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ネイチャーアクアリウムの魂「アクアプランツ2016年」レビュー

      2016/10/24

本日レビューするのは、アクアライフの増刊号「アクアプランツ」です。
2016年5月16日発売、No.13号になりますね。

今回のアクアプランツは「ネイチャーアクアリウムの魂」

昨年の8月に逝去された、ADAの天野尚さんを偲ぶ企画がメインの号となっています。アクアプランツネイチャーアクアリウム

▼漫画からバックナンバーまで!
>>アクアリウム書籍レビュー 一覧へ

水草専門誌アクアプランツってどんな雑誌?

アクアプランツは、当サイトではじめてレビューしますので、少し説明させていただこうと思います。

(画像:アクアプランツはバックナンバーも入手できる)

この雑誌は基本的には水草にスポットをあてた専門誌となっています。

月一冊発売しているアクアライフの、増刊ですね。

こちらは水草以外にも、アグラオネマなどのアクアリストに人気の高い熱帯植物をとりあげたり、レイアウトについて解説したりと、幅広く「アクアプランツ」を楽しめるようなものとなっています。

ネイチャーアクアリウムの魂

アクアプランツネイチャーアクアリウムネイチャーアクアリウムというものは、解説するより見てもらったほうが良いと思います。

言葉には言い表せない魅力がたくさんあるのですね。

ネイチャーアクアリウムは水草や魚、水槽や器具に至るまで、アクアリウムというものの魅力を最大限に引き出す一つの形とも言えるのではないでしょうか。

 

この特集は、いろいろな方が作った「ネイチャーアクアリウム」が紹介されるところから始まります。

解説や、作者さんのコメント掲載もしてくれていますので、レイアウト作りの参考になると思いますよ。

 

その後には、天野尚さんの作った作品が14点掲載されています。

それを見ていると、改めて「ネイチャーアクアリウム」の幅広さに感動します。

 

 

「ネイチャーアクアリウム」についてよく知らない人は、できるだけたくさんの作品を見るようにしてみてください。

天野尚さん、そして多くの愛好家さんたちが生み出したネイチャーアクアリウムは、驚くほど多様性を持っているのです。

一部の作品を見て「ネイチャーアクアリウムはこういうもの!」という固定概念ができてしまうのは結構もったいないことだと思います。

 

新潟のADAのギャラリーや、すみだ水族館で生のネイチャーアクリウムを見ることもできますし、ADAから発売している雑誌である「AJ(アクアジャーナル)」や、インターネットを通してでもたくさん見ることができます。

 

それをじっくりと見ていけば

「こんなアクアリウムもあるんだ!」

という気持ちをたくさん味わえると思います。

変わった水草紹介!

AquaticBizarrePlantsというコーナーでは「珍奇、奇妙」な水草たちが紹介されています。

個人的に大好きなグループである「アポゲトン」がいくつか紹介されていたのは嬉しかったですね。

(画像:バナナプラント

昔から人気のある水草である「バナナプラント」も紹介されていました。

バナナプラントはしっかり育つと浮葉(水面に浮かんでいる葉)を出すので独特のレイアウトを作ることもできますよ。

私が浮葉好きということもあり、このコーナーはとてもテンションが上りましたね。

バナンプラントのように、浮葉を出す水草は意外と多いので、ちょっと注目してみると面白いかもしれません。

少し誌面とは話がそれてしまいますが、アポノゲトンの中にも面白い浮葉を出すものがありますね。

普及種だと「タイワンガガブタ」なんかは扱いやすいし見た目も良いしおすすめです。

▼アポノゲトンの魅力!
>>難易度が高い水草?アポノゲトン(レースソウ)の魅力

ダッチアクアリウムのコンテスト!

ダッチアクアリウムはかなり古くから続いているレイアウトのスタイルです。

幼いころにダッチアクアリウムに強く憧れた記憶がありますね。

こちらはネイチャーアクリウムとはまた違う感じで、独特の美しさをもっていますので、是非見てみてください。

日本より海外で親しまれているものなので、もし検索をかけるならカタカナではなく「dutch aquarium」といれて見てみると良いかもしれません。

アクアリウムに対する感覚は国ごとで違いますのでそうやって日本語以外で検索をかけると面白いですよ。

他には「hardscape aquarium(ハードスケープアクアリウム)」なんかもおすすめです。

今回のアクアプランツには「プランツタンクコンテスト」というオランダ(ダッチアクアリウム発祥の地ですね)で開催されたコンテストの参加作品が掲載されています。

大きな水槽作品が多いですが、中には60センチ水槽のものもあったりします。

水槽だけでなく水槽台などにも注目してみると、非常に面白いですね。

ハードスケープアクアリウムにも!?流木カタログ

その名の通り、流木のカタログですね。

違う記事でも話しましたが私は流木が大好きなので、とても長い時間このページを眺めていました。

(画像:安価な流木も侮れない)

