Guppy(グッピー)|熱帯魚アクアリウム入門WEBサイト

熱帯魚やメダカ等のアクアリウム入門サイトです。各魚の飼育に関するお悩みを解決していきます。グッピー、ベタ、アカヒレ、ミナミヌマエビ等様々な魚の飼育方法を公開しています。

熱帯魚の餌はゴキブリ?デュビアを飼育して与えてみよう!

      2016/07/21

熱帯魚の生き餌として用いられることのある昆虫。

そんな中の一つに「ゴキブリ」があります。

今回は餌用ゴキブリとして普及しているデュビアについてのお話です。

ペットとしても飼育されている?

デュビアは、アルゼンチンモリゴキブリとも呼ばれる、中米から南米に暮らすゴキブリです。

日本でよく見かけるゴキブリと違い、つるつるした壁面が登れず動きもそこまで速くない。

そんなちょっとおとなしめのゴキブリなのです。

飼育もしやすく、ペットゴキブリの入門種としても広く親しまれています。

今回は熱帯魚の餌としての利用をピックアップしましたが、彼らは飼育してみると想像以上に愛らしい生物だということも、合わせて覚えておきましょう。

デュビアを餌として使う

肉食魚の餌として、良く用いられるデュビア。

彼らはなぜ、今生き餌としての人気が高まっているのでしょうか。

それは、生き餌昆虫の主力である、コオロギ(ヨーロッパイエコオロギ、フタホシコロギなど)に比べて、彼らが死ににくいので、管理がしやすいということにあります。

基本的に共食いもせず、狭いスペースで多い数を飼育できるので、保管がしやすいのですね。

繁殖も簡単で、幼体も親と同じケースで飼育しておけば良いので、、生き餌を自宅で容易に生産できるというのもありがたいところです。

デュビアの難点

彼らの難点は、繁殖のペースがやや遅いことにあります。

軌道に乗ると、それなりな速度にはなるのですが、やはりコオロギと比べると、どうしても遅いと言わざるおえません。

コオロギの繁殖より手間はかかりませんが、一定数を毎日確保し続けようとすると、それなりな数を飼育しておかなければいけないのです。

(画像:デュビア

長期的なデュビアの繁殖を考える方は、まずは親を増やすために餌として与えず、しっかりと数が揃ってから、雌雄のバランスを見ながら餌として利用すると良いでしょう。

デュビアをうまく繁殖させるために

デュビアは、ある程度過密に飼育したほうが、繁殖ペースが早くなる傾向があります。

彼らは卵胎生といい、お腹の中で卵を孵し、幼体の状態で子供を産み落とします。

だから、知らぬ間に数が増えている。

そんなゴキブリです。

彼らは蒸れに弱いので、基本的には通気性の高いケースで飼育します。

床材はヤシガラなどを利用しても良いでしょう。

ヤシガラを敷く場合は、水を吸わせていない乾燥状態で使用します。

餌はなんでもよく食べます。

熱帯魚の人工飼料や、野菜くずなどを与えておくとよいでしょう。

野菜くずは食べ残しがあるとカビの原因となりますので、必ず取り除いてください。

その時に隙間に幼体が潜り込んでいないかを確認してください。

 

それらの餌に加え、昆虫ゼリーを常にケースの中から切らさないようにしておくとより良いです。

彼らはつるつるした面を登りませんので、足場を増やすために、紙

製のタマゴトレーや鉢底ネットなどを折り重なるようにケース内に入れます。

そうすることで、彼らの隠れ家も増え、ケース内の表面積が増えるので、繁殖をしても生活スペースが確保できるのです。

彼らは暖かくないと最悪死んでしまうので、冬期はパネルヒーターを用いて加温します。

この時は必ず、パネルヒーターを敷くのはケースの半分にしてください。

全面に敷いてしまうと温度が上がりすぎてしまう可能性があるからです。

補足:小型魚の餌としての利用?

大型魚の餌としても印象の強いゴキブリですが、彼らは一部の小型魚も喜んで食べるのです。

そのような小型魚は、自然界で小さな昆虫を食べていることもあるのですね。

だからこそ、食べれそうなサイズのデュビアを、水槽に落としてあげると、いつもとは違う反応を見ることができるのです。

補足:捕まえたゴキブリは絶対ダメ!

家の中や、外で見かける野生化したゴキブリ。彼らをつかまえて熱帯魚に与えることはぜったいにやめてください。

彼らは、汚水や殺虫剤をまかれているところを通過している可能性があるので、熱帯魚にとっては良くない状態になっているかもしれないのです。

そのような成分を水槽内に持ち込んで、それを食べさせてしまうと、一気に調子を崩してしまう可能性があります。

それと同様に、飼育下のデュビアを餌と使う場合は、できるだ魚に無害な餌(魚用の餌など)を与えます。

そうすることで、デュビアの体内に、魚に有害なものを溜めさせないというわけです。

安全な生き餌とは、飼い主の気遣いによって作られるものなのです。

 - 昆虫・蟲