えておいてください。

用意する浮草の管理、水の準備、様々な条件が揃って可能になることです。

Aさんは予備としてキャベツを利用したインフゾリアの培養も行い与えていたそうです。

そこからすこしずつ様子を見ながら、ブラインシュリンプへと切り替えていきました、と丁寧に教えてくれました。

ブラインシュリンプは日に数回。

稚魚が確実に食べれるようにスポイトを使い、観察の上で分量を決めたそうです。

▼ブラインシュリンプってなに?
>>ブラインシュリンプって何?孵化のさせ方、与え方は?

稚魚が大きくなり、人工飼料に切り替える時も同じような方法で行っています。

(画像:ゴールデンハニードワーフグラミー

Aさんは、稚魚の成長後の飼育のことも、最初から視野に入れられていて、人工飼料を食べるようになってからすこしづつ、約束していた知人や、仲の良いショップに引き取ってもらい、世話をできる範囲の数まで減らしたそうです。

まとめ

本日のお話は、ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖に成功されたAさんのお話でした。

Aさんはゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖をするまえに、インフゾリアやブラインシュリンプを沸かす練習をしたりしたそうです。

これは私も経験あることだったので、気持ちはよくわかります。

 

インフゾリアを確保するための水草も、別の水槽でしっかりと準備していたので、難しいと言われる初期飼料の問題をクリアできたわけですね。

 

 

Aさんの自宅で繁殖に用られたペアもとてもしっかりと成熟した個体。

「繁殖は、その魚をしっかり飼いこむことから」

そんな基本を思い出させてくれる、素晴らしいお話でした。

Aさんご協力ありがとうございました。

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