先ほどちらっと話に出した「ハードスケープアクアリウム」なんかは流木だけのシンプルなレイアウトも多いので、流木好きは是非検索してみてくださいね。

今回のカタログでは、いろいろな形状、タイプの流木たちを眺めることができます。

ADAのブランチウッドやホーンウッドはもちろんのこと、ソネケミファやチャームなど、各メーカーショップの売り出している流木が紹介されています。

こういう記事を見ると、流木探しに出かけたくなりますね。

アグラオネマ・ピクタムのバリエーション

アクアリストに人気の高い、アグラオネマ・ピクタム

アグラオネマ自体は園芸の世界でも古くから親しまれてきたので、園芸品種であればホームセンター等でも見かけることができます。

※園芸品種とは交配や選抜を繰り返したりして作られたもの等を指す言葉です。栽培品種という言葉と同じか、ほぼ同じ意味として使われます。

ただ「ピクタム」となると、なかなか置いている店も少ないですよね。

(画像:ピクタムと呼ばれるものにもいろいろとある)

私の住んでいる地域でも、数年前に比べれば、少しづつ取扱店が増えてきたかな…という印象です。

ピクタムはどちらかいうと園芸家よりアクアリストに人気の高い植物なので、園芸店よりもアクアリウムショップのほうが見かける機会が多いというのも、一つの特徴といえるかもしれません。

(画像:育てやすいアグラオネマ・シルバークイーン
※シルバークイーンは「ピクタム」ではありません。

アグラオネマ自体は昔から「葉」を楽しむ植物として知られているものですね。

先程も少しお話したとおり、園芸品種も非常に多く生み出されていますので、ちょっと品数の多い園芸店に行けば、様々な葉をもつアグラオネマに出会うことができます。

葉を楽しむという点ではピクタムも同じで、どんどんと新しいバリエーションが入ってきていますね。

今回のアクアプランツに掲載されているのはそれのごく一部ですが、その奥深さを改めて思い知らされます。

▼ジュエルオーキッドも大人気!
>>葉を楽しむ蘭ジュエルオーキッド!マコデス・ペトラの魅力と育て方

▼植物をレイアウトした水槽「パルダリウム」を作ろう
>>パルダリウムの作り方。初心者の水槽、植物、環境の選択

水草をそろえるトリミング

マニアックな水草を紹介したり、レイアウト水槽が掲載されていたり。

初心者からすると「ちょっと難しそう」と思われてしまいそうなアクアプランツですが、実はそんなことありません。

意外とこのアクアプランツには、初心者向けの情報が掲載されているのです。

(画像:長めのピンセットは安価なものでも良いので用意したい)

今回で言うなら「カンタン成功!育成トリミングのコツ」

その名の通り水草を「育てるためのトリミング」を教えてくれます。

水草をどのように切ればいいのか、どうやって植えれば良いのかということなどを徹底的に解説してくれています。

ここに書かれていることは、別に「CO2を添加している本格的な水草水槽」でなくとも役立てれることです。

結構ボリュームありますので、読み物としても楽しいです。

水草って慣れていないと意外と植える時に茎や葉を折ってしまったり、トリミングのタイミングを間違えてしまったりするので、こういう話は初心者にはとても嬉しいものではないかと思います。

他にも「ガラス水槽の汚れ落とし」なんかもありますので合わせて読んで見るといいかもしれません。

アクアプランツレビューまとめ

アクアプランツvol.13のレビューどうでしたでしょうか。

レイアウト水槽に泳いでいる魚のセレクトも面白いので、何回も読みなおしてしまいますね。

こういうものを見ていると、昔と比べてずいぶんといろいろな水草が身近に手に入る用になったんだなぁと感じますね。

それ以外にも、アグラオネマやジュエルオーキッドのような「水草以外の植物」やクリプトコリネやブセファランドラなどの「水上栽培」なんかも、どんどんと知られていっているような気がします。

▼クリプトコリネの水上栽培!
>>初心者には難しい?クリプトコリネの水中栽培と水上栽培

アクアリウムショップと園芸店では取り扱う植物の種類や視点がいろいろと違うのも、面白いですね。

水草も「植物」という幅広い視点から捉えると、新しい発見がいろいろとあるような気がします。

来月発売するアクアライフ7月号(アクアプランツはアクアライフの増刊号です)はアクアリウム、ビバリウム、バルダリウムの特集。

これまた植物に大きなスポットの当たりそうな企画ですね。

次回のアクアライフは2016年6月11日に発売予定です。

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