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熱帯魚初心者が初めての夏を迎えるまでに覚えておきたい話

      2016/05/05

熱帯魚にとっての夏。

今回は、飼育開始の時期の都合で、まだ夏を経験したことの無い初心者さんに向けたお話です。

夏ほど怖いものはない?

熱帯魚。

初心者さんの中には、気温の高い国に住む彼らを「暑さに強い」と思っている人が多いのですが、実際はそうではありません。

実は、熱帯魚は一部の魚を除けば、大半が高水温に弱い魚なのです。

30℃をこえるような日が続くことで、熱帯魚はどんどんと調子を崩し、種類によっては餌を食べなくなってしまったりします。

だからこそ熱帯魚の飼育は「適温」といわれる水温を保つことが推奨されているのです。

基本的な種類は26℃~28℃あたりを好むのですが、中にはそれでは「水温が高過ぎるという魚も流通していますので、必ず購入前にしっかりと調べておきましょう。

この高水温が、夏が怖いと言われる一番の理由です。

冬は過酷だけれど

同じように過酷な冬はむしろ熱帯魚の飼育をはじめやすいとも言われているくらいのに、どうして夏はそんなに怖がられるのでしょうか?

それは、熱帯魚の水槽の水は

冷やすより温めるほうが簡単だからです。

熱帯魚の飼育には、ヒーターが欠かせないものですが、これは実に扱いやすいですし、そこまで高額なものではありません。

▼ヒーターってなに?
>>熱帯魚が煮魚に?ヒーターの使用事故を起こさないための3つの約束

それに比べると水を冷やす設備は、いろいろとややこしいのです。

(画像:クールファン

まず、一番良く使われているファン。

これは風を水面に送り、水を蒸発させることで水温を下げていくというものなのですが、湿度や設置方法により効果が大きく異なってくるものです。

また、ある程度蓋の隙間をあけておかなければ使用できないため、ハチェットやベタなどの飛び出しやすい魚を飼育している方は、通気性の高いメッシュで蓋の隙間を塞ぐなどの配慮も必要になります。

ファンを使用すると、おもったよりはやく水が減りますので、足し水の管理なども視野に入れなければなりません。

しっかり使えば、それなりな効果は期待できますが、ただ取り付けておけば良いというものではないのですね。

(画像:ゼンスイの水槽用クーラー

次に水槽用クーラー、これは価格が高く、設置にも手間がかかりますので、ある程度の知識が必要となります。

クーラーは基本単体では使用できないので、水中ポンプと組み合わせたりしなければいけないのです。
※一部単体使用できるものも存在します。

また一言でクーラーといっても、タイプもいろいろあるので覚えておかねばなりません。

 

このように、熱帯魚の水槽を冷やすというのは結構難しいものなのです。

ヒーターやファン、どちらかを使用しなければならない環境の方は、早めに製品などの情報を集めておくようにしましょう。

▼価格も分かる!水槽用クーラー一覧!
>>水槽用クーラーはどれがおすすめ?製品一覧比較!

まとめ

熱帯魚の水槽を冷やす。

言葉で聞くと簡単ですが、実際に行おうと思うとかなり難しい物になります。

ですから初心者さんは、今くらいから対策を考え、知識をつけるようにしておきましょう。

 

そのためにはまず、水槽に取り付ける水温計だけでなく、室温計を部屋におくことがおすすめです。

室温(気温)と水温の関係。

これをしっかりと把握すれば、対応もより取りやすくなります。

設置環境によっては、室温の上がりやすい時間帯だけ、部屋にある人間用のクーラーを作動させるなどすれば、以外と対処できてしまったりもするからです。

それと水槽用ファンを組み合わせて、うまく乗り切る人もいます。

 

水槽用ファンの使用時に、室内の空気をサーキュレーターで動かすなどで効率をあげる人もいます。

 

アイディア次第で乗り越えやすくなる夏。

厳しい季節ですが、しっかりと経験し自分の飼育技術へと結びつけていきましょう。

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