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熱帯魚や金魚の病気の治療と原因1:白点にコショウ病

      2016/07/09

本日のお話は、熱帯魚や金魚、メダカなどの淡水魚飼育で避けることのできない「病気」のお話です。

白点病にエロモナス(松かさ病など)やカラムナリス(尾ぐされ病)など病気の種類や原因の話から、メチレンブルーやグリーンFゴールドなどの治療薬などについても話をしていきます。

 

いろいろな話に触れますので、少し長くなりますがどうぞ参考にしてみてください。

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はじめに

今回のお話を読む前に、一つ理解しておいてほしいことがあります。

それは「魚の病気の治療はいつでも、誰でも同じではない」ということです。

例えば魚病薬。

これは、魚の治療に用いられる専用薬ですが、ものによっては刺激が強く、それが原因で「病気で弱った魚」を死なせてしまうこともあるのです。

また「使用する」と一言に言っても「濃度」や「濃度を上げていくペース」も人それぞれであるので、多くの情報は「目安」でしかありません。

なぜなら、適正だと思われる量は「飼育環境や魚の状態、病気の発生原因など」で異なってくるからです。

同じ病気でも、環境が違えば対処法も変わるというわけですね。

今回の記事で紹介する方法も、そんな「目安の一つ」としてご覧いただくようお願いします。

「病気になった決定的な原因があるのに、それを解消せず、ただ薬を使う」

このようなパターンで、治らないというのはよくあることなのです。

 

魚の病気の治療は、状況を考え、できるだけ無駄なく行う。

この視点を忘れないようにしましょう。

白点病の治療と予防はメチレンブルー?

まず最初に紹介するのは、白点病です。

白点病は、淡水性と海水性で違いますので、今回は「淡水性」つまり淡水魚の白点病についてお話していきます。

 

これはとてもメジャーな病気で、多くの飼育者を悩ませるものでもあります。

この白点病は、変な言い方ですが「慣れて来れば治すのはそう難しくない」病気の一つです。(難しい場合もあります)

 

多くの病気の中で、この白点病は治療法が比較的確立されているというのもあるでしょう。

白点病はその名の通り、体に白い点がつくことで、容易に見つけることができます。

たまに「白点風」の模様があったり、傷のようなものがある魚もいますので注意してください。

 

白点病の治療の基本は「早期発見早期治療」です。

まず感染している魚を見つけたら、別の水槽に隔離をするようにしてください。

初期段階であれば、塩浴(塩0.5%ほど)で治すこともできます。

 

「高温が苦手な種類」ではなければ水温を徐々に30℃近くにもっていくことも良い方法です。

金魚やメダカなどで無加温飼育している場合は、高温治療の場合は「現在の水温」との温度差を意識して、いきなり水温を上げ過ぎないように注意しましょう。

白点病の治療で薬浴を用いる場合は

グリーンFリキッド

  • メチレンブルー水溶液
  • アグテン(マラカイトグリーン水溶液)
  • グリーンFリキッド

などを用いることが多いです。

メチレンブルーなどは、そこまで効果がきつくないぶん、使いやすい薬品でもありますので常備しておいても良いかもしれません。

メチレンブルー水溶液

薬浴をさせる場合は、白点が消えてからも5~7日ほど薬浴を継続させてください。

すぐに薬浴をやめてしまうと、再発する可能性が高いのです。

白点病の原因として多いのは、水温差、そして持ち込みでしょう。

熱帯魚などは5月ごろ、ヒーターがもう不要だと外してしまい、人の寝ている深夜や朝方に急激に温度が下がり、日中に温度が戻るという「短時間の水温差」を原因に発症してしまうことがあります。

秋口など、も同じような感覚ですね。

気候が不安定なうちはヒーターで水温を安定させておくと良いでしょう。

もう一つの大きな原因である「持ち込み」は、購入してた魚が白点病に感染していたということ。

購入時は、同じ水槽内に白点病を発症している魚がいないか注意しておくと良いでしょう。

ウーディニウム病(コショウ病、サビ病、ベルベット病)

この病気は、白点病に似ているところが多いものですが、ベタが感染しやすいことで知られています。

白点病に比べ、体表につく点が細かく発見が難しいことで知られています。

 

そのぶん気が付いた時にはもう遅いという状況になっていることが多いので、細かく観察してください。

 

薬浴は白点病と同じようなものを使用することが多いです。

 

 

この病気の治療の感覚も白点病に近いのですが、やや手強い印象を持つ方も多いかもしれません。

コショウ病の早期発見はなかなか難しいですので、画像検索などを利用し、症例をいくつも頭に入れておくと良いでしょう。

次の記事へ

それでは長くなりましたので、続きは次の記事とさせていただきます。

以下のリンクより、病気に関する他の記事に進めますのでどうご覧ください。

淡水魚の病気の治療を学ぶ

>>いろいろな治療薬!魚病薬一覧
>>第三回 カラムナリス症と水カビ病、勘違いしやすい症状
>>第二回 エロモナス感染症
>>第一回 白点病とウーディニウム病

 - 淡水魚の病気の基礎知識, 魚飼育の知